トランプ大統領がTikTokを運営するバイトダンスに対して、当初は45日、後に90日以内での売却を命じる大統領令を発令してから、何かとニュースが流れました。
最初はマイクロソフトが、次にツイッターが買収に名乗りを上げたという話が出てきましたね。
ただ、ツイッター社に関しては、SNS事業がメインであることから、競争法上の問題が発生するとの話や、そもそもの資金力が足りないという話もあって、買収は難しいとされています。
そして昨日、個人的にはびっくりするような企業名が出てきました。
TikTok事業買収、米オラクルも参戦=関係筋
https://jp.reuters.com/article/tiktok-m-a-oracle-idJPKCN25E0GZ
ORACLEだと!?
そうなんです。
ボラクルとまで言われる高い保守費用を捻出する為、システム担当者が予算との苦闘を強いられるあのRDBMSの雄、ORACLEなんですよ。
ORACLEには、主力製品のORACLEと同じRDBMSのMySQLやSun由来のJavaを始め、流行りのクラウド事業までありますが、基本的にはBtoBの法人向け事業しかしてなかったんですよね。
それが、ゴリゴリのコンシューマー事業の買収に名乗りを上げたわけですから、驚きなわけです。
ただ、これにはORACLEの創業者で大富豪のラリー・エリソンの影響が大きいのかもしれません。
ラリー・エリソンが、トランプ大統領の支持者であることは有名ですからね。
現地時間の17日に、ポンペオ国務長官が提唱したクリーンネットワークにオラクルが参加する事を、同社CEOのサフラ・カッツが宣言していましたから、その時から話がついていたんでしょうな。
どういう方向にORACLEが事業を伸ばして行こうとしているのか、個人的に凄く興味がありますね。
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