2017年6月27日火曜日

2017蛍

今年も蛍を見に行ってきました。
総勢18名で。
ちょっとした団体さんですな。
今年は3年振りに広島県までです。

 
 
このへん。
もう岡山県と言ってもいいぐらいの広島県なんですがね。
高梁市からおよそ1時間弱。
福山市からもおよそ1時間前後といった所です。
ちょうど4月に車も買い替えたし、長距離ヒャッホイのテンションで行ってきたんですが、往路の高梁市からの山越えで大変なことに。
途中、小石のようなものが幾つか固まって道路上に落ちている場所がありまして、そこは避けたんですが、直後から左後輪でカチカチと音が鳴るようになりました。
タイヤもまだ新しいから、避けきれなかった小石でも挟んだなと思いながら、取りあえず宿に着き、翌日の買い出しの際にタイヤを確認してみると、
釘が刺さっとるがな・・・
マジか!
新車やぞ!
お祓い済み(注:貰い物のお祓い券)やぞ!
しかし、刺さってるものは何をどう叫ぼうが刺さってるわけです。
ただ、あまり空気は抜けて無い様子だったので、そこは不幸中の幸い。
お祓いしたから山の中でバーストせずこの程度で済んだ、ということにしましょう。
あんな夜のド田舎の山道で動けなくなるのは悪夢でしかないですからね。
ふと、周りを見ると、エネオスのガソリンスタンドが。
おぉ、すぐ処置できるやんと思って前を見ると、そちらには両備オートの文字が。
しかも、土曜日なのに営業中。
これこそ、ほんま不幸中の幸いやな(^^;)
確認した時は、横向きに頭から5~6cmが張り付くような感じでタイヤにくっついていたんですが、コンパウンドを貫通してなければいいなとの願いも空しく、整備の人が釘を抜くと、スルスルスルと長い長い先っぽが出てきました。
見えてたのと同じぐらい刺さってたみたい・・・
しかし、釘は綺麗に刺さるので、修復もやりやすいはず。
バイクのパンクの時は、踏んだのがひしゃげたワッシャとボルトで、穴が歪な形になってほんま最悪でしたからね。
予想通り、数分で修復完了でした。
修理代約2000円。
前車でパンクした時に地元のガススタでやってもらった時より安い!
両備オート様様ですわ(^^)
ちなみに蛍は、夜に雨が降って10匹ほどしか見えませんでしたとさ。
 

2017年6月21日水曜日

2017通常国会閉会

2017年の通常国会が、結局は会期延長を行わないまま6月18日に閉会しました。
政府が出した法案は、63/66の成立で、成立率95.5%。
昨年の50/56に比べると約6%の上昇ですな。
なんだかんだ議論を呼びましたが、終わってみれば安定的な国会運営だったと言えるでしょうか。
今国会で話題になったは、森友問題、共謀罪、加計問題が挙げられると思いますが、なんかしょぼいイメージしかありません。
メディアが、問題を大きく見せよう見せようとしたきらいはあるんですが、本質的にどれもそれほど大きな問題とは思えませんね。
大きな問題が無かったから、大した問題でもないものをさも大問題のように報道したのか、という穿った見方すらしてしまいそうですわ(^^;)
 
これらの問題については前にも少し書きましたが、自分なりにこれら問題をざっと整理してみましょうか。
森友問題は、籠池会長自身がやや問題ある人のようですが、いろんな場所で様々なタイプの人と接するとたまに当たる、自分の友達には凄い人がいるという事を盛んに言う人、かと思われます。
実は芸能人と(遠い遠い)親戚やねん、実は有名人と友達やねん(ほとんど話したことないけど)、みたいな話と同類でしょうか。
そういう人は、大なり小なり有名人や友達を持ち上げることで間接的に自分を大きく見せるわけですが、その友達が首相や首相夫人だったりすると、名前を持ち出すことで忖度を引き出せるということなんでしょうね。
有名人には、本人すら素性の知らない人が群がってきますが、その典型的パターンのひとつかと思われます。
また、首相夫人も、無報酬の名誉職ですから、経営とは遠い。
しかも、決定的な証拠として出てきたのが、修正された手書きの振込用紙の寄付だったのでびっくり。
古今東西、政治家が問題になるのは、賄賂等の不当な利益です。
それが、政治家が法に触れない寄付をして逆に払ってる、その証拠が修正テープ付き手書き、と来れば、ちょっと苦笑してしまいそうになりますわ。
同じような形の加計問題に関しては、安倍政権以前から要望として挙がっていること、麻生政権までは門前払いだったのに、民主党政権下で要検討に格上げされていること、追及側の民進党玉木議員が獣医師会の利益代表であること、この3点で問題にするべき筋ではないことが明らかです。
そもそもお友達優遇でできるなら、第一次安倍内閣で門前払いせず、ちゃっちゃと推進されてるはずですわ。
当時の愛媛県知事も、取材でそのような事をおっしゃってました。
玉木議員については、父が当の四国の香川獣医師会副会長で、弟も獣医師、更に獣医師会から献金も受けています。
ただ、それ自体は問題ありません。
本質的に政治家は、支持してくれる人の利益代表の面がありますから、賄賂等で議員が不当な利益を得ない限りは、陳情や請願は保護れるべき権利ですからね。
ただ、利益代表として話をするのと、それを隠していかにも不正を追及しているというポーズを取るのでは、全く筋が異なります。
正々堂々と、獣医師が増えれば現在の獣医師界に競争が生じて利益が減ると議論すればいいんです。
実際、タクシー業界にも見られるように、競争はすべてにおいて正義ではなく、質の低下をもたらす可能性があるわけですから。
それを主張して、しっかりと合意形成を図る、というのが正しい活動だと思うんですがね。
また、文科省内の文書についてもですが、リークした前川前次官が、天下り問題の中心であったり、いかがわしい店に通っていたりという、質の悪そうな人物というのはまず置くとして、見付かった文書が、個人PC保管のメモのようなものというは非常に大事な事実だと思います。
自分自身、IT監査関係の仕事をすることがありますが、組織として共有すべき文書というのは、共有フォルダに存在して情報共有すべき社員が見る事の出来る状態である、というのを示す必要があります。
パスまで入ったハードコピーが証跡として要求されますからね。
ここから逆説的に考えると、共有フォルダに無い文書は組織の共有情報ではないわけです。
今回は個人PC保存のメモ。
こんなものは、監査関係に携わったことのある人から見れば、証拠にも何もならないというは自明です。
そもそも、文書中にあった「総理のご意向」というは、文書をしっかり見てみると戦略特区推進の事であり、その下に「総理のからの指示に見せかけることができるのではないか」という一文があることで、文書中で既に指示というのは否定されているんですよね。
そして何より、この問題でも、森友問題同様、安倍首相が利益を得ていないことがポイントでしょう。
かつての疑獄は、必ず政治家が不当な利益を得ています。
どんな取り上げ方をされようとも、ここが疑獄の本質ですから。
そこから外れている案件は、結局の所、筋が違うんですよね。
所謂、無理筋というやつですわ。

最後に、共謀罪ことテロ等準備罪についてなんですが、この法律は、国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約、所謂パレルモ条約に批准する為に必要です。
国際連合条約と付いている日本での名称を見ると解りますが、大きな国際的枠組の条約なんですね。
そもそもは、国際的組織犯罪を念頭に置いた条約ですが、テロ頻発を受けてテロ対策も包含されました。
これに、計画段階の処罰が含まれています。
この条約の金融作業部会であるFATFは、2008年10月に関連法制定について日本国内で条約を担保する法律を制定するよう勧告を出していますし、2014年6月には法整備の遅れについて声明を出しました。
現状、国連加盟国で締結に至っていないのは11ヶ国のみ、先進国では日本以外すべての国が締結している、というのが、日本の遅れを象徴していますね。
そして、民進党には、民主党政権時代に批准を目指して果たせなかった、という事実があります。
条約の重要性を知っていて、その進捗現実も知っているのに、反対している。
まして、テロ等準備罪では、まず組織的犯罪手段に属することが前提となっており、一般市民を対象とするにはかなりハードルが上がっているのに。
共産党や社民党などの理想主義の政党はともかくとして、政権を担う党を目指すなら、こういう対応は論外ですな。
法なんてのは、最悪を想定して策定するものであり、実質的な効用は運用次第です。
警察権を管轄する行政から独立している司法でも、不起訴や起訴猶予、嫌疑不十分という道があるわけですし。
野党側に懸念があるなら、運用面での議論をもっとするべきだったと思いますね。
それが建前論に終始してしまった。
日本商工会議所の三村会頭が、記者会見で、「討議の為の討議が行き過ぎており、今回のような形で決着するのは止むを得ない」と述べています。
実業に携わる人間としては、世界的な枠組みから外れたままでは、いつ商売に影響してくるか分からないという懸念は念頭にあったでしょう。
FATF絡みで、金融関係から締められる可能性がありますからね。
その世界的な現実があるのに、イデオロギー論から踏み出せないようでは、日本の政治の深化というのはまだまだ道半ばといったところなんでしょうな。
 

2017年6月17日土曜日

名古屋城木造天守復元

少し前の話ですが、名古屋城の木造復元が前進しているようですね。
日経のニュースですが、こんな記事が出ています。
 
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD29H3Q_Z20C16A3CN8000/
 
河村市長と議会多数会派が木造再建で合意したというニュースも昨年にありましたし、このままタウンミーティングなどを重ねて、議会での承認を求めていくということになるんでしょう。
最近は、天守にしろ、櫓にしろ、木造での復元が割と主流ですね。
昭和の頃にも天守復元のブームのようなものがあり、その大多数が鉄筋コンクリートでの復元でしたが、文化財行政が今ほど厳格ではなかったから許可されたようなもので、現在では無理という事情もあるんでしょうな。
この名古屋城の天守も、空襲で焼失してから戦後の早い時期に復元された鉄筋コンクリート製天守ですが、建てられた時代が時代だけに耐震基準に合わなくなっており、改修か建て替えかの工事は必須となっています。
そこで、復元するなら木造で、という話が出てきたのですが、城好きとしては、やっぱり木造が趣があっていいですね。
愛媛の大洲城も木造復元で、訪れたのがちょうど復元から間もない時期というのもあってめちゃめちゃ観光客も多かったですが、やっぱり木造は雰囲気が違いました。
ただ、経済的にはどうなん?という疑問符も付いて回ります。
記事にもありますが、名古屋城は最大500億円ですからね。
城好きとしては嬉しいが、そこまでする価値があるのか、というのも否定できません。
まして、無から復元、となれば効果は大きいですが、曲りなりにも天守がありますからね。
観光客にある程度予備知識がないと、今でも雰囲気としてはお城として通ってしまいますし。
しかし、県指定の史跡だった大洲城でも紆余曲折があったそうですから、初めてとなる国の指定史跡での天守復元は、調整が相当多方面に渡りそうで、実務とは関係無い人間なのに想像するのもなんか嫌ですわ(笑)
ちなみに、現在の名古屋城では、本丸御殿の復元工事が行われています。
 
http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/honmarugoten/02_fukugen/02_01_plan/index.html
 
2010年に名古屋城に行った時も、この工事の真っ最中で、行けない部分がありました。
この工事もあと僅か。
今年度中には完工して、来年度に全体公開となる予定のようです。
総事業費は約150億円。
これに天守復元工事が加われば、最大650億円。
「尾張名古屋は城でもつ」の言葉通り、城があるから繁栄した、という結果になれば、城好きとしても嬉しいですね。
 
参考:
名古屋城
大洲城
地図付きはこちら(愛知愛媛)
 

2017年6月10日土曜日

ブルートゥースイヤホンマイク装着

ずっと前に記事にしたんですが、前のヘルメットには、ブルートゥースイヤホンマイクを装着していました。
ヘルメットを買い替えたので、当然ながら、このイヤホンマイクも装着し直します。
このブルートゥースイヤホンマイク、なかなかの優れもので、本体を兼ねるスピーカー部分は500円硬貨を2回りぐらい大きくした程度。
厚さも7~8mm程度と薄型です。
ちょうどキャンペーンで安く買えたので良かったんですが、少し前に見た時には、元の価格に戻っていた上、欠品中でした。
バイクでブルートゥースと言えば、聴くだけブルートゥースなんかが有名ですが、メットの外に本体が出てしまう商品も多いんですよね。
これはメット内に収まるので、かなりいいと思うんですが、数が市場にあんまり出ていないような感じです。
ちゃんと認知されれば売れそうなのになぁ
 
それは置くとして、取りあえず、作業を開始。
前のヘルメットからイヤホンマイクを取り出し、装着先のKAZAMIの内装を剥きます。
 
 
あとはイヤホンマイクを装着し、配線をうまく取り廻すだけですが、KAZAMIは耳の所が聞こえやすいように空間が作られていて、本体兼スピーカーはそこにスッポリと収まりました。
前のヘルメットは両面テープでくっつけていたんですが、今回は収まったので固定せずそのままに。
メットを被ればズレることも無さそうやしね。
マイク部分は頬部分の内装の裏側を通します。
 
 
パチンパチンと内装を止めたら、割と固定された感じなので、マイクも固定しなくて済みそう。
最後に充電ケーブル部分を後頭部に取り廻します。
内装が全体的にカッチリしているので、上の本体やマイク部分はお手軽固定できたのですが、今度は逆にUSBの受け口部分が分厚くて、カッチリした内装に押し込みにくかったですね。
1度押し込んで被ってみたら後頭部に違和感が・・・
CR-Ⅳは内装がちょっとフワっとしてるので、どこにでも押し込めたんですがねぇ
結局、後頭部の内装と頬部分の内装の切れ目に押し込みました。
 
 
ここが一番苦労するとは予定外ですわ(^^;)
装着後、イヤホンマイクを高速で使ってみると、低音が小さくなって中音高音が大きく聞こえるように。
中高音弱いなと思っていたのはスピーカーのせいじゃなかったのか・・・
メット内でのスピーカーの位置って、耳に近いだけにかなり大事なんですね。
これで熱唱が捗るぜ!
 

2017年6月5日月曜日

ヘルメット買い替え

先日、ヘルメットを買い替えました。
CR-ⅣからKAZAMIへの買い替えで、システムヘルメットからシステムヘルメットへの買い替えとなるわけですが、かなり使い心地が違いますね。
軽くそのインプレをば。
 
まず、大きさの比較。
CR-ⅣとKAZAMIを比較すると、KAZAMIがXLの帽体というのもあるのですが、正面からだと、ひと回りKAZAMIの方が大きいです。
上から見た前後長を比較すると、ひと回り分より更にKAZAMIの方が長いかな。
ネット上にいくらでもインプレはありますが、並べてみるとやはり、
デカい。
噂通りですな。
その代わり、被った感じはしっかりしています。
重さは、と言うと、やはりKAZAMIの方が
重い。
首にちょっとズシリと来る感覚があります。
ところが、空力がうまく処理されているようで、走り出すとメットの重さは気になりません。
逆に言えば、ストップ&ゴーの市街地では気になりますが。
長距離ツーで疲れた頃に市街地に突入すると、重力に負け、心なしか勝手にうつむこう、うつむこうという力を感じます。
KAZAMIの良い点としては、やっぱりしっかりしている所。
走り出しても明らかにメット内は以前より静かです。
かなりフルフェイスに近い感じですね。
その代わりといっては何ですが、
自分の歌声がうるさい。
今まで風切り音に負けず全力で歌ってたんやな(笑)
その他では、バイザーとチンガードの上がり方がカチッとしている所。
特にバイザーは、最小段階でストップがあり、その次は上までスルっと上がるのですが、実用上は、閉めるか、風通しの為の最小段階か、全開か、というのが一般的ですから、使いやすいですね。
また、インナーサンシェードを下ろすと、サンシェードより下の部分が視界に残るのですが、これがバイザーの最小段階と同じぐらいになるので、目に入る境目の認識がひとつで済みます。
これは地味に良かったですね。
あと、インナーサンシェード越しの視界に歪みが出ないのも良かったです。
CR-Ⅳはインナーシェードを下ろすと、屈折率が変わって慣れるまで数分掛かりましたからね。
お陰で本当に眩しい時しかインナーシェードを使いませんでした。
これからは、スモークシールドと同じような感覚で手軽に使えそうです。
以上が簡単なインプレですが、この価格でこのしっかりした感じは、なかなか良いものだと思いますね。
試しに被った時にキツめかな思ったのでXLにしたんですが、実際に長距離を乗ってみると、Lでもよかったなというのが正直な所ではありますが、それ以外は、なかなか良い買い物でした。