2026年2月11日水曜日

2026年衆議院議員選挙

強烈な寒波の中、衆議院議員選挙が終わりました。
自民党の勝利を予想していましたが、現実は予想を遥かに超える圧勝とも言うべき勝利でしたね。
いや、比例枠が枯渇して他党に譲るぐらい、つまり自民党自身の予想も超えるぐらいの勝利ですから、完勝と言うべきなんでしょう。
選挙前、自民党の議席減、中道改革連合の増、あるいは横ばいを予想した評論家がいました。
自分の肌感覚とのあまりの差に、この人は何か特別な情報ソースを持ってるのか?なんて思ったりもしましたが、結局、そんなことはありませんでしたね。
その人の名は記憶に留めておくべきでしょう。
特別な情報源も無く、ただ自分の分析による予想を外しただけですから、評論家としてその程度の能力ということ。
引き続き、テレビなどに重宝されたりするでしょうから、記憶に留めなくてもデジタルタトゥーとして、事あるごとに出してこられると思いますが笑
さて、今回も様々な言葉や行動が出てきました。
自民党勝利の原動力となった「さな活」が、最も選挙に効果を発揮した現象でしょう。
その中でも、個人的に気に入ったのは、
公明の罠
三國志に登場する諸葛亮孔明が、その知略をもって敵を陥れる作戦のことを「孔明の罠」と呼び、横山三國志などでは、「これは孔明の罠かもしれない」などと、敵である司馬懿が恐れたりします。
転じて、改造マリオやマリオメーカーなどで、谷を越えようとしてジャンプすると透明ブロックが現れて谷底に落とされる現象がそう呼ばれたりしました。
歴史好きとしても、ゲーム好きとしても、非常に馴染みがあるんですよね。
今回の旧公明党を客観的に見ると、まともにやれば、小選挙区撤退や自民フレンド票が無くなることでかなりの議席減が免れない状況でありながら、比例上位独占という条件で立憲民主党と合併することで、創価学会票と立憲民主の組合票という組織票の旨味を余すことなく吸収して議席増を実現しつつ、その煽りを旧立憲民主党に請け負わせ、旧立憲民主党壊滅という惨状となりました。
まさに公明の罠!
これが選挙協力という範囲に収まっていれば、選挙互助会的な見方は少なくなり、両党の総得票数が多少は増えたでしょうし、公明党は減になるとしても、立憲民主党も比例復活等で壊滅までは行かなかった可能性が高そうなのがまた、罠っぷりを演出していますね。
ここから、さらに穿った見方をすれば、立憲民主党に安保や原発稼働といった現実的政策を飲ませたことで、立憲民主党の左派票を引き剥がすということまでやり遂げている上、次の手として、党の存続を訴えつつ不満渦巻く旧立憲民主の意見をテコに党を分裂させ、旧公明の議席増と旧立憲民主の壊滅を手土産に連立に復活するという構想を、もし連立解消の時点で考えていたのなら、斎藤代表はもう今孔明と呼ぶに相応しい策士、政治史に残る稀代の政治家ということになるんですが、これは三國志の読みすぎですかね。
埋伏の毒ってレベルじゃねーぞって話なんですが笑。
 

2026年2月7日土曜日

西松屋

1ヶ月ほど前の話になりますが、子供服チェーンの西松屋の創業者であった茂理佳弘さんが昨年末に亡くなっていたことが、報じられました。
西松屋は姫路市での創業で、現在も姫路市に本社を置く地元企業というもあって、兵庫県民としては、応援したくなる企業です。
茂理さんは、その西松屋を、姫路の大通りにあった小さな小売店から、全国チェーンにまで大きくさせた方で、言わば立志伝中の人と言えるでしょう。
ただ、その割にはあまり知られていないんですよね。
この辺りは不思議です。
また、気になるのは、地元企業というだけではありません。
ネット上で調べれば色々と分析したサイトやブログ記事が出てきますが、どこの店舗も割と、というかほぼガラガラなのに、30期連続で増収という凄い企業なんです。
どこに秘密があるのか、どんなオペレーションなのかというのは、自分に限らず社会人であれば、気になるところでしょう。
それぞれの分析サイトを見てもらえば解りますが、要は徹底的なコスト削減なんですね。
家賃地代という固定費を抑えた郊外型の店舗展開で、あの広い店舗内は2~4名程度の少人数で運営。
属人化を避けるために店舗業務を可能な限り標準化、簡素化し、衣料品などはハンガー陳列をして畳んだり移動させたりといった作業を減らすなど、新人でもすぐに経験者と同じレベルの仕事ができるようにしていたり、そのような工夫が随所に講じられています。
見せ方よりも、合理的なオペレーションや解りやすい陳列を重視する、質実剛健な運営方針ですね。
そして、さらにPBを基本とした展開で仕入れコストを削減する。
理想的な店舗運営ですね。
でも、言うは易く行うは難し。
西松屋がやっているならと、追従者が現れそうですが、それもいない。
それをできるからこその強みなんですね。
同じぐらい名前の通った赤ちゃん本舗と比べると、店内の雰囲気や商品展開の違いがよく解ります。
台湾に進出し、海外展開も始めた西松屋が、今後さらにどう伸びて行くか。
ウオッチする楽しみがありますね。
 

2026年2月1日日曜日

ニュースが衆議院選挙で占められている状況ですが、今日はレアアースに関するニュースがありました。
選挙という内政問題に目が行っていますが、外交問題では中国との軋轢が続いたままの状況。
その中で圧力カードとして使われているレアアースへの対策のひとつとして、レアアースが含まれている深海の泥の試験採取というのが行われ、成功したというニュースが流れました。
レアアースは、その名前と違ってレアではないんですが、ウランやトリウムという放射線鉱物が混ざるため、採掘や精錬の処理や廃棄物で、環境負荷が掛かってしまうのが問題です。
中国がレアアースで他国に優越しているのは、その環境負荷に対する低コストなんですよね。
要は環境を気にせずに採掘し、同じく化学薬剤をバンバン使って精錬をして、大量に放射性廃棄物を廃棄しているいるから、強い。
さらには、より貴重な重希土類に強いのが中国の強みでもあります。
ところが、深海から吸い上げる泥には、数千ppm以上という超高濃度のレアアースが含まれている上、重希土類の濃度も高く、放射性物質もあまり含まれないという利点が期待できるとのこと。
今まで、約2500mの深海からの試験揚泥には成功していたものの、4000m以上の深海からというのは、世界でも確立された技術はありませんでした。
これが6000mからの揚泥に成功したとなると、その技術に先鞭が付けられたことになり、今後が期待できますね。
2030年に生産予定となっていますが、コストや安定稼働、生産体制など、まだまだ解決すべき問題は多いはず。
それでも、期待せずにはいられないですね。
 

2026年1月24日土曜日

激しい動き

高市首相が解散するとの報道が出てから、政治の動きが激しくなってきました。
単純に高市首相の信任選挙になるかと思いきや、公明党と立憲民主党による新党中道改革連合の結成があり、前回の衆議院選挙の投票結果から単純に予測すると、新党が自民党を上回るという報道まで出ています。
しかし、あまりにも拙速のような気がしますね。
そういう意味では、高市首相の電撃的な解散決断は、野党を拙速な戦略に追い込むほどの有効な手だったのかも知れません。
何が拙速だったかと言うと、新党が衆議院に限るということ。
これが、公明党と立憲民主党の政党としての覚悟の無さが見えるようで、選挙互助会の雰囲気を強くしています。
統一会派ならともかく、新党を結成するというのであれば、本来なら理念の摺り合わせを経て衆参同時であるべきで、旧党を残したりはしません。
いかにも中途半端に映るからです。
新党では新しい綱領があり、旧党では以前の綱領が生きているという状況は、通常は国民に理解を得られないでしょう。
新党では、公明党が自民党と共に推し進めていた安保法制や原発再稼働は是認の立場です。
新党に参加した立憲民主党出身の議員の中には、微妙に是認できていないような発言をする議員もいるんですが、まぁそれはそれとして、党としては是認という立場。
ところが、これが参議院になると、母体が同じながら是認否認の違う立場に立つわけです。
どう整合性を取るんでしょうか。
混沌として見えません。
つい数か月前に、基本政策の違いは横に置いて玉木代表を首相として担いでもいいと、政権奪取に燃えた野田代表らしさが出ていると言えばそうですが、どうも数勘定が前に出過ぎて、政策を後回しにする傾向がありますね。
重要政策ちゃうかったんかと、思わずツッコミたくなります。
また、比例専業となる旧公明党に配慮して、比例の順位上位は旧公明党議員で占められるようですが、これも遺恨を残しそうな気がしますね。
選挙結果によっては、より左派に近い議員とその支持者が新党の綱領を消化できず、また、参議院議員も新党の効果を疑い、分裂する危険性もあるような気がします。
旧公明党を含む現実的中道路線の党と、左派寄りの党に分かれれば、それはそれで解りやすいとは言えますが。
兎にも角にも、史上最短の短期決戦で結果はすぐに見えます。
今回の選挙で、しばらく続いている旧立憲民主党の退勢がどうなるかという興味と、旧公明党の本当の実力というのが露わになるんじゃないかという期待で、選挙が楽しみになってきました。
個人的には、新党は、選挙も、選挙の後も、かなり危ういのではないかと予想していますが、どうなるのか。
2週間後を待ちましょう。
 

2026年1月19日月曜日

2026年衆議院解散

年が明け、海外の情勢が目まぐるしいなと思っている間に、日本の政治情勢も驚く速さで変化しましたね。
突然のように解散話が出て来たなと思っていると、早くも2/8に投開票というスケジュールが。
個人的には、予算を成立させて経済面の筋道を立ててからの方が国民に納得感があると思うんですが、高市さんはこのタイミングと読んだのでしょう。
前回の衆議院議員選挙の時は、自公の枠組みでしたし、宏池会系党内リベラル路線が2代続いていましたから、自維の枠組み+党内保守系の高市さんでは、その前2代とかなり毛色が違うのも確かで、国民の審判を仰ぐと言うのは、それなりに説得力のある話ではあります。
そして、この自民党の動きを受けてさらに情勢は変転し、急遽、公明党と立憲民主党が新党を立ち上げるという話となりました。
ただ、衆議院だけの話で、地方はそれぞれの党の地方組織が存続するとか。
選挙互助会的な急造感がかなり強いですし、ややこし過ぎやしませんか?
さらに、綱領が発表されてみると、立憲民主党が反発していた安保法制や脱原発などが、現実的にはという文言はあれど、受容に転じているんですよね。
あれだけ声高に主張していたのは何だったのか、という印象は拭えません。
特に思い入れの無い自分ですらそうなんですから、支持者にとっては、結構な衝撃かもしれませんね。
あと、皮算用として、創価学会票が単純に立憲民主党に乗っかれば、大幅に議席を増やすという算出もありましたが、立正佼成会などの反創価学会の他の宗教票や、これまで立憲共産党と揶揄されていた共産票なども失われるわけで、非常に流動的なも思えます。
いずれにせよ、解散が決まったわけで、情勢が今後どうなって行くのか、非常に興味深いですね。
 

2026年1月14日水曜日

独裁者の国

正月早々、世界情勢がかなり大きく動いていますね。
共に独裁国家である、ベネズエラとイランです。
きっかけは、米軍によるマドゥロ大統領の拘束ですが、その手際があまりにも良かったため、イランの最高指導者ハメネイ師が、ロシアへの避難準備を始めたとの報道も出ました。
そして、市民の不満が高まっているイランのデモへと波及し、多数の死者を出す鎮圧劇へと繋がります。
トップをピンポイントでターゲットにするのは、いわゆる斬首作戦と呼ばれますが、アメリカの斬首作戦の精度には、非常に驚きました。
それなりに防御を固めていたであろう一国の最高権力者を拘束するのに、作戦開始から5時間という早業。
なんだかんだ定期的に軍事作戦を実施している経験と、金や人という圧倒的なリソースが成せる業なんでしょう。
ハメネイ師が恐れたのも解ります。
 
この一連のマドゥロ大統領拘束の事案に関しては、アメリカならではの立て付けというものを感じました。
例えば、日本なんかは国際条約が憲法より上位ですが、アメリカは、国際条約は憲法が認める範囲で有効という法理なんですね。
つまり、合衆国憲法が国際条約と同等かそれ以上。
成文法ではなく慣例法の類になると思われますが、一般に各国の元首に関しては、不逮捕特権というのが適用されます。
ただ、アメリカにとって見れば、マドゥロ大統領に関しては、ベネズエラの選挙を無視して地位を維持している不法な権力者であり、以前に合衆国の法を犯した犯罪者、という立て付けなんですね。
犯罪者を拘束するのに警察ではなく特別な軍部隊を動員したことや、そのことを議会に掛けなかったこと、ロシアや中国がその論理を利用する可能性を問題視されてはいますが、アメリカの法を犯した国外の犯罪者を拘束するという点では、議論の的としては薄い扱いになっている感じがします。
この辺りは、ヨーロッパとかなり温度差がありますね。
ヨーロッパも同じくベネズエラの選挙結果を不当と捉え、野党のマチャド氏をノーベル平和賞に選ぶような空気感ですが、あくまで平和的な方法で解決をするよう促していました。
この対応が理知的なものなのか、深入りしたくないためなのか分かりませんが、単純に世界一の軍事力を抱える国家は強いということを感じましたね。
 

2026年1月7日水曜日

2026年走り初め

明けましておめでとうございます。
新年早々ベネズエラでキナ臭い事態になっていますが、2026年もスタートしましたね。
毎年、正月休みの間に、走り初めとして神出山城跡との説もある雌岡山の神出神社に行ってるんですが、今年は肉離れの件があったのと、正月明けの予定の無い日に限って正月寒波で穏やかな気候にならず、日を少し遅めて行きました。
いつものように、雌岡山の登り口にバイクを止めて準備していると、神出中学校から下校する中学生がチラホラと。
例年だと正月休みの間にお参りを済ませてしまうので、いつもと雰囲気が違いますね。
まずは、自分の足で登り、人間のお参りです。
まだ足が万全ではないので、小股であまりふくらはぎに負荷を掛けずに登って行ったんですが、上り坂はつま先上がりでふくらはぎが必要以上に伸びるので、まだ違和感があります。
なんか嫌な感じなので、踵は地面に付けずに少しだけつま先立ちのような感じで登りました。
まだまだ万全とは行きませんな。
頂上に着くと、いつも通りお参り。
この日は社殿でお祓いが行われていました。
長年、神出神社にお参りしていますが、お祓いを見たのは初めてで、新鮮でしたね。
そして、いつものように西神から明石海峡大橋、そして淡路島までの景色。
 
 
心なしか、手前の木々が伸びてきて、ちょっと見にくくなった気がします。
5年ほど前までは、境内に自販機があり、ちょっと休憩できたんですが、自販機が無くなってしまったので、早々に下山。
そして、次はバイクでお参りです。
神出神社まで山道を上って行くんですが、舗装が所々荒れてますね。
去年はここまで穴ぼこが目立ってなかったような気がするんですが・・・
あと、怪我のせいなのか、なんかバイクに乗り切れないままでした。
別に攻めた走りをしているわけではないですが、この操れていない感覚は何なんでしょうね。
ま、取り敢えずは例年の行事が行えたし、確実に肉離れも回復してきているのが確認できたので、個人的にはホッとしました。
今年も頑張って旅に出かけることに致しましょう。