12/3日に、NTTドコモが挑戦的な価格プランの発表をしました。
名前は「ahamo」
日本語的になんか言いにくい・・・
という個人的感想はさておき、ドコモのイメージに合わないアグレッシブな戦略ですな。
一時、通信業界に居た身としては、ドコモもなんだかんだやっぱりNTTやなというような、動きが鈍重で保守的なイメージが今もなお強かったんですが、これは凄いと素直に驚きました。
なんてたって、後発の挑戦者である楽天のプランに匹敵するんですから。
楽天は、まだまだ通信網の整備が行き届いておらず、品質という面では、ドコモに一日の長どころの話じゃない明確なアドバンテージがありますから、楽天でやっている1年間の基本料無料が終わった後にドコモへと客が流れるのは必至。
後発たる楽天が、どういった対応策を考えてくるのか楽しみですね。
今回、ドコモの挑戦的な発表によって評価を下げたのは、KDDIとソフトバンク。
2社とも、かつては対ドコモで挑戦的なイメージを持っていたにもかかわらず、高営業利益率に胡坐をかき、いつまにやら挑戦を忘れてしまったようですね。
もちろん、2社が先にサブブランドでプランを発表し、それを見て練る時間があったドコモが有利なのは間違いないんですが、2社はお茶を濁した感があったのに対し、ドコモは正にサプライズを持って市場に受け止められましたから、このイメージ落差はかなりのものになります。
当然ながら、2社は対応するプランを打ってくるとは思いますが、後追い感は拭えず、削る利益の割に得られるブランド効果は少なそうですね。
後発の発表ながら、ガツンとかまして後の先を取ったドコモ。
このイメージをキープして今後の戦略に生かせるか、楽しみですね。
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