昨日、安倍首相が辞任しましたね。
ちょっとびっくりしました。
ただ、病気再発という事ですから、コロナ渦中ということもあって、政治空白を生まない決断だったんでしょうね。
ちょうど、第2波もピークを打って新規感染者がやや下り坂になったところですし、国会も谷間。
辞任するタイミングとしては、今しか無かったようにも思います。
色々批判もあるとは思いますが、地位に執着しない姿勢は、政治家として評価すべきだと思いますね。
特に今年は。
しかし、トランプ大統領との個人的な信頼関係から、アメリカで残念の声が上がることは予想できましたが、中国から残念の声が上がるとはちょっと意外でしたね。
ここしばらくは対中関係が融和方向に動いていたのと、米中対立の中で中国が安倍首相に仲介の期待を掛けていたという側面もあるんでしょう。
ただ、アメリカはトランプ大統領もそうですが、議会が中国に強硬となっているので、日本の出る幕は少なかった、もしくはほぼ無かったとは思いますが。
さて、辞任があれば当然ながら就任も発生するわけで、早速後継者レースが始まりました。
政権の継続性という意味では菅さん、岸田さんが有望ですが、次は短期リリーフと見られている影響もあり、岸田さんが首相に立つと、その世代の時代は短く、次の首相が岸田さんの下の世代に飛んでしまう可能性がありますね。
一方、何故かマスメディアの調査では上位に来る石破さんですが、議員さんに人気が無いので、ちょっと難しそう。
派閥のトップではありますが、石破派というのは元々無所属の集まりですから、他の派閥のような結束力は期待できず、推薦人を集めることに苦労する可能性もあります。
野田さんも、推薦人を集めるのすら大変そう。
後は、外相、防衛相として評価をあげた河野さん。
積極的な情報発信が評価されていますね。
ただ、党内の要職経験が無く、ここがネックになると思われます。
さぁ、急転直下の短期決戦がどうなるのか、興味深いところです。
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