日本のメディアではあまり報じられていませんが、何やら中国で通常では考えられない動きがあるようですね。
記事では、浙江省や湖南省、江西省といった名前が出ていますが、北京や上海といった重要都市でも停電が起きている、もしくは起きる予定のようです。
記事のタイトルは豪州産石炭の輸入制限書いてありますが、発電用の豪州産石炭は発電用石炭全体の3%ともいわれており、状況が状況だけに、ネット上では他に原因があるんではないかと色々な説が出ていますな。
中国は、ロシアと25年間で1千億キロワット時の電気購入契約を結んでいますが、ドルで払えずにそれが止められたのではないかという説や、夏前の長期的な雨で発電設備や送電設備が破損し、それが回復できていない説など。
それでも、コロナの影響から立ち直りつつあるとは言え、停電は産業に多大なダメージを及ぼしますから、それ相応の大きな理由があるはずです。
興味は非常にそそられますが、それが何であるかというのは、出てくるのかどうか。
秘密主義の国ですからねぇ
この停電以外にも、動きがあります。
アリババの創業者であるジャック・マー氏が中国の金融当局を批判していて、決済サービスのアントのIPOを直前になって中止させられたというニュースが流れていましたが、今日になって新しいニュースが出ました。
中国の金融当局が、アントの影響力を懸念したということらしいですが、中国において当局の監視下が活動せよという業務改善命令が出たというのは、民間として自由にやるなという宣告に近いですな。
ジャック・マー氏は江沢民閥で、習近平から目の敵にされているという話もありますが、実態はどうなんでしょうか。
こちらも気になる所ですね。
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