2021年9月12日日曜日

関西スーパー争奪戦

関西スーパーを巡る争奪戦が勃発しましたね。
身近なスーパーが、まさか争奪戦の的になるとは、思ってもみませんでした。
株、買っとけば良かったな~
ま、よく行く最寄りのスーパーはトーホー、マルアイ、サンディなんで、なかなか関西スーパーには縁がないんですが。
関西スーパーを巡って争うのは、阪急阪神の両百貨店を擁するH2Oリテイリングと、関東の小売りの雄であるオーケー。
前提条件として、現在の関西スーパーはH20リテイリングとの資本提携関係下にあります。
つまり、オーケーは敵対的買収ということになりますね。
H2Oリテイリングの売上は、約7392億円。
ただし、これは百貨店やスーパーなども含めた額で、スーパーが含まれる食品事業は約3676億円です。
対するオーケーは、約5076億円。
そして、争奪の的となっている関西スーパーは約1309億円です。
単純計算で、H2Oリテイリングが関西スーパーを完全に傘下に収めれば、オーケーに匹敵する売上になりますね。
スーパー事業のみを抜き出した場合でも、単純合計で4000億円になるとのこと。
反対に、関西スーパーがオーケーの傘下に入れば、両社は圧倒的な差となります。
ただ、8/31のH2Oの買収発表では、関西スーパーを中間持株会社として存続させた上で、関西スーパーの持株会社の下に関西スーパーの事業子会社を設立し、H2O配下のイズミヤ、阪急オアシスと経営統合する予定のようですね。
この流れを見ると、元々が資本提携から発展した話ですし、オーケーのTOBは非常に厳しいように思われますが、今後、どうなるか気になるところですな。
関西では、阪神地区を主体とする関西スーパーは中堅といったところですが、兵庫においては、本拠神戸から大阪に掛けて勢いがあり、関西スーパーと商圏ダダ被りのマルハチ、大阪から勢力を伸ばしてきたマンダイやサンディ、兵庫の西で勢力を伸ばすマルアイ、西から猛烈な勢いで出店してきているディスカウント系のラ・ムーと、スーパーの勢力争いが激しい。
スーパーの勢力の様子は、地元だけに出店状況や口コミなどで肌感覚として解るだけに、なかなか面白いですね。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿