2023年12月29日金曜日

2023走り納め

2023年の走り納めをしてきました。
今回のテーマは、第二神明北線の進捗確認。
どの立場の現場監督やねん
ま、立場はともかくとして、何故か新線開通となると、なんだかよくわかりませんがウキウキしますね。
特に地元ならばなおさら。
というわけで、西神南から石ヶ谷近くの建設現場まで、バイクで確認してきました。
 
西神南は、あまり行かないのと、ニュータウンという作られた街並みだけに、何度来ても迷いそうになりますが、第二神明との結節点となる永井谷JCT付近には、重機が入って本格的に工事が進んでいましたね。
今は基壇となる部分を構築しているようです。
また、ニュータウンの南西側には柵があり、その先も工事準備中のようでした。
その先の櫨谷川を跨ぐ部分は、橋脚が徐々に姿を現しており、さらに西は、西神ニュータウンの南端をかすめて国道175号線方向へ抜けるのですが、この辺りはすでに道の骨格ができつつありましたね。
このニュータウンの南端部分は、朧気な記憶では、昔は道として使われていて、土台はすでにある状態ですから、割と工事の進捗が進んでいるようです。
さらに西体育館まで行くと、その先は迂回路ができていました。
この辺りは工事の大きさが解ります。
場所的に言えば、かつての福中城のやや北ですね。
そこで国道175号線を越えた後、明石川沿いに南下するように左に大きくターンし、数100m南下して度は右へ大きくターンするようで、ここはかなり速度制限が入りそう。
今は、確保された用地がガッチリとフェンスで囲われています。
その先の、第二神明との結節点である石ヶ谷JCTも、木々が切られ、工事が進んでいる様子が窺えますね。
全体的にまんべんなく工事が進んでいる事が解りました。
開通が楽しみですね。
 
2023年は、なんだかんだツーリングも天気に割と恵まれ、ライダーとしては良い年でした。
来年は仕事も一段落しそうなんで、もっと旅に出たいですね。
 
参考:
 

2023年12月27日水曜日

派閥の政治資金問題

自民党安倍派と二階堂派の政治資金パーティーの裏金問題が、相変わらず世間を賑わせていますね。
この問題が出た時、最初に思ったのは、
対向調査でバレるのにアホちゃうか
でした。
なんでこんなことをしたのか、理解に苦しみます。
一説には、派閥からのキックバック支出を収支報告書に書くと、キックバックの額で不平の声が出るからという話もありますが、本当かどうかは不明。
いずれにしろ、近視眼的過ぎますね。
バレないと思っていたんでしょうか。
 
まず前提として押さえておきたいのは、政治家個人への政治資金としてのキックバックは合法で、問題ありません。
そして、政治家個人の政策活動費は記載義務がないわけですね。
その点を踏まえると、違法となる部分が少ない上に、実務は会計責任者が執り仕切っているはずですから、政治家個人の立件は、よほど関与が明確ではない限り、無理じゃないかなという感触です。
不記載を決めた派閥の会計担当の議員は立件も有り得ますが、それはあくまで派閥での仕事に関しての事ですから、政治家としての立件は難しそう。
 
ただ、これを受けて思うのは、そろそろ日本も厳密なアメリカ型やイギリス型の会計監査をすべきじゃないかなということです。
ネットでは、アメリカの議員報酬と比較して、日本の議員が貰いすぎという話も出ていますが、それに関しては誤解ですね。
アメリカでは、報酬と政策経費が分かれており、報酬単体と比較しても意味がありません。
公設秘書についても、2人までしか認められない日本に比べると、かなり緩やかで、当然ながら人件費も多く国から出ています。
アメリカもイギリスも、報酬と経費との境目は厳格で、アングロサクソン的な、明確な責任分化を感じる一方、私設秘書の人件費を歳費から出さないといけない日本は、アジア的な、中国で古代に私費で有能の士を抱えていた〇〇君から続く文化の名残を感じますね。
 
その歴史的背景はともかく、細部を端折って例えると、アメリカ型は給料と経費を別にした会社員的精算方法、収益に人件費も含まれる日本型は、自営業的精算方法と言えるでしょうか。
実際の額としては、下の記事が詳しかったです。
 
 
これを見ると、政策経費を加えた額は、アメリカやイギリスの方が日本より多く掛かっていますね。
仕事でもよくありますが、コンプライアンス的にきっちりしている大手は、その部分に掛かる手間も人の手も多いので、単価が高く、なあなあでやってる零細の方は、その辺りを端折っているので単価が下げられる。
報酬及び政策経費の総額を考えると、零細自営方式の日本の方が安いわけで、同じ傾向が見えますね。
ただ、今回のように、その端折った部分で問題が出るのであれば、コンプライアンスをきっちりやれば?というわけです。
ただし単価、つまり報酬と政策経費を合わせた総額は、今より確実に多くなります。
それぞれの議員に対して監査をするなら、会計士の大量動員も必要になるでしょう。
これによって、きっちりとした会計になりますが、全体としてのコストは益々掛かるようになります。
もちろん、これら経費と報酬をできるだけ低く抑える努力は必要ですが、これらの支出を、議会制民主主義のコストと見ることができるか、表面的な歳費の額しか見ないような、なんだかあいつらだけたくさんもらってずるい的な見方が変えられるのか、国民がコストをコストとして受容する大人の考えをできるかどうかが試される気がします。
いや、仕組みの理解促進の為に、むしろ試されて欲しいですね。
 

2023年12月19日火曜日

どうする家康

大河ドラマの「どうする家康」が終了しました。
ドラマですから、賛否両論あるとは思いますが、残念ながら自分はあまり刺さりませんでしたね。
なんだかんだ最後までは見ましたが。
 
1話目で春日局が嘘八百のナレーションをしていたので、神君神話のアンチテーゼ的な、人間味のある家康像が描かれるのかなと、先を楽しみにしていたんですが、途中から話があらぬ方向へ。
家康にとって信長の存在感が大きすぎ、要所要所でお市との絡みも多すぎた上、ちょっと時代背景的にあり得ない描写も多かったですね。
戦国時代を生き抜いた政治家兼軍人である家康ながら、なんか個人的な問題が続くような描かれ方でした。
家康だって人間なので、当然ながら悩みも苦悩もしたでしょうが、その苦悩がドラマの家康では小さいんですよね。
言い換えれば、個人が確立している現代人的な悩みという感じ。
リアリストたる戦国武将なのに、善人過ぎるというか、悲劇のヒーロー的というか。
当時の豪族というのは、社長や役員が世襲される株式会社みたいなもので、利益共同体なんですよね。
当然、当主の意向だけでは物事は動かず、重臣などの意向や利益なんかも大事で、しがらみだらけですし、清濁も併せる必要があるんですが、そこはあまり描かれないまま。
また、築山殿と信康に関しては、今の通説ではなく昔の通説が採用され、信長という巨人の圧力に苦悩する家康という従来像に近く、ちょっと食傷感がありました。
さらに、築山殿の経済圏の確立で平和を実現するという案。
それを進めるとしても、信長とどうしてもぶつかるので結局は戦が避けられず、むしろ楽市楽座を進めていた織田経済圏の確立に加担した方が平和が早く訪れるんちゃうの?というツッコミをしてしまうんですよね。
どうもこの古い通説やストーリーにツッコミつつ見てしまうのが、没入できない要因だったのかもしれません。
この辺りは、大河ドラマの難しさでしょうか。
普通のドラマなら、シナリオが分からないので新鮮に受け止められますが、大河ドラマの多くの視聴者は、大まかなストーリーを知っている状態。
さらに、今年は家康という、史料が多く残っている武将ですから、フリーハンドで描ける部分が少ないというのもありましたね。
 
トータルの評価の印象としては、歴史にそれほど詳しくなく、現代的なドラマを期待する層にはちょうど良い感じで、歴史をある程度知っている層で、ついついツッコんでしまう層には不評だったという感じでしょうか。
で、大河ドラマを見ようとする層は、自分も含め後者が多いので、それが難しさに繋がったような気がします。
さて、来年は紫式部ですね。
平安時代は、自分もそれほど詳しくないので、楽しく見ることができるような気もします。
ただ、興味が持つかどうかが心配ですが笑
 

2023年12月15日金曜日

サイトのリニューアル 富山の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、富山県で訪れた全てのスポットの作成が終了しました。
 
 
富山県は、お城が16城、温泉銭湯が2ヶ所、史跡が1ヶ所、資料館が2館で、合計21スポットです。
圧倒的にお城が多いですね。
富山県への初上陸は、もう前世紀の話になります。
それも、阪神淡路大震災の前ですね。
それから、幾度も富山に泊まったり通ったりしてますが、天気が悪かった印象も無いですから、お城に行きやすかったんでしょうな。
神保氏の野望と佐々成政の強情が宿る富山城に、越中三大山城。
魅力的なお城がたくさんありました。
それでも、砺波の辺りは行っていないので、その辺りはまた攻めたいですね。
あと、いつかは立山黒部を巡りたい。
まだまだ富山には目標がありますな。
さあ、次は引き続き北陸の新潟県へ。
 

2023年12月9日土曜日

チバユウスケ

先日、チバユウスケさんが11/26に無くなっていたというニュースが流れました。
KANさんも亡くなりましたし、今年は90年代に学生時代を過ごした人間にとっては、つらくて寂しい年になりましたね。
ミッシェルガンエレファントを最初に聞いた時は、衝撃でした。
こんなバンドが日本にいたのかと。
友人たちはBlankyJetCityのコピーバンドなんかをしていましたが、自分はミッシェルガンエレファントのほうが好きでしたね。
俗に言うJロックよりも硬派で激しく、どこかブリティッシュロックやロカビリーのエッセンスなんかが入っている、そんな音楽でした。
そして、そんな楽曲に力を与えたのがチバさんのボーカル。
チバさんの声は、荒々しいのに、奥底に芯となる力があり、あんな強い声が欲しいと思ったものでした。
まだ55歳。
若いのに、ただひたすらに残念としか言いようがありません。
ご冥福をお祈りします。
アベさんも随分前に亡くなってますから、ミッシェルも2人になってしまいました。
ほんと、寂しいですね。
 

2023年12月4日月曜日

どうする羅山

この前の日曜日、いつものように何気なく大河ドラマを見ていたら、なんだか聞き覚えのある声が。
この声は・・・
やっぱり哲夫やないかい!
林羅山役で出演していて、びっくりしました。
羅山は、確か先週も出ていたと思いますが、気付きませんでしたね。
調べてみると、9月に出演決定のニュースが出ていたようですが、知りませんでした。
 
笑い飯の哲夫と言えば、知る人ぞ知る、知らん人は全く知らんという仏教マニアです。
写経が趣味で、仏教に関する本も出しているほどの人。
ただ、
林羅山は儒学者なんよ・・・
羅山は、師である藤原惺窩の推挙により、若くして家康のブレーンになった人で、江戸時代の儒教的要素の基礎を作った人です。
ただ、僧形をしていますが、儒学者らしく、その思想は儒学以外を認めず、仏教も眼中に無かったみたいなんですね。
方広寺鐘銘事件のタイミングで、ドラマでは、金地院崇伝と相論するという場面でしたが、哲夫的には隣の崇伝の役のほうをやりたかったかもしれません笑
 

2023年11月28日火曜日

ぶらり三木城

春先のことになるんですが、そろそろ暖かくなってきたという頃に、バイクのウォームアップがてら、ぶらっと三木城に行ってきました。
三木市には、ちょうど良い距離というのもあって比較的よく行くんですが、三木城に行くのはかなり久々ですね。
三木城は、今の市街地とは少し離れた、俗に言う旧市街にあります。
神戸電鉄の三木駅から美嚢川を越えた先の丘陵にあって、三木市役所からは近いんですが、城跡までの道がかなり細いんですよね。
だから、近いとは言っても、なかなか車で近くを通ったついでに、というのは気分的に厳しい。
だから、バイクで寄るにはちょうどいいんですよね。
アクセスする道は細いですが、バイクや車は二ノ丸跡に建つみき歴史資料館の駐車場が使えます。
 
 
三木合戦の展示が充実していますし、入館も無料なので、三木城散策の前知識を仕入れるのにいいですね。
この日は、三木の小学校に関する展示をしていました。
母校の特集があれば、興味が湧くでしょうね。
なかなか良い企画かもしれません。
さて、三木城へ。
三木城は、史跡としては本丸だけが残っています。
あと、鷹ノ尾という急造した部分も一部が残っていますね。
 
 
正面が伝天守台の台状の地形です。
左手のちょこっと写っているのは、忠魂碑がある小山ですが、伝天守台より大きいですね。
伝天守台の近くには、自刃した別所長治の像が。
 
 
縄張図はこんな感じです。
 
 
そして、解説板。
 
 
井戸跡もあります。
 
 
城のある台地のヘリには、狭間のある塀が廻らされていますが、そこから天然の堀である美嚢川を望むことができました。
 
 
ちなみに、二ノ丸のみき歴史資料館の横には、大甕群が埋められた跡が発掘されています。
この辺りは、戦場となった城のリアルな面ですね。
 
 
参考:
 

2023年11月22日水曜日

サイトのリニューアル 石川の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、石川県で訪れた全スポットの作成を終えました。
 
 
石川県は、お城が12城、温泉が1ヶ所、観光地が1ヶ所、史跡も1ヶ所、自然が4ヶ所、資料館が2館、道路橋梁が3本で、合計24スポット。
石川県と言えば、春の北陸道ですね。
ツーリングで高速道路と言えば、やや消化試合の傾向があるんですが、北陸道は数少ない走って楽しい高速道路です。
なんと言っても、初夏の残雪が見えますからね。
日本海の陽光が見える場所もありますし、春から梅雨の入口に掛けては雰囲気が最高。
能登の交通量が少ない快走路も愉しいですし、走り回っているイメージが強いですね。
ただ、一時期は毎年行ってるぐらいの感覚でしたが、意外と訪れたスポットは少ないようで。
本当に走ってばかりなのかも笑
さて、次はお隣富山県へ。
 

2023年11月19日日曜日

KAN

KANさんが12日に亡くなっていたとのこと。
かなりショックですね。
まだ61歳。
若すぎます。
自分たちの世代は、KANさんが世に出た頃に一番音楽を聴いていた世代で、影響も受けた世代でもあるんですよね。
KANさんの言葉のセンスは独特で、とても好きでした。
きらびやかな言葉はあまり使わないんですが、頭の中に想いや情景が思い浮かぶような歌が多かったです。
ラジオのパーソナリティも当時はやっていて、いつも面白かったですね。
変化球だらけのトークで、そこらの芸人よりも面白かった記憶があります。
葬儀もKANさんらしく、ユーモアにあふれていたようですね。
遺影がいつもの夏目漱石とか。
さすがです。
しかし、本当に早すぎますね。
そして、本当に残念です。
ご冥福をお祈りします。
 

2023年11月12日日曜日

出陣の壁

「信長の野望 出陣」をプレイし始めて、1ヶ月半が過ぎました。
100万都市に住んでいるというのもあって順調に領地の塗り絵が進んでまして、この間にツーリングが1回、東京出張が1回あったのもあり、拠点が1000ヶ所に近づいたんですね。
この場面で、戦国オールスターズ登場!
 大将:織田信長
 副将:武田信玄
 副将:上杉謙信
 与力:毛利元就
 与力:今川義元
ラスボスやないかい!
拠点の細かい割り方からすると、トータルの拠点数は10万は下らないはずですが、進捗が1%未満でこのメンバーが来るとは。
今まで適当ゴリ押しプレイでほとんど負けず、たまに負けることはあっても、初期配置の適正化などで勝ててましたが、このラスボスには並のやり方では勝てないんですよね。
自分の場合は、980拠点目での登場でしたが、ネットで調べてみると、1000拠点目で出てくる場合が多く、ここで詰まっている人も多いようです。
自分もここで、いくらやっても勝てないばかりに、登録拠点枠が上限いっぱいになってしまい、ラスボスが出てきた拠点と違う拠点を選択しても同じ編成が出てきて、新しい拠点が取れなくなるという問題にぶつかりました。
委任という名のオートモードでの登録ではなく、移動中に拠点を直接タップして戦う場合は違う編成が出てくるんですが、ここでも武田信玄が大将で上杉謙信が副将とか、朝倉宗滴が大将で武田信玄と織田信長を脇に従えているとか、準ラスボス級編成で勝てず、敗戦後はエリアが通り過ぎてしまっていて、拠点が取れません。
ラスボス自体は、宿泊したホテルで何時間か掛けて強化し、何度も何度もトライして突破しましたが、1000拠点を越えると、ラスボス、準ラスボス編成がデフォになり、がっつり戦闘で狙いと配置の指示をしなくては勝てなくなり、位置ゲーのお手軽さはどこへやら。
出張の夜で暇だったから時間をつぎ込めましたが、旅行中だと相当ストレスが溜まるでしょうね。
しかも、ラスボスに対抗すべく、こちらも最強カードを切らないといけないので、今のウチの騎馬隊は、イベントで貰った武田信玄が大将、上杉謙信が副将になっています。
それまで可愛がっていた、地元の武将で固めた播州部隊も解体してしまいました。
また、レベルをマックスにしないと勝てないので、編成に入っている武将はレベル上限まで強化。
ん~、なんだかな~
愛着のある部隊ではなく、手持ち最強武将を投入すると、誰も似たような構成になってしまうと思うんですよね。
しかも、レベル上げの楽しみも、カンストで終了してしまいました。
こうなると、毎日のアプリの立ち上げや、強敵との戦闘へのモチベーションが劇下がりしてしまいますね。
俺ツエーしたい人なら、これでいいんでしょうけど。
 
色々な問題をまとめてみると、
 
・拠点の戦闘の起動から終了が長く掛かり(2分程度)、位置ゲーとしてテンポが悪い
・そのテンポの悪さ(フィールド画面に戻るのが遅い)の為、訪れた拠点を過ぎてしまう事がある
  → 上記2点はスマホの能力にも寄ると思うので何とも言えませんが。
 
・1000拠点前後で拠点戦の敵が強くなり、勝たない限り登録が上限に達して追加できない。
  → 位置ゲーなのにお手軽な戦闘ではなくなるので、旅行中に結構な時間を取られいしまいます。
 
・登録が上限でも直接戦闘はできるが、敗北すると拠点が取れない
  → 訪れたのに全くの無駄になるのは非常にストレスです。
 
・自部隊をMAX強化しないといけないので、愛着のある育成部隊から最強テンプレート部隊に変更の必要
・無課金ではレベル上限解放が僅かな人数しかできず、それもすぐカンスト
  → コツコツとお気に入りの部隊を育てるモチベーションが無くなってしまいます。
 
こんな感じでしょうか。
コーエーテクモには、お手軽が基本の位置ゲーをどう捉えているのか、というのを聞いてみたいですね。
現状、お手軽では全くなくなってしまっているので。
旅先で、デッキ登録もできないシステムの中、何分もかけて都度違う敵の構成に合わせて自部隊も編成し直し、配置や攻撃ターゲットを指示して戦闘するという場面を想定している
んでしょうか。
委任して電車で1駅移動すれば、都市部では3つ4つのエリアが取れるというゲームなのに。
それから、位置ゲーとしては、出先で敗北したら訪れても無かったのと同じというのは、致命的かもしれません。
領地を拡げて塗り絵を塗っていくというのが、このゲームのメインのコンテンツだと思うので。
そこで無駄足になるというのは、非常にストレスになります。
それが遠ければ遠いほど。
あと、個人的には、戦国時代をモチーフにしただけの安いキャラゲーじゃなく、「信長の野望」なんですから、オールスターズみたいなキャラゲー的構成は避けてほしかったですね。
強くなるまでは、大将と繋がりのある武将で構成されていて、ひとつの勢力という印象があっただけに、もったいない。
信玄と四名臣とか、信長と織田五大将の内の4人とかなら、強敵でもまだ納得感はあるんですが。
 
βテストにも参加していない分際で、今更ではあるんですが、1000拠点を超えたユーザーとして書いてみると、普通の拠点の攻略は、フィールドで出てくる夜盗と同じ扱いで良かったと思いますね。
委任というオートモードでどんどん攻略できて、ここは行った行ってないがすぐ判るし、野盗を追い払ったから領地になったという脳内補完もゲーム観に合います。
現状、〇〇何丁目の攻略戦でオールスターズ登場とか、価値が安すぎて萎えますしね。
で、100名城、続100名城、有力国人の居城、それに駅などを足してもいいかもしれませんが、これが今の拠点戦であれば、いくら強くても攻略のモチベーションは上がるんではないでしょうか。
いつか〇〇城を攻略してやるぞ、と。
そして、その登録拠点は、上限はあってもいいですが、消滅期日は無い方向で。
せっかく攻略しに行っても、勝てないと無かったことになるのは、本当に残念ですし、ストレスが溜まりますから。
 
色々と愚痴に近いものを書きましたが、領地の塗り絵は愉しく、出かけるモチベーションにもなります。
また、エリアの細かさから、委任のまま車で国道や高速を走ったり、公共交通機関だけでは到底制覇もできないので、それも歩く動機付けになるでしょう。
自分は歴史好きでゲーム好きだから1000拠点を乗り越えられましたが、現状では、そんなニッチなユーザーしか付いて行けず、投げ出されてしまうと思うんですよね。
そんなニッチな自分でさえ、もうモンハンにしようかと頭をよぎったぐらいですから。
可能性の高いアプリだと思っているので、頑張って離脱者が少なくなるよう、改善して欲しいですね。
 

2023年11月7日火曜日

38年ぶり

阪神タイガースが、38年ぶりの日本一を達成しました。
バファローズも、とても強かったですね。
流れを取れそうで取れない、とは言え取られそうになりながらも粘る、そんな7戦でした。
前回の日本一は子供の頃でしたから、同じ間隔やったら次は生きてへんな、なんて話もチラホラ出ますが、今はただ喜びたいですね。
ただ、今回、気になったのは、第4戦、第5戦の中嶋監督の采配に議論があったこと。
スポーツの結果というのは、歴史と同じで、ifはありません。
同じ状況を再現して検証のしようがないからです。
なのに、ミスという言葉が飛び交っていたのは気になりますね。
采配には、当然ながら成功と失敗があります。
意図する結果が得られれば成功、得られなければ失敗。
すこぶる単純ですが、ただ、ミスとなると、意味が違ってきます。
missとfailの違いですね。
敗戦した以上、失敗=failですが、采配に合理的理由があれば、それはmissでは無いと思うんですよ。
 
第4戦の満塁策は、前提として、俊足の盗塁王の近本がサードランナーでタッチプレイになるとアウトにできる確率が減る、ということがあります。
前進守備であれば、内野の正面にそこそこの当たりのゴロが飛び、かつ、きちんとキャッチャーに返球しないと、アウトにできない可能性が高い。
となれば、当てるのがうまい2番中野とは、有利なカウントでもなかったので、リスクを取って無理に勝負する必要が無くなります。
で、3番の森下ですが、前日も当日もタイムリーを打っている上、外野まで飛ばせる力があり、さらにホームはタッチプレイのまま。
そして、4番は調子の上がっていない大山。
となれば、塁を埋めて大山で勝負する事に、十分な合理的理由があると思うんですがね。
1点取られれば試合終了の場面ですから。
ただ、コントロールの定まらないピッチャーを替えるという選択はあったとは思いますが、そこは先の投手の配分を考えたのかもしれません。
 
第5戦の継投策は、阪神打線を抑えていた田嶋投手を引っ張るかどうかという話ですが、田嶋投手は明らかに中盤でギアを上げて飛ばしていた上、今期は完投の実績が無く、直近のCSで突如崩れています。
監督としては、7回もいい当たりを打たれていたので、先手を打って替えるというのも十分考慮に入るでしょう。
投入した山崎颯一郎が、前日までベンチ外になっていたいうのはありますが、宇田川は連投でしたし、シーズンでは勝ちパターンの投手でしたしね。
山崎颯一郎、平野という継投で締められれば、使い過ぎの感じがあった中継ぎも休ませられ、次戦以降で余裕が出ますから。
岡田監督も、6月以来の登板となった湯浅のぶっつけ本番投入という勝負手を打っていますから、勝負という意味では、それと同じだと思うんですけどね。
策が成功した岡田監督と、失敗した中嶋監督。
そこには明確な差がありますが、ミスって言葉には、なんだかモヤっとしますね。
 

2023年11月2日木曜日

丹後半島へと その3

前回のあらすじ
 
経ヶ岬の灯台は遠いんですわ~
 
伊根の道の駅を出発し、海沿いを南へ南へと進むと、やがて天橋立の北側に出ます。
天橋立の玄関口と言えば、知恩院のある南側ですが、眺望で言えば、傘松公園のある北側も昇龍観として有名ですね。
ただ、傘松公園には登らず、天橋立の西側へ。
西側からは、大内峠からの眺望が一字観と呼ばれていますが、麓とは言え、じっくりと堪能したのは初めてでした。
 
 
正に一字。
スマホで撮ると、その良さはあんまり解りませんが笑
 
天橋立の次は、淡々と西へ走って行きます。
舞鶴のとれとれセンターでサバを買ってこいとの指令が下っていたからですが、舞鶴まで行ったのなら、田辺城に寄らないわけにはいきません。
とれとれセンターからはすぐの距離で、田辺城のすぐ横に有料駐車場もありますので、お手軽ですね。
久々に見る模擬櫓と城門。
これが細川幽斎が兵500で籠った田辺城ですね。
城門はあくまで復元ではなく模擬の城門ですが。
 
 
天守台から見ると、公園となった城内の様子がよく解ります。
 
 
田辺城で個人的に好きなポイントは、城門の反対側です。
渦郭式になっている本丸から二ノ丸の辺りですが、ここは横矢が掛かるように細かに曲げられており、それがよく解る場所ですね。
ちょっと写真では判りにくいですが、いくつもある横矢掛の石垣沿いに道が通っていて、見学してくれと言わんばかり。
 
 
田辺城には若いころから何度も来ていますが、今回、新たに発見したのがこの比較地図。
城跡の北側の幹線道路の交差点にありました。
当時の堀の様子と、今の道路のどの辺りなのか、非常によく解りますね。
 
 
久々の丹後半島は愉しかったですな。
やはり、半島先端を含めてぐるりと回るのは、何とも言えず達成感があっていいものですね。
 
参考:
 

2023年10月26日木曜日

サイトのリニューアル 岐阜の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、岐阜県で訪れた全スポットの作成が完了しました。
 
 
岐阜県は、お城が27城、温泉銭湯が3ヶ所、観光地が2ヶ所、史跡が4ヶ所、自然が2ヶ所、資料館が5館、道路橋梁が2本で、愛知と共通の日本ラインを含めて全部で45スポットです。
神戸からすると、岐阜ってちょうどいい遠さなんでしょうか。
大阪からは割と近いイメージで、スキーなんかにも時々行っていたとは言え、訪れたスポットが予想以上に多かったですね。
あと、割とスポットが固まっています。
西から、関ヶ原近辺、岐阜近辺、郡上八幡近辺、そして飛騨は盆地ごと。
岐阜市の北側と、東濃がすっぽり抜けていますし、まだまだ行きたい所がありますな。
さぁ、次は岐阜から北西の石川県です。
頑張って作っていきましょう。
 

2023年10月22日日曜日

関西ダービー

プロ野球の話題になるんですが、セ・リーグ、パ・リーグとも、CSは優勝チームが勝ち抜きましたね。
これで、関西だけで行われる日本シリーズとなりました。
小学生ぐらいの頃、関西のチーム同士で日本シリーズになったら面白いのになぁなんて友達と言ってた事が、生きている間に実現するとは、なかなか感慨深いです。
両チームのホーム球場は、電車で16分の距離。
なのに、ちゃんと移動日があるのもポイントですね(笑)
そもそも両チームとも全戦自宅から行くんちゃうん?という話でもありますが。
面白いなぁと話していた頃から比べれば、ホークスは親会社が南海から変わって九州へ行き、ブレーブスは阪急から親会社が変わった上に近鉄と合併してしまい、バファローズの名で1本化されましたから、チーム数的には、それだけ関西のチームが優勝する確率も減ってしまいました。
阪神は阪神で、90年代の暗黒期を越えて2003年と2005年に優勝しましたが、以降は勝てそうで勝てない勝負弱さがずっと続いてしまいましたね。
関西ダービーなんて、自分が生きてる間には無いんちゃうか、なんて思っていましたが、まさかこの目で見ることができる日が来ようとは!
そのかわり、関東はおっそろしく静かになっているとは思いますが(笑)
 
プロ野球のチームの過半が東阪のチームで行われていた時代を考えれば、上に出たチームやファイターズ、ゴールデンイーグルスなど、球界再編で色んなチームが地方に展開し、地元密着でチームを運営するようになっているので、もちろん色々と紆余曲折はあったんですが、野球界にとっては良い時代になりましたね。
そして、関西人のプロ野球ファンとしては、今年は最後の最後まで野球を楽しめて、幸せです。
せっかくなので、存分に楽しみたいですね。
 

2023年10月15日日曜日

電話線モデムから光へ

異常なほどの通信速度低下に見舞われた我が家でしたが、無事に復旧しました。
 
 
前回は電話線モデム並の速度を叩き出した深夜ですが・・・
光の速度だ!
いや~令和の世界に帰ってきましたね。
 
速度低下についてぷららさんに問い合わせたところ、IPv6を使ってくれとのことでした。
で、我が家で使用していた Aterm WG1200HS3 では対応していないので、無償でルーターをレンタルしてくれるとのこと。
一応、ぷららさんのホームページでは、我が家のルーターは対応ルーターとして載っていたんですが、それも収容回線次第で対応するIPv6のサービスが変わるため、非対応の場合もあるようです。
やがて無くなっていくIPv4回線の増強は無駄なので、無償でルーターをレンタルしても、IPv6に移ってもらった方が安く上がって現実的ということなんでしょうね。
何にしろ、復旧して良かった!
 

2023年10月11日水曜日

ハマス対イスラエル

ハマスが大規模な攻撃をイスラエルに仕掛けてから3日。
依然として混乱は続いていますね。
当初の報道よりもイスラエル側の犠牲者は多く、外国人の犠牲者の報道もかなり出てきました。
これに関しては、外国へのハマスの心証が悪くなると思いますが、それよりも力を誇示するほうが優先されたんでしょう。
対するイスラエルは、宣戦布告を発表しました。
これは、1973年の第4次中東戦争以来とのこと。
また、ハマスに市民が非人道的な扱いをされている動画も出てきており、非常にマズいスパイラルに入ってきている感じがします。
隣国レバノンを見れば、反イスラエルとして活動してきたヒズボラも参戦する可能性が考えられますし、実際、イスラエルのレーダー施設を砲撃した模様。
そして、ハマスの支援者としてチラチラと見えるイラン。
情勢がひたすら混沌としていますね。
もともと中東は、3者対立の土地で、ユダヤ人のイスラエルと、これに対抗するイスラム教徒という図式はあるんですが、イスラム教内部も、シーア派とスンニ派で対立している状態。
これはペルシャ人のイランとアラブ人の対立という図式で、かつてのイランイラク戦争が象徴的ですね。
で、外部からはアメリカが介入し、長い間、サウジアラビアがアメリカと近しかったんですが、ここ数年、プレイヤーとして中国が参入し、サウジアラビアのアメリカ離れの兆候がはっきりしてくるなど、情勢が大きく変わってきています。
情勢が複雑すぎて、もうどの国もイニシアチブを取って制御することができなくなっているんではないでしょうか。
このまま第5次中東戦争まで行ってしまうのか。
今やイスラエルの軍事力は中東では圧倒的ですが、多方面との衝突となれば、どのように情勢が変転するか読めませんね。
できるだけ、事態が大きくならないよう祈るばかりです。
 

2023年10月8日日曜日

サイトのリニューアル 岐阜のお城終了

サイトのリニューアルですが、岐阜県のすべてのお城の作成が終了しました。
全部で27城。
 
 
岐阜県にはしばしば訪れていますし、飛騨はじっくりと回ったというのもあって、お城の数は多いですな。
地図を見ると、面白いですね。
岐阜から大垣にかけての平野部、郡上八幡周辺、下呂周辺、高山周辺と4極化しています。
ただ、東濃だけは手付かずなんですよね。
三大山城の岩村城や、明智氏ゆかりの長山城など、まだまだ行きたい城が多いです。
あとは、竹中半兵衛の菩提山城もわすれちゃいけない。
そのうち行かねば!
さて、次は岐阜のその他のスポットですね。
 

2023年10月1日日曜日

いざ出陣!

先日、友人から教えてもらったんですが、「信長の野望 出陣」というゲームが8/31にリリースさていたようですね。
俗に言う位置ゲーは、古くはガラケーのGPS機能を使ったゲームがあり、自分は国盗り合戦やニッポン城めぐりという古参のゲームをいまだに続けていますが、世間的な知名度で言えば、ポケモンGOやドラクエウォークがその代表格でしょうか。
自分はポケモン世代より上のドラクエ世代なので、ドラクエウォークをやっていますが、4年を迎えてちょっとインフレが酷い。
ドラクエって3桁のダメージが出たらテンション上がる感じなんですが、今は常時1000、2000、3000のダメージが出ますからね。
それFFやん!ってなります。
戦闘も今や特技大戦ですし。
 
そんな折、この「信長の野望 出陣」と、「モンスターハンターナウ」がリリースされるとのことで、どちらをやってみるか迷いました。
モンハンもずっとプレイしていますからね。
でも、モンハンはやっぱりがっつりアクションというイメージがあるので、信長の野望にしました。
プレイした感想は、古参の位置ゲーと今の位置ゲーの間ぐらいの立ち位置ですね。
歩いて色々と発見収集をしていくのはもちろんですが、区画区画を領地にしていくというシステムは、古参の位置ゲーに通じるものがあります。
ただ、ちょっとゲームの起動が遅いんですよね。
ドラクエウォークも、トップメニューからの起動がもうちょっと早ければお手軽なのにとよく思ったんですが、それよりも長いです。
地図データプラス区画データを読み込むからでしょうか。
区画は、何丁目単位まで分かれている場所もあるので、相当なボリュームになっているんじゃないでしょうか。
あと、自分の持っているミドルスペックのスマホでは、ちょっと重い。
3Dモデルを多く使ってるからでしょうね。
でも、領地を広げていくのは、なかなか楽しいものです。
ようやく2500石を超えました。
早く1万石超の大名を目指したいと思います!
 

2023年9月27日水曜日

懐かしきモデム時代

先週から今週にかけて、ちょっとバタバタしていまして。
なぜバタバタしていたかと言うと、夜ににっちもさっちもいかない状態で、やらないといけない事が進まないという状況になっていました。
そのにっちもさっちも行かない状況とは・・・
回線速度。
回線スピードを測ろうとスピードテストのページを開いても、そのページが開かないという絶望的な状況でした。
発生は金曜の夜からで、毎晩毎晩、遅くなってしまう状態。
どんな状態かと言うと、24日の日曜の23:22ですが、こんな数値に。
 
 
ぜぜぜぜろてんぜろさん!?
もう、嘘だと言ってよバーニィ状態です笑
いつからウチのONUはピ~ヒャラヒャラモデムになったんだろうか?
このネタが若い人には最早通じないというのも悲しいですが、それはさておき。
ちょっと酷くない?
元々が動画を見まくるわけでもなく、10Mbpsぐらいあれば機嫌良く使う優良ユーザーだと思うんですが、さすがにこれは無理。
これはUSENのサイトで、他に比べればやや遅めに出るとは言え、WiFiもオフにして、パソコンのみに絞った通信でコレでした。
ルーターが複数台あるので、機器故障を疑って、プロバイダに接続するルーターを変えてみてもダメ。
と言うか、昼に測定すると、ちゃんと150Mbps前後も出ましたからね。
機器じゃなく、明らかに収容された所が輻輳状態になっています。
月曜に時系列で測定してみると、18:30で23Mbps。
 
 
20:36で1Mbps台に。
 
 
21:34には1Mbps以下に落ちました。
 
 
日が変わって1:18には記録更新!
 
 
上りもpingも良いっていうところがなんとも・・・
ちなみに本日14:31の数値はこんな感じです。
 
 
バッチリですね笑
いやいや、夜を何とかしてくれよ!
ぷららさん!
 

2023年9月20日水曜日

丹後半島へと その2

前回のあらすじ
 
たまには丹後半島へボチボチと一般道で向かうのも、いいもんですね。
遠いけど!
 
翌日の朝は、浅茂川浦島温泉からすぐのところにある、八丁浜を散策。
薄曇りで暑くなく、この時期にしては心地よい朝でした。
 
 
この日は、網野町から丹後半島の海岸沿いを辿って行きます。
もう20年以上に、伊根の方から今回と反対向きに走った道ですが、経ヶ岬の辺りは、思ったより道が狭い部分もありました。
こんな道やったかな?なんて思いつつ、経ヶ岬に到着。
 
 
相変わらず曇天のままでしたが、展望台からの景色は穏やかでしたね。
ただ、前に来た時にはあった売店が無くなっていました。
確かに、当時からお店を営業していくほどの観光客は期待できなさそうでしたが。
でも、寂れているというよりは、綺麗に整備し直されたという感じで、展望台はすっきりしていました。
前回は灯台まで歩いたんですが、今回は時間の関係で展望台まで。
あと、暑くて死にそうだし。(一番の本音)
展望台から見ると、灯台が結構遠いんですよね。
 
 
崖の中腹ぐらいにある棘のようなものが灯台です。
山城に比べれば大したことないな、なんて思いながら、100mか200mぐらい登って行った記憶だったんですが、明らかにそれよりも遠いよなぁ
 
経ヶ岬を出発し、次は、岬を時計回りに回って伊根へ。
20年以上前に来た時は、伊根の舟屋は地図には載ってはいましたものの、ちょっと変わった漁村という感じで、ほとんど観光地化していなかったんですが、今や立派な道の駅と、そこへアクセスする広い道路があり、観光客もたくさん訪れていました。
この道の駅からは、舟屋の様子が解りやすかったですね。
 
 
海岸沿いに密集する民家と、ガレージのように見える舟屋。
独特の景色で、見てて飽きない風景でした。
次は海から見てみたいなぁ
 
つづく
 
参考:
 

2023年9月15日金曜日

アレ

阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝しましたね。
ファンとしては長かった。
長ったですね。
「アレ」
岡田監督が選手のプレッシャーを和らげるために、ひょんな事からぽろっと漏らした言葉ですが、ファンにまで広がり、ファンにも選手にも一体感が出ました。
言葉って面白いですね。
言葉が広がりを持つと、言葉自体が力も持つ。
それを実感しました。
まだまだ先はありますが、ひとまずは選手にお疲れ様と言いたいです。
そして、ありがとうも言いたいですね。
久しぶりにグッときました。
そして、今年はまだまだ楽しめそうで、幸せなことです。
 

2023年9月11日月曜日

サイトのリニューアル 愛知の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、愛知県で訪れた全スポットの作成が終了しました。
 
 
愛知県は、お城が16城、寺社が2ヶ所、史跡が1ヶ所、自然が3ヶ所、資料館が1館、道路が1本で、岐阜と共通の日本ラインを含め、全部で24スポットです。
三重県と同じでお城が多いですし、地図を見ると、すごく偏ってますね。
名古屋中心部は、ある時に地下鉄を駆使して巡りました。
そして三河湾の2本の角を含めた沿岸部は、ぐるりと周遊ツーリングした時のものですね。
なので、大動脈たる東海道から近い刈谷や安城、岡崎といった所がすっぽりと空白になっています。
まだまだ行かねばならない場所が多いですな。
さて、次は愛知県の北、岐阜県へと歩を進めますか。
 

2023年9月7日木曜日

どうする数正

どうする・・・というか、もう出奔しちゃったんですがね、数正さん。
石川数正の出奔理由は、これといった定説がありません。
どうする家康では、秀吉との戦を思い止まらせるために、身を犠牲にして秀吉方へ出奔したことになりました。
ドラマとしては、酒井忠次と共に当時の徳川家臣団の双璧を成す重鎮であった数正らしい選択ですね。
黙して語らず。
この重厚さを出すための、松重さんという配役なんでしょうね。
で、現実の数正はどうだったんでしょうか。
個人的には、島津家の伊集院忠棟のパターンが近いんじゃないかなと思っています。
伊集院忠棟も、島津家のトップクラスの重臣で、秀吉との戦いでは和睦を主張し、後には対秀吉政権との交渉役となりました。
交渉をする、ということは、秀吉幕下の様々な武将にも誼を通じていかなければならないわけで、その過程で、秀吉の勢力の大きさや人物の多様さ、そして最も大事な勢いというものを実感として持つようになります。
そういうものを持つ武将と持たない武将では、やはり判断が違ってきて当たり前なんですが、交渉役で接点があるが故に、篭絡や買収という疑念を持たれてしまい、冷静に意見を聞いてもらえないという事が増えたんではないでしょうか。
また、なぜこんな自明の事が解らないんだ、という忸怩たる思いもあったかもしれません。
現代でも、会社の経営でそういうことがしばしばありますよね。
先が見えている役員が、浮いてしまうことが。
で、忠棟は斬られた。
数正は出奔しましたが、そのまま家中に留まっていれば、先鋭化した主戦派に斬られていたかもしれません。
そんなところではないでしょうか。
創業期から、ずっと同じ方向を向いて頑張ってきた家臣達ですが、大きくなって人が多くなれば、色んな要素や価値観が入ってきます。
少年漫画と違って、みんなが同じ方向を向き続けるというのは、なかなか難しいものですね。
 

2023年9月1日金曜日

dynabookのBIOS

今、ちょっとdynabookのBIOSの設定をしているんですが、気になる点がひとつ。
どのBIOSでもそうですが、一般ユーザーのパスワードと、adminとかsupervisorといった管理者のパスワード設定が可能です。
一般ユーザーのパスワードは、PowerOnパスワードと呼ばれたりもしますね。
電源投入時に入力するパスワードで、入力することでOSが起動可能になります。
管理者のパスワードのほうは、BIOSの設定変更可能なパスワードですから、ちょっと役割が違うんですね。
で、その管理者のほうのパスワードについて。
dynabookの場合は、もちろんBIOSに入る前に管理者のパスワードを聞かれるんですが、なんと、F11キーでパスワードを打つことなくBIOSに入ることも可能でした。
人のPCなので画像は無いんですが、
 
Enter Supervisor Password or hit F11 key to proceed
F11 key limits functions
 
との表示。
行けてまうんかい・・・
ええのか?
ええのんか?
BIOS内で編集不可の設定にはできるけど、無権限者なのに見ることができてしまうのも、気持ち悪いなぁ
せめて、ユーザーパスワードは必要だと思うんですがね。
他のBIOSでも、そういう仕様になっていることもありますし。
日本メーカーのPCのBIOSを触ることがほとんど無いだけに、これが日本メーカーで一般的なのかどうかも分かりませんが、なんだかモヤっとしますね。
 

2023年8月24日木曜日

デフレの足音

中国でデフレの足音が大きくなってきていますね。
8月前半に発表された7月消費者物価指数がマイナスに転じ、生産者物価指数は10ヶ月連続でマイナスという状態です。
細かい分析は、ロイターが一番フラットで解りやすかったですね。
 
 
さらに、ここしばらくは良くないニュースがいくつか出ていました。
列記すると、
 
 
 
 
 
 
こんな感じです。
なんとなく、日本の1998年頃に似てると感じるのは気のせいでしょうか。
どうにかこうにか持ち堪えていた企業も膿が噴出し、多くの企業が倒れた年です。
デベロッパーはすでに半死半生死屍累々でしたが、バブルに踊ってデベロッパーに融資していた金融機関が耐え切れず、破綻した年でもあります。
中国では、金融セクターではまだ大きな破綻は無いようですが、不動産大手の負債規模が小国の国家予算規模に膨らみ、デベロッパーをやって収入を補填していた地方政府も、給与不払いをするほど、どうにもこうにも首が回らない状態。
雇用面を見ると、日本では、構造的な労働世代人口が減少に入った局面でありながら、不景気によって若年者世代の新卒採用が激減し、氷河期世代が誕生した頃ですね。
中国でも、労働世代人口が減少に転じていますし、日本よりも酷い新卒の就職難ですから、同じような購買力の低い世代が出て来そうです。
そして、当時の日本ではあまり関係は無かったんですが、中国ではずっと経済の支えとなっていた、外資の投資も急減しました。
米中の対立もありますが、WTOの自由主義とは反対方向で技術の剽窃さえ心配される始末で、投資環境を自ら悪化させていますね。
日本のバブル崩壊をきっちり研究していたと言われる中国政府ですが、同じ道をなぞってしまうかどうかの瀬戸際のように感じられます。
経済通がいないと言われる習政権ですが、強権が発動できるのは強みとも言えますので、どのような対応をするのか、興味深いですね。
 

2023年8月18日金曜日

ビッグモーター

ビッグモーターの不正問題が、まだまだ尾を引いていますね。
内部告発による不正動画に始まり、副社長のパワハラ、モラハラの発覚、保険会社との癒着、最悪とも言われた謝罪会見、店舗前の街路樹の枯死。
このほかにも、恫喝まがいの営業マンの対応とか、不利な契約を結ばされたとか、まだまだネタは尽きません。
そんな中、ビッグモーターの借り換えが拒否されたというニュースが流れました。
 
 
ビックモーターは上場していないので、あくまで推測値になるんですが、数百億程度の融資残高があると言われています。
その内、90億円の借り換えが拒否されたという話ですね。
それに対し、現預金は320億円程度があるようですから、当分は問題ないとのこと。
ただ、借り換え拒否は、銀行も世間の目を気にしますから、批判の飛び火を嫌がったという側面も強そうなのがひとつ挙げられるのと、取引が半減しているとのことで、会社存続に疑問が出てきているという事の裏返しでもあるんでしょうね。
次の借り換えタイミングまでに、世間に対する信用回復がある程度進んでいないと、次回も厳しいかもしれません。
ただ、再建のコンサルとして、大手のデトロイトトーマツが請けたという話ですから、大手コンサルの手腕に対する信用や、コンサルと銀行との付き合いが要素として加味されますので、世間の評価との両睨みの判断になりそうですね。
 
ビックモーター側は、今のところは比較的強気の方針なのか、300もある店舗は維持する模様で、高給な従業員にもそのまま継続して給与を出しているようです。
従業員については、ここで引き止めておかないと、この状況下で新規で就職する人は皆無でしょうし、しょうがないでしょうな。
また、直近7月は、黒字を確保したとのことでしたが、これは、規模縮小中の貿易黒字と同じようなもので、買取が減りつつ販売は以前の契約が生きている状態なんじゃないのかな、と思うんですよね。
出るお金は減る一方、入るお金はまだ余韻が続いている、と。
ただ、中古車は2万2千台以上も保有しているとのことですから、比較的現金化が容易な資産として、これはつかなり強みになりそうです。
1台100万円としても、ざっと220億円はあるということですからね。
今後は、悪質な営業が封じられるので、販売の粗利も減るでしょうし、カーセンサーの掲載からも外されたことで買取も難しくなり、粗利と売り弾の確保が課題になりそうですが、固定費の出血はそのままに、なんとか取引の循環を維持しつつ、膿出しと世間の信用の回復ができるか、時間との競争になりそうです。
でも、今回の件はミスと違ってかなり悪質な事案やからな~
日本人って悪質なのは嫌うから、信用回復はかなり厳しいかもしれませんね。
 

2023年8月14日月曜日

サイトのリニューアル 三重の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、三重県で訪れた全スポットの作成が終了しました。
 
 
三重県は、お城が17城、温泉が2ヶ所、観光地が2ヶ所、神社が1社、史跡が1ヶ所。
お城が圧倒的に多いですな。
三重県には何年か周期で行ってたんですが、そんなにお城ばっかりの印象は無かったんですがね。
お城、行ってますな。
三重には何年か周期で訪れてた印象ですが、コロナ期間中を含めて、天気が合わずに東には行けてないので、随分と期間が開いてしまいました。
桑名長島、鳥羽、志摩、熊野と、再訪も含めて行きたい場所はまだまだあります。
のんびりと辿って行きたいですね。
さて、次は東海中京の中心、愛知へ!
 

2023年8月9日水曜日

丹後半島へと その1

昨年、丹後半島へ行く機会があったので、その時の旅行記をば。
そういえば、丹後半島なんて20年以上振りですね。
 
神戸の西部から北へ向かうには、力強い味方がいます。
その名は、国道175号線!
ひたすら北へ北へ真っ直ぐ延びる国道で、4車線区間も多い大動脈です。
4車線が尽きる西脇まで北上し、そこからは田舎道をトコトコと行きたかったので、国道427号線へ入り、昼食を挟みながらさらに北へ。
途中、久々に稲草城に立ち寄りました。
 
 
学生の頃から、国道175号線も国道427号線も幾度となく走っている道で、この稲草城の案内表示も当時から知っていますし、本格的に探した事もあったんですが、実際の城跡を発見することはできませんでした。
その頃と比べると、城の案内表示もひび割れだらけで、歳月を感じます。
また、この近くの集落を通っていた国道のバイパスが、新たに川側に通され、見覚えのない感じになっていましたね。
なんだかんだ、部分部分で改善の工事がされているようです。
 
ここから、小春ロードという、これまた初めて通る道を通って氷上へ行き、さらに春日へ。
この春日にある道の駅、おばあちゃんの里で休憩したんですが、ここには黒井城の模型がありました。
 
 
黒井城も昔から行きたいと思っているんですが、まだ行けてないですね。
しかし、屹立した稜線を城郭化した、模型からでも解る堂々とした山城ですな。
 
春日からは、再び国道175号線に戻り、福知山で国道9号線へ合流して市街地を抜け、再び国道175号線を辿って北上していきます。
丹後半島まではもう少し。
大江からは、京都縦貫道でショートカットし、国道312号線に入れば、もう丹後半島です。
丹後と言えば、戦国時代末期は細川家の領地でしたが、領内の主な城は、今の舞鶴市の田辺城、宮津市の宮津城、そして峰山の吉原山城でした。
地図上で見ると、綺麗に一直線に等間隔で並んでいるんですよ。
大名による支城の配置は、主に街道筋が多かったりするので、図形的な綺麗さはなかなか難しいんですが、丹後はびっくりするぐらい整っているんですよね。
あまりにも完璧すぎて、妙に感動したのを覚えています。
夏の時期に吉原山城へ登ると倒れそうなので登城は遠慮しましたが、また城跡からの日本海の眺めを味わいたいものですね。
そうこうしている内に、峰山の市街地を抜け、網野町の市街を過ぎ、日本海にまで出ました。
この日本海の海際が今回の宿、浅茂川浦島温泉です。
かつては歴史ある漁港という感じですが、太古の昔には浅茂川湖という湖があった場所だそうで、浦島太郎伝説の残る場所でもあります。
潮の香を感じつつ、散歩したり温泉につかったりと、ゆったりと過ごせました。
 
つづく
 
参考:
 

2023年8月2日水曜日

卍マーク

サイトのリニューアルついでのような話になるんですが、MapFanで無残にもサ終へと追い込まれた「暇な時にニヨニヨするマップ(行った所をすべてプロッティングした地図)」を、サイトリニューアルの作業と並行で、新たにGoogleMap上へプロッティングし直しています。
で、ジャンル別に、お城は旗のマーク、神社や神宮は鳥居マーク、資料館は博物館マーク、温泉銭湯は温泉マークといった感じで分けて行ってるんですが、寺院は当然ながら卍マークでした。
ところがところが。
先日、ふと地図を眺めていると、知らないマークがあるではないですか。
一瞬、データベースが壊れた!?かと思いましたが、よく見ると、寺院だけが変わっているんですね。
 
 
 
で、マークの説明を見ると、仏教(法輪)とありました。
ん~仏教として直感的ではないなぁ
なんとなく解るけども。
採用は見送られましたが、
 
 
こういう意見もあるので、それで変わったのかな?
まさか使っているマークを、ユーザーが使用状態のまま変えるとは思ってもいませんでしたが、データベースが壊れてなかったので一安心です。
一瞬ですが、また全部プロットしなおし!?という絶望が走りましたからね。
びっくりしましたわ。
 

2023年7月26日水曜日

どうする本能寺

大河ドラマのどうする家康で、本能寺の回が終わりました。
信長と家康の関係に焦点を当てた本能寺になりましたが・・・ほぼ天下を手中に収めた人への謀反という大事件なのに、なんか二人の問題みたいに描かれてましたね・・・
あと、
信長元気すぎるやろ!
刺されてましたよね?
貫通してましたよね?
そんな重傷中の重傷でありながら、怒涛の殺陣に次ぐ殺陣。
そして、やれんのか金柑頭。
殺陣は岡田信長だけにさすがの安定感でしたが、刀が貫通した後だと思うと、なんだか、ね。
少年漫画的でした。
 
あと、信長を狙っていたはずの家康が、直前で暗殺計画をやめたはずの家康が、軽武装かつ家臣34人という人数で、堺にて人脈作り。
な~にしとんねん。
当時の畿内が軍事的空白であったのは間違いないですが、それは光秀にとっては、なんですよね。
家康が変を起こすとなると、隣国丹波と近江ですぐ動員可能な状態の明智勢1万3千がそのまま脅威になります。
これに光秀与力の丹後の細川氏、大和の筒井氏などが続きますから、本人含めて35人では、後処理がにっちもさっちもいきません。
もちろん、それぞれ数人の近臣や中間、下男等の身の回りの世話をする人は連れていたでしょうが、三方ヶ原の合戦ではなく、神君伊賀越えが家康の人生で最大の危機とされるのは、この人数の少なさが大きいわけで、そこらの落ち武者狩りにすら負けかねない人数では、何をどうすることもできないでしょう。
さらに言えば、最終的には本能寺でも数百、信忠が籠った二条城でも千五百ほどの人数がいたわけで、潜伏させていたという伊賀衆を含めても、下手をすれば負けかねないほどの少なさ。
しかも重臣クラスがごっそり随行していますから、変後に領国から兵を素早く率いて来るのも、統制的に難しいでしょう。
家康から信長を討つという告白を受けた後、家臣らを含め、大の大人が雁首並べてどんだけ杜撰すぎる計画を練っとんねん、という突っ込みがどうしてもよぎってしまいます。
 
史実を鑑みると、本能寺の変の前日に信長が公家らと宴会をして深夜まで愉しんでいたというのがあるわけで、そのリラックスしていたっぽい信長の姿と、どうする家康でのシリアスな覚悟を持って上洛してきた信長の姿が、どうしても合わなかったですね。
ネット上で色々と書かれていますが、個人的には、一次資料上では所在があいまいなお市は堺にいてもいいと思いますし、家康が主人公である以上、是非に及ばすや敦盛の舞が無くても問題ないどころか、何なら信長がナレ死でもいいと思ってます。
光秀も、キャラとして、いやらしい佞臣で何ら問題ないでしょう。
家康にとっては、本能寺の変という事件は遠くで起こったことですし、伊賀越えの方が遥かに危険だったわけですから。
でも、やっぱり視聴者を納得させるだけのリアリティは欲しいですな。
リアリズムの最たるものであった政治や合戦というものを、実際に自ら実行していた人たちですからね。
とこぞの武闘派が、「戦いは数だよ兄貴」とおっしゃっていましたが、その数の計算を誰よりも計算していたのが彼らなので。
あと、築山殿の信長による処断とか、供応役剥奪による光秀怨恨説とか、最近では割と否定されている説を採用しているのも、没入できない理由かもしれません。
どうしても突っ込んでしまうんですよね~
ファンタジー色が強めな深夜ドラマなら、この展開でも全然アリだと思いますけど、大河ドラマとしてはちょっとね・・・。
 

2023年7月22日土曜日

サイトのリニューアル 福井の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、福井県で訪れた全スポットの作成が終了しました。
 
 
福井県で訪れたスポットは、お城が23城、温泉銭湯が1ヶ所、観光地が2ヶ所、寺社が2ヶ所、史跡が1ヶ所、自然が3ヶ所、資料館が4館の計36スポット。
プラスで、滋賀の時に作成した、県境の柳ヶ瀬トンネルがあります。
カウントに入っている玄蕃尾城も、滋賀県との共通ですね。
城を作成し終えた段階で、意外と城が多いなという印象だったんですが、それ以外のスポットは、反対に意外と少ない印象。
滋賀県との違いは、ダラダラ滞在したかどうかなんでしょうね。
ツーリングでは、時間の関係上、どうしてもお城優先になってしまうので、その他のスポットが少なくなるようで。
ここでもM君の偉大さを感じるとは・・・
さて、次は南に歩を進めて、近畿地方に入ってるのか入っていないのかよく解らない三重県へ向かいましょうか。
 

2023年7月18日火曜日

サラリーマン増税

首相の諮問機関である政府税制調査会の答申が出ましたが、これがニュースになっていますね。
退職金控除の見直しと、通勤手当の非課税の見直しです。
これはサラリーマンにとっては、非常に大きいでしょうね。
 
退職金に関しては、勤務年数が勤務年数が20年を超えると、控除枠が拡大するという優遇があり、これが人材の流動性を下げる原因になっているため、という理由を出していますが、ちょっと理由としては弱いですな。
実際の転職市場を考えると、例えば大卒で20年以上と言えば40代半ばということになるんですが、この段階で転職しようとするようなバイタリティのある人が、退職金控除の大小で行動を左右するとは思えません。
ここからさらに5年以上経過し、50代に差し掛かると、今度は転職によって収入が下がる割合が高くなります。
 
 
転職によって年収が増える人よりも減る人が多くなる年代に差し掛かってくるわけですね。
収入が減る確率が高いとなれば、転職に踏み切るかどうかは、退職金控除の大小以前の問題でしょう。
2000年代に入って以降、退職金は減る傾向にあり、給与を手厚くして退職金を無くす会社も増えてきつつあるということで、影響する人は少なくなる方向にあるんですが、それでも理由としては筋が悪いように思います。
社会保障が足りないから増税するとはっきり言った方が潔いですな。
あと、年金では2000万円足りない題の影響もあり、近年は政府が年金以外の貯蓄や投資を勧めていますが、退職金控除はiDecoの払い戻しなどにも適用される問題で、この改悪は、近年の政策との整合性が取れていません。
その意味でも筋が良くないように思いますね。
 
次に、通勤手当ですが、確かに給与所得控除でそれらの経費的なものを勘案して枠を大きく取ってあるので、実費補填は追加収入にあたるという理由も理解できます。
サラリーマンではない自分なんかは、実経費を積み上げても、どうやっても給与所得控除には及びませんからね。
それぐらい枠としては大きい。
ですが、給与所得控除まできちんと気にしているサラリーマンの方は少数派だと思われますし、会社が交通費を出してくれているという状況では、個人の心情として、これは収入ちゃうやんか、と感じるでしょう。
相当な反発があるように思います。
特に大都市圏なんかは、住宅環境の影響もあって長距離通勤の方も多いですしね。
影響はかなり大きく、下手をすれば政権が倒れる可能性すらあるんではないでしょうか。
 
韓国への甘い対応で保守派から批判の声が上がっている中、今までも増税話が多かった岸田首相がどういう決断をするのか、非常に気になります。
 

2023年7月14日金曜日

ぶらり三田

晴雨雨雨晴のオセロ模様に潰された昨年秋のツーリング休暇。
せめて日帰りでもと、1日目の晴れは備前西部に出かけました。
5日目も行くぜ!というわけで、ちょっと時間が空きましたが、今回は三田をぶらりとした時の記録をば。
 
神戸に住む自分にとっては、三田は近いような遠いような土地です。
学生時代の友達が住んでいたので、割と身近なはずなんですが、神戸から行くとなると、意外と遠いんですよね。
そこまで走るなら篠山まで行こうか、なんてことになりがちで、近くて遠い場所です。
その三田にはお城があるんですが、なんたかんだと行きそびれたままでした。
今回は、いい機会かと、その三田城へ。
三田へは、呑吐ダムから山越えで淡河を経由するという、神戸では有名な快走ルートを通っていきます。
このルートは走り屋さんも多く、警察の方にとっても良い営業ポイントになっているので、はしゃぎ過ぎず慎重に。
淡河からはひたすら直進して、道場までまっしぐらです。
道場あたりの国道176号線は、有馬川沿いのルートで視界も広く、走っていて心地の良い道ですね。
そのまま国道176号線を北上していくと、三田市街に入るんですが、三田の城下町をベースとする旧市街を通るわけではないので、左折して神戸電鉄の線路をくぐって旧市街へ入りました。
でも、三田城を明確に示す案内はありません。
仕方がないので、少し早い昼食を摂りながら、下調べです。
現地に来てから下調べと言うのも、近場ツーリングならではでしょう。
気ままな旅ですな。
昼食を終え、三田城の場所も判ったので、その有馬高校方向へ。
しかし、武庫川沿いから見上げると、結構な崖ですな。
これは防御も堅そうです。
三田城は、有馬高校と三田小学校の辺りにありました。
三田小学校の校門には、城址碑が建っています。
 
 
三田城は、築城時期や築城者はどうも不鮮明のようですが、戦国時代後期にはしっかり機能していたようです。
色々と支配者は変遷しますが、豊臣政権末期は山崎氏、関ヶ原の合戦後は有馬氏、そして松平氏を挟んで海賊大名の九鬼氏が城主でした。
ただ、幕末まで無城大名の家格だったので、城とは名乗れなかったようですね。
この城址碑のある三田小学校が、そのまま陣屋本体の敷地だったようです。
ただ、三田城における陣屋は、大手門からすぐというのもあって行政府的な機能だったんではないでしょうか。
山崎氏時代の天守は北の崖側にあったそうですから、実質的な本丸は有馬高校の中央から東部っぽいですね。
その有馬高校の前には、水堀も残っていました。
 
 
そして、反対側には空堀も。
 
 
三田城の縄張図はこんな感じです。
 
 
三田藩の藩主であった九鬼氏は、志摩の海賊から出発した海賊大名で、戦国時代は織田家の水軍を担いました。
それが三田という内陸部に移封されてしまったんですが、操船技術を伝えるべく、城の脇の御池という池で訓練したと伝わります。
その御池は、三田大池として今も健在でした。
 
 
再開発もされずに今も在るというのは、なんだか生き証人みたいですね。
 
三田には、三田城以外にもいくつかお城があるんですが、以前に発掘調査に行けなかった城を記事にしたことがありました。
 
 
それが、蒲公英城の別名を持つ松原城です。
城跡の場所は非常に分かりやすく、神戸電鉄神鉄道場駅のすぐ東側です。
今はどうなっているか、行ってみました。
下が2022年秋の状況です。
 
 
完全に造成工事中ですね・・・
しかし、鉄路と城跡の間に窪みが。
 
 
写真の手前が凹んでいます。
鉄路より西側は鉄路より高い鹿の子台という住宅地となっていて、城のあった当時はただの山だったんでしょうけど、そこから続く丘陵を断ち切った堀切や空堀の跡でしょうか。
堀切だったら、わずかな痕跡を発見できて嬉しいんですが・・・
 
日帰りツーリング用に、近場のスポットは残してあって、今回は意外と満足感はあったんですが、気候の良い時期は、やっぱり長距離ツーリングに行きたいですね。
もうちょっと晴れ力を鍛えなくては!
 
参考:
 

2023年7月7日金曜日

サイトのリニューアル 福井のお城終了

サイトのリニューアルですが、福井県のすべてのお城を作成し終えました。
全部で23城です。
内、1城は滋賀県との県境に跨る玄蕃尾城で、ダブルカウントになりますな。
 
 
自分で考えていたよりも、数は多かったですね。
作りながら整理してみてびっくり。
コロナ禍ということもありましたし、ここしばらく、福井県には足を運んでいないのですが、一時は2年に1回ぐらいのペースで訪れていましたからね。
主要なお城は、ほぼ制覇したんじゃないでしょうか。
細かいところを見れば、寄ってみたい城もまだまだあるんですが、メジャーなところでは、後は足羽七城や、その中でも歴史上重要な藤島城、若狭の国吉城ぐらいですかね。
あと、一乗谷城の再訪もしてみたいですな。
今はもっと整備されているようなので。
当時は、一乗谷の城下町も整備がまだ途上でしたし、城の遊歩道は下草が生えまくっている状態。
写真も撮ってませんしね。
さぁ、お城も終わったので、次は他のスポットをやっていきましょう!