2017年12月31日日曜日

2017走り納め

今年の走り納めはどこへ行こうかなーなんて考えていた12月初め、あることに気が付きました。
 
12/9 仕事
12/10 スポーツの助っ人
12/16~17 泊りで忘年会
12/23 仕事
12/24 スポーツの助っ人からの忘年会
12/25~30 仕事
12/31 色々片付け
 
えらいこっちゃ!
走り納めのチャンスが12/6しかない!
というわけで、12/6には用事があったので1時間ほどしか時間が取れませんでしたが、走り納め、と言えないほどの近所を走り回ってきました。
納めが早すぎるよなぁ、でもあのまま気付かず納められないよりは気分的にすっきりしたかな、なんて仕事最終日の30日の穏やかな太陽を眺めてたんですが、なんと、曇りのち雨の予報だった大晦日の今日31日、朝起きると晴れているではありませんか。
これは行くしかない!
というわけで、朝から年賀状を片付け、再び近所を走り回ってきました。
大晦日に走り納めをしたのは初めてかな?
午後から雨の予報だったので、すぐ曇ってしまったんですが、やっぱり気分的に締めるのは気持ちいいですね(^^)
終わりよければすべて良しじゃ!
 


2017年12月29日金曜日

明石駅から

時々、電車で明石駅を通過するんですが、この前、なんとなく明石城を見てみると、なんだか以前より櫓や石垣がよく見えるようになっていました。
気のせいかな、なんて思っていたら、気のせいではなく、記事になっていましたね。
 
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20171213007
 
お城の眺めの邪魔になっていたのは、通信の為の同軸漏洩ケーブルというやつで、電波がじわじわ漏れ出すから通信ができるというケーブルですな。
トンネルとかにも使われているものです。
個人的には、昔、仕事で関わりがあったケーブルなんで、久々に聞いて懐かしいな!というのが率直なところですが(^^;)
そのケーブルの撤去は、11月に行われたようです。
明石で開催されるB-1グランプリに間に合ったとか。
明石駅は高架駅で、スコーンと明石城の櫓と石垣が見渡せる絶好の位置にあるので、この撤去はお城好きとしては非常に嬉しい限りです。
明石駅に立ち寄ったり通過したりした際には、ちょっとの間だけ外を眺めてみて欲しいですね。
夜もライトアップされて綺麗ですし、なかなかお勧めの景色ですよ(^^)
 
参考:
明石城
地図付きはこちら
 

2017年12月21日木曜日

備後ツーリング その6

前回のあらすじ
 
三原城の市街地散策。
たまにはこんなのんびりしたツーリングもいい。
 
三原城散策後、高架下でコーヒーを飲みながら休憩していると、ようやく雨が上がりました。
覚悟の上とは言え、どうもすっきりしない天気ですな。
空も明るくなってきたのを確認し、三原を出発。
ただ、市街地から離れる前に、少しだけ確認しておきたいことがありました。
それを求めて住宅地の中まで走り、何度も同じ道を行ったり来たりしながら、ようやく発見。
 
 
それは桜山城への登山道です。
次に三原に来る時には、登るのだ!
その為の下調べなのです。
ま、かなりざっくりとした図なので、もう一度調べないといけない気もするけど・・・
 
三原市街のすぐ北には、国道2号線のバイパスが山の中を突き抜けていますので、それに入って東へと進んで行きます。
すると、木原という場所で海沿いの国道に下ろされました。
尾道と三原の間は残り数kmでバイパスが繋がるみたいですが、この辺り、平地が少ないので、バイパスを造るのもなかなか大変なんでしょうね。
ガッツリトンネル区間になるので、お金も掛かりそうですし。
と言っても、大昔にバイパスも無く延々と海沿いの国道を走った頃に比べれば、遥かに道路事情は改善しているんでしょうな。
鉄路と並走しながら、瀬戸内らしい海沿いの雰囲気を楽しみつつ走っていると、尾道の市街地の手前で再びバイパスの案内が出て来ました。
それに従って尾道バイパスに入り、栗原I.C.で降りて側道へ。
そして、向井峠の交差点から南進して千光寺公園へ上って行きます。
千光寺公園への道は細かったんですが、大型バスも通るので、結構危険を感じますね。
こうして千光寺公園に到着。
ただ、駐車場がえらい坂なんですよね。
どこに止めたらええんねん!と思ってると、警備の人が詰所の近くに誘導してくれました。
詰所の辺りもやっぱり坂なんですが、駐車場の中では最も緩やかな場所だったので一安心。
ついでに、警備の人もバイクに乗るようで、後ろだけミシェランになってるね的な話をしました。
やっぱりバイク乗りはそういう所を見てるもんなんやね。
終わりに、傘を貸してくれまして、有り難かったですね。
バイクには基本、傘は載せない人が多いですし。
ま、雨は止んだままだったので、使わなかったんですが・・・
 
千光寺公園では、とりあえず山頂の展望台は必須でしょう、というわけで、しばし坂を登って展望台へ。
まずは、展望台から南方向の尾道市街と向島の眺め。
 
 
ほんま、川みたいな風景ですな。
市街地の道を走ると、向島がとなりに感じられるぐらいで、かなり独特の風景なんですよね。
大昔に走った記憶が蘇りますわ。
市街地からは、ロープウェイが出ていて、その終着駅が公園の東側にあります。
 
 
坂の街ですからね。
なかなか登ってるのは骨が折れるんでしょうな。
続いて、西方向の眺め。
 
 
こちらには、美術館があったりして、落ち着いた雰囲気の区画になっています。
写真中央には、お城も見えますな。
そのお城がこちら。
ドーン!
 
 
知る人ぞ知る尾道城。
すぅんごぉいウラぶれた感が出てますね。
かなり前に閉館したそうで、現在は放置状態。
ただ、B級模擬天守を見て回ってる人には特別な何かがあるみたいで、隠れたスポットらしいですね。
ちなみに、尾道には江戸時代に城は無かったんですが、戦国時代にはこの千光寺公園辺りに城がありました。
戦国時代末期のほんの一時期ですけどね。
そちらの遺構は、残念ながらほぼありません。
 
今回、天気がもてば尾道市街の路地をブラブラしたかったんですが、思ったよりも天気が好転しませんでした。
なんで、尾道観光はここまで。
来た道を戻って国道2号線のバイパスから山陽道へ。
途中、岡山県に入ると雨が降り出し、吉備S.A.で1時間以上の休憩となりました。
S.A.にはパン屋があったので、遅い昼ご飯にちょうどええわと、パンとコーヒーを飲みながら。
今回は、雨覚悟のツーリングだったんですが、ま、予定はほぼこなせたし、上出来でしょうな。
来年は、再び九州じゃ!
と、この時は思っていたのであった・・・
 
1日目:366.6km
2日目:249.3km 合計:615.9km
 
参考:
千光寺城
尾道
地図付きはこちら
 

2017年12月16日土曜日

備後ツーリング その5

前回のあらすじ
 
16年ぶりの三原城。
でもちょっと雨が上がるのが遅いんちゃう?
ちゃんとやってよね!
 
さて、三原城の天守台周りの記憶は上書きできたので、いよいよ今回の本丸である市街地の遺構へ。
本丸なのに実際は二ノ丸とはこれ如何に?なんてしょうもないことをこぼしながら、三原駅の南側に出てみると、ありがたいことに観光協会の事務所がありました。
ここで市街地のマップをゲット。
まずは、船入櫓の石垣へGo!
16年前にあったかどうか定かではないんですが、今は分かり易い道しるべが建てられています。
 
 
この道標に従って市街地の奥へ入って行くと、二ノ丸東船入櫓の櫓台があっさり見付かりました。
 
 
しかし、櫓台の中の画像では、普通の公園と何が違うか分かりませんね。
少し離れた場所から見ると、櫓台にかけて船入らしい石垣というのがよく判ります。
 
 
ちなみに、この辺りの護岸は当時のものがいまだに使われていました。
石垣の表情に風情がありますなぁ
 
 
船入櫓の石垣にも三原城らしい特徴があります。
それは、島の痕跡。
 
 
湾にある複数の島を繋いで築かれた水軍城というだけあって、基壇部に島の岩盤の痕跡が残っています。
これほど三原城の生い立ちを示すものはないでしょう。
 
船入櫓の次は、三原城本丸中門付近。
ここには石垣がしっかり残っています。
場所は、ペアシティ三原のすぐ西側。
 
 
なんだか小さな運河のような感じですね。
ただ、この残っている石垣には違う特徴がありました。
こちらが北側。
 
 
こちらが南側。
 
 
明らかに石垣の積み方が違いますね。
北側は築城当時の野面積、南側は江戸時代以降に登場する谷積です。
補修が江戸時代なのか明治以降なのかは分かりませんが、風情としては野面積のほうが趣があっていいですね。
野趣とでもいいましょうか、無骨さがいい。
 
最後は、駅に戻って、地図に書かれていた隠れスポットの石垣。
場所としては、天守台の西側付け根ですね。
 

この石垣は高架下で、雨に濡れず休める休憩スポットになっています。
石垣を眺めながら缶コーヒーというのもオツなものですな。
 
つづく
 
参考:
三原城
地図付きはこちら
 

2017年12月11日月曜日

備後ツーリング その4

前回のあらすじ
 
尾道ラーメンうまいね。
やっぱ背脂いいっすわ!
 
備後ツーリング2日目。
この日は雨。
雨と言っても、1日降り続く雨ではなくて、昼の10時ぐらいから13時ぐらいまでが曇りという予報。
この予報は前日から確認していたんですが、天気は西から変わって行くし、その変わり目の3時間の隙間に合わせて東進すればなんとか帰って来られるという予測の元、出発したのでした。
なので、予定通り。
ゆっくりと朝風呂に浸かり、昼飯は天気次第になるはずなので朝食のバイキングはガッツリと食べました。
そしてチェックアウトギリギリの10時に出発。
雨は予想より長引いて、まだ上がってませんでしたが、ほぼ止み掛けだったので、まぁ作戦通りです。
道は、まず国道486号線で西へ向かい、県道25号線で三原久井I.C.の所から南へ。
あとはそのまま山を越えたら、第1目標の三原の駅前に到着します。
三原には、鉄路にぶち抜かれたお城があるんですね。
かれこれ16年前にも来たんですが、天守台しか行っておらず、今回は街中に点在する遺構を確かめに来ました。
まず、三原駅前にバイクを止めて、三原駅へ。
16年前に来た時は、そんなに三原城の案内が無かったような記憶だったんですが、改めて訪れてみると、しっかり観光案内がありました。
そして縄張図もしっかり。
 
 
解かり易くていいですね。
この縄張図の矢印に沿って階段を上がると、すぐ天守台です。
 
 
振り返れば、新幹線のホームが。
 
 
城をぶち抜いてやがるぜ!
ちなみに、この天守台は広島城の6倍の規模で、日本最大級との話がありますが、どう考えても天守台全部を使って天守が建っていたとは考えられず、正確には天守郭と呼ぶべきものですね。
実際、絵図には多聞櫓が描かれており、和歌山城のように多聞が囲む感じだったんでしょう。
この辺り、知らない人が単純に天守台って聞いたら誤解するよなぁ
天守台を散策しながら景色を眺めてみると、堀の向こうにに石垣補修をしている箇所がありました。
更に、天守台の西側にはちょっとした広場が設けられるようで、この時はその工事の真っ最中。
三原城にも、ようやく史跡公園らしい部分ができるようですな。
 
 
天守台の正面には三角形の山が見えますが、これは桜山です。
三原城を築城した小早川隆景が三原を掌握する前、戦国時代以前は山名氏が三原一帯を支配していましたが、その時の拠点のひとつがこの桜山にあった桜山城といわれています。
小早川隆景も、三原城の詰として考えていたともいわれていますね。



天守台近辺はこれぐらいにして、今回の目的である市街地探索へ行きますか!
 
つづく
 
参考:
三原城
地図付きはこちら
 

2017年12月5日火曜日

北朝鮮のテロ支援国家の再指定

少し前の話ですが、11/20にアメリカが北朝鮮をテロ支援国家に再指定しました。
2008年に解除して以来、9年ぶりの指定です。
タイミング的には、中国が北朝鮮へ特使を派遣した直後ですから、その成果が無かったとトランプ大統領が判断したんでしょう。
中国による北朝鮮のコントロールに期待していたのは、トランプ大統領の言動から窺えますが、1歩進んでそれはもう不可能と見切ったのかも知れませんね。
そして、11/29にこれ見よがしな北朝鮮のミサイル発射実験。
解かりやすい流れですな。
日本での前倒し総選挙も、この流れが年末にかけて予測された為だったと言えるかも知れません。
 
ところで、テロ支援国家になるとなにが起こるのか。
端的に言えば、ドルの決済ができなくなります。
正確に言えば、決済を行った金融機関がアメリカから制裁金やドル取引停止等のペナルティを課される為、取引に応じる金融機関が無くなるんですね。
国際決済を行う金融機関がドルを扱えなくなったら、開店休業みたいなもんですから。
ただ、現在でも金融制裁が加えられているので、象徴的な意味合いが強いとも言えます。
既に、個別指定で北朝鮮と取引しそうな金融機関や企業がリストアップされていますからね。
 
しかし、今回のミサイル実験は、国際的にはかなり重い意味を持ってくるかも知れません。
真上に近い角度で打ち上げるロフテッド軌道ですが、まともに発射すれば射程1万kmをゆうに超えて来る可能性があります。
こうなると、アメリカはもとより、ヨーロッパすら射程に入って来ますからね。
国際社会の風当たりも強くなるでしょう。
ヨーロッパは、北朝鮮とは直接関わりがなく、北朝鮮からミサイル発射される危険性は今の所ありませんが、外貨獲得に苦しむ北朝鮮が中東のテロリストにミサイルや技術を売り渡すとも限らない。
実際、北朝鮮はパキスタンやイランと核開発と弾道ミサイル開発で連携していましたし、シリアは北朝鮮の武器輸出のお得意さんです。
中東からヨーロッパ程度の距離なら、危険性が俄然、現実味を帯びてくる話になりますから。
最近続いている日本海沿岸への北朝鮮船舶の漂着も合わせ、なんとも言えず最近は不穏な空気が漂ってますわ。