2017年12月11日月曜日

備後ツーリング その4

前回のあらすじ
 
尾道ラーメンうまいね。
やっぱ背脂いいっすわ!
 
備後ツーリング2日目。
この日は雨。
雨と言っても、1日降り続く雨ではなくて、昼の10時ぐらいから13時ぐらいまでが曇りという予報。
この予報は前日から確認していたんですが、天気は西から変わって行くし、その変わり目の3時間の隙間に合わせて東進すればなんとか帰って来られるという予測の元、出発したのでした。
なので、予定通り。
ゆっくりと朝風呂に浸かり、昼飯は天気次第になるはずなので朝食のバイキングはガッツリと食べました。
そしてチェックアウトギリギリの10時に出発。
雨は予想より長引いて、まだ上がってませんでしたが、ほぼ止み掛けだったので、まぁ作戦通りです。
道は、まず国道486号線で西へ向かい、県道25号線で三原久井I.C.の所から南へ。
あとはそのまま山を越えたら、第1目標の三原の駅前に到着します。
三原には、鉄路にぶち抜かれたお城があるんですね。
かれこれ16年前にも来たんですが、天守台しか行っておらず、今回は街中に点在する遺構を確かめに来ました。
まず、三原駅前にバイクを止めて、三原駅へ。
16年前に来た時は、そんなに三原城の案内が無かったような記憶だったんですが、改めて訪れてみると、しっかり観光案内がありました。
そして縄張図もしっかり。
 
 
解かり易くていいですね。
この縄張図の矢印に沿って階段を上がると、すぐ天守台です。
 
 
振り返れば、新幹線のホームが。
 
 
城をぶち抜いてやがるぜ!
ちなみに、この天守台は広島城の6倍の規模で、日本最大級との話がありますが、どう考えても天守台全部を使って天守が建っていたとは考えられず、正確には天守郭と呼ぶべきものですね。
実際、絵図には多聞櫓が描かれており、和歌山城のように多聞が囲む感じだったんでしょう。
この辺り、知らない人が単純に天守台って聞いたら誤解するよなぁ
天守台を散策しながら景色を眺めてみると、堀の向こうにに石垣補修をしている箇所がありました。
更に、天守台の西側にはちょっとした広場が設けられるようで、この時はその工事の真っ最中。
三原城にも、ようやく史跡公園らしい部分ができるようですな。
 
 
天守台の正面には三角形の山が見えますが、これは桜山です。
三原城を築城した小早川隆景が三原を掌握する前、戦国時代以前は山名氏が三原一帯を支配していましたが、その時の拠点のひとつがこの桜山にあった桜山城といわれています。
小早川隆景も、三原城の詰として考えていたともいわれていますね。



天守台近辺はこれぐらいにして、今回の目的である市街地探索へ行きますか!
 
つづく
 
参考:
三原城
地図付きはこちら
 

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