2021年11月15日月曜日

バッテリーががが

最近、期間を少し空けた後にバイクを動かそうとすると、セルが回らないということが何度かありました。
ネットでV-stromのオーナーの記事や口コミなんかを見てると、自分が持っている2型と呼ばれる2012-2016型で、たまにセルが回らなくなったというのがチラホラ・・・
これは持病なのか。
対処法としては、スイッチボックスの清掃やスターターリレーの交換という処置の模様。
ついに自分のバイクにもこの持病が発症したかと、昨日、バイク屋さんに持ち込みました。
バイク屋さんに症状を見てもらうと、バッテリーが怪しいとのこと。
自分も最初、バッテリーが怪しいとは思ったんですが、セルモーターが回る時と回らない時のon/offがはっきりし過ぎてて、バッテリーっぽくないなと思ったんですよね。
今までのバイク人生で、バッテリーが切れかけだと、セルモーターが始動できるほど元気に動かないけど微妙に回るという経験が何度かあったので、今回は違うな、と。
また、何度もセルスイッチを押している間に動くというのも、バッテリー切れにしては妙な感じでした。
今までは、セルモーターを微妙に回している内にどんどん電気を使ってドツボにハマるというのが、バッテリー切れの際の定番でしたから。
そして、自宅の前の坂道で1回限りの押し掛けに挑戦 → 失敗 → 泣きながら家まで押して帰る・・・までがコンボなんですな(泣)
最近の、というかイグニッションのバイクは、セルを回せるかどうか、センサーで監視してるんですかね。
ま、それはいいとして、バイク屋さんがテスターで電圧を測ると、9.8Vでした。
完全にローボルテージですな。
実際、予備バッテリーから始動すると、簡単に掛かりました。
何度かやっている内、1回だけセルモーターが怪しい動きをしたらしいのですが、再現性が低いので様子見ということに。
なんとか、バッテリー交換だけで、入院せずに済みました。
あと、備忘録的には、セルモーターが回らない時は1速に入れて何度がバックするとモーターの位相が動いて掛かりやすい、という教えてもらった裏技も記しておかないといけませんな。
ただ、今後も使う機会自体が無いことを祈ります(^^;)
 

2021年11月8日月曜日

電車の出入口にて

先日、何とは無しにいつも通り電車に乗っていたんですが、ふと見上げると、見覚えのあるこんな表示が。
 
 
落ちて起動失敗しとるやないかい!
扉近くに移動する時に、視界の端に妙に黒いのが入って来るな~と思ったんですよね。
さて、この画面。
PCのお世話をよくする人には常識ですが、表示されているAmericanMegatrendsというのは、コンピューターが一番最初に読み込むBIOSやUEFIと呼ばれるソフトを作っている会社の名前です。
色んなメーカーにファームウェアを提供していまして、PCのお世話係にとっては割によく見る画面なんですが、何もしていないのにこれが表示し続けられたりすると、ヒジョーーーに嫌な予感がする画面でもあるんですね。
ここで止まっているということは・・・OSの起動に失敗したというわけです。
駅や地下街の案内板もたまに落ちてたりしますが、電車では初めて見ました。
珍しいなぁと思いながら振り返って見ると、なんと後ろの扉の画面は正常表示。
なぬ!?
では隣の扉は?と、移動してみると、こちらも正常表示でした。
勝手な思い込みで、元の表示画面を運転席かどこかのPCで制御し、各車両のディスプレイは単なる映像信号を受けてそれを表示しているだけかと思っていましたが、どうやらそれぞれ独立で動いているコンピューターの模様。
どういう仕組みなんでしょうね。
映像データを貰って表示しているのか、指示とデータだけを貰って自分で表示処理しているのか。
あと、起動画面を見ると、いつもの表示画面は上下反対で実装されているんですよ。
どういう理由なんでしょうね。
これは本当に想像がつかないんですが、ややこしい実装をするほどの理由があるはず。
理由が気になりますね。
何気なく利用してても、色々と想像と違ってたり、分からないことがあったりするもんですな。
 

2021年11月4日木曜日

2021年衆議院議員選挙のあれこれ

衆議院議員選挙が終わりました。
結果は各報道に詳しいですが、やはり、立憲民主党の共産党との共闘作戦は支持されませんでしたね。
単純に、共産党の組織票-(連合の組織票+アルファ)の差し引きがマイナスになったというだけの話ではあるんですが、比例票の減少を見ると、+アルファの部分が予想以上に大きかったようですな。
支持母体である連合が強烈な反対姿勢を示していましたが、2つの組織票の差し引きでプラスになると考えたんでしょう。
しかし、それ以外の層の影響を考えなかった。
共産党を嫌う人は、結構多いですからね。
比例でバランスを取る人も多いですから、そういう層は比例で別の党に入れることになった、と。
完全に判断ミスと言えますね。
マクロ的な戦略で見ても、野党第1党であるなら最も層の厚い中道を取りに行くべきなんですが、目先の共産党組織票に目を奪われて、なぜか一番左の党と組んでしまった。
まだ、連合を切って中道の層の厚い所を狙いに行く、というなら解るんですが。
他の党を見ると、維新の会は大阪の小選挙区で自民相手に全勝と、想像以上に勢いがありました。
維新の吉村知事は、コロナ禍でもずっと発信を続けてましたから、対応自体は100点満点ではもちろんないんですが、こういう時にはメッセージを発信し続けるということが大事なんでしょうね。
携帯電話料金や、ワクチン接種スピードを推し進め、多少なりとも実績があったと考えられる菅前首相の発信力の無さと合わせて考えると、政治に求められるのは、結局はそういう解り易さなのかもしれません。
ただ、維新も関東では厳しい戦いでしたから、今後も課題は残っていますが。
個人的には、しっかり政策を訴えていた国民民主党が微増であったのは、良かったなと思います。
国民民主党の政策は、現実的で問題へのアプローチも考えているように見えますからね。
財源的に実現性が低いような、国民にとって甘い政策を撒き餌のように言うのではなく、小さくてもしっかり政策を練った政党が評価される選挙になって行って欲しいですし。
そうでないと、働く現役層にとって選択肢が無さ過ぎるので。
 
ちょっと感想が長くなりましたが、今回の選挙で個人的に注目したかったのは、テレビや新聞の議席数の予測です。
新聞は前日までの調査結果で記事に、テレビは当日の出口調査で選挙特番の最初の数分だけ(書き残すのが大変やねん・・・泣)、予想議席数が表示されていましたが、多くは自民党が230台、立憲民主党が110台前半の議席数でしたね。
特にフジテレビは、自民党230議席、立憲民主党130議席に加え、国民民主党も7議席という予想で、結果から言うと大外れでした。
一番近かったのが朝日新聞で、自民党の単独過半数確保を予想しており、なかなかの精度と言えそうです。
しかし、立憲民主党の予測はほぼ横ばいということでしたので、こちらは他社と変わらず。
ただ、立憲民主党に関しては、全社を見回しても横ばいが最も少ない予測で、全社が外したと言えることから、結果がかなり想定外だったと言えますね。
維新の大きな伸長もまたしかり。
マスコミ不信が広がる中、出口調査でも、アメリカ大統領選挙と同様に回答サンプル自体が正確じゃないという率が上がっているようですので、これも一因と思われます。
回答が正確じゃないとすれば、これからも予想は難しくなるでしょうね。
それも、自業自得の面がありそうですが。
 

2021年10月29日金曜日

最終戦まで

関西生まれの宿命なのかどうか、自分は親から価値観を受け継いで物心ついた時から阪神タイガースのファンなんですが、今年は優勝を逃したとは言え、最終戦まで見応えがありましたね。
リーグ戦をするスポーツは、どうしても消化試合が発生してしまうものですが、今年のプロ野球の上位チームのファンには、それが無かった。
パ・リーグ優勝のオリックスも、優勝が決まったのは最終戦後でしたからね。
オリックスも、近鉄と合併したとは言え、阪神淡路大震災の時には感動をくれたチームをルーツに持っていますから、優勝はうれしいですな。
阪神とオリックスが優勝であれば、ファンとしては尚良かったんですが、それは日本シリーズで戦えることになるように祈っておきましょう。
 
しかし、ネット上の評価を見ると、阪神の矢野監督には厳しい声も多いようで。
最終戦で負けて優勝を逃したという部分があるので、しょうがない面はありますが、個人的には評価したいと思っています。
人気チームだけに、誰がやっても文句は出るでしょうし、誰がやっても誰もが100点を付ける采配はあり得ないと思うんで。
成績を見ても、五分の対戦成績となった広島以外は全チームに勝ち越していますし、交流戦も2位。
貯金21はパ・リーグ優勝のオリックスの15より6つも上ですしね。
数字としては、アベレージで好成績を出しています。
対するヤクルトはと言うと、阪神には負け越し、3位の巨人とは五分、交流戦は5位ですから、同リーグの下位相手に貯金を大きく貯めたことが勝因と言えるでしょう。
広島は2戦残して8つ、中日に7つ、DNAに至っては11の勝ち越しですからね。
何より、終盤に差し掛かっての大型連勝2発はエグかった。
あんなんされたら勝てませんわ!
阪神とは対極を成す、尖った成績ですな。
そういう対比という意味でも、面白いシーズンでしたね。
 

2021年10月22日金曜日

川の上

旅行記、というほどではないですが、プチ旅行記をば。
先日、ちょっと川の上に行ってきました。
川の上・・・の駅。
そう、阪神武庫川駅です。
今まで、武庫川の河川敷で花見をしたこともあり、橋の上の駅という存在は外から見てもいたんですが、なかなか行く機会が無かったんですよね。
いつか行ってみたいと思っていたんですが、ひょんなことから武庫川団地前駅に行くことになり、武庫川駅を使うことになりました。
川の上の駅、いいですね!
 
 
向かいのホームの裏に広がる水面。 
そこだけじゃなく、駅のあちこちの隙間から川が見えるんですよ。
独特の風景ですね。
 
 
乗り換えた武庫川線も良かった(^^)
短い路線で、駅間も短く、軌道電車チックなところが良いですな。
こんな短い路線なのに、新型車両も投入されていて、すごく快適でした。
ぶらりと訪れるなら、のんびりしていていいですよ。
何もないですけど(^^;)
いや、川があるぞ!
 

2021年10月16日土曜日

2021 衆議院解散

ついに衆議院が解散しましたね。
第100代総理大臣である岸田首相が解散を決定しました。
記念すべき第100代・・・みじかっ!
しかし、今回は色々と異例ですね。
第100代総理大臣としての解散までの期間は10日。
これは、戦後最短です。
次の組閣がいつになるかによりますが、第100代首相としての在任期間も最短になるんでしょうね。
そして、衆議院議員の任期が切れた後の選挙というのも戦後初。
これに伴って、今回の衆議院議員の在任期間も、戦後2位の1461日となりました。
戦後のトップが、任期満了に伴う総選挙となった1976年までの期間の議員でしたから、これもそう簡単には抜けない記録になりそうですね。
そして、公示が19日、投票が31日ということですから、選挙期間が17日というのも戦後最短です。
 
さて、記録の面はともかくとして、実際の選挙についてですが、誰が見ても、今回も自民党の政権維持は間違いないでしょうな。
少し前の総裁選でメディアジャック状態となった上、野党が政権交代だけを目的としているような実現性のかけらもない政策を出してくる現状の有様では、勝負になりません。
あくまで、政権交代は政策実行の手段に過ぎないのに、ロクな政策を出さず、手段と目的が入れ替わってしまっているようでは、ね。
あとは、政権維持がどの程度堅くなるのか、程度ですな。
個人的に興味があるのは、立憲民主党が共産党と共闘していることについて、どの程度の影響があるかということ。
立憲民主党の支持母体となるのは、労働組合を束ねる連合ですが、この連合が共産党に対して厳しい姿勢を取っているからなんですね。
連合は、大きく見て、旧総評系と旧同盟系に分かれます。
自治労や日教組といった官系労組が主力の旧総評系がおおよそ250万人で、民間系労組が主力の旧同盟系がおおよそ400万人ですから、主導権は旧同盟系が握っています。
昭和の政党と括り付けると解りやすいですが、旧総評系が社会党と近く、旧同盟系が民社党と近かったわけですね。
で、民間労組を主力とする同盟系が共産党を嫌っているというのは直感的に解りやすいですが、連合内左派である旧総評系も、総評時代に共産党系労働組合の影響力を排除してきたという歴史があり、これまた共産党とは折り合いが悪いんですな。
つまり、連合はひっくるめて共産党とは仲が悪いと。
こういう前提条件を元に、立憲民主党と共産党との共闘関係を考えると、色々と興味深い展開が考えられるわけです。
ネット上では、本当かどうか不明ですが、組合としての支持を出さず自主投票にしたという話もちらほら。
これまで支持のあった連合の組織票をマイナスとして、共産党の選挙協力をプラスとすると・・・結果にどう影響するのか、非常に興味を引きますな。
 

2021年10月11日月曜日

続々・最低税率の合意

最低税率の合意が、OECDを含む136の国と地域で合意しました。
 
 
これには、デジタル課税の合意も入っています。
何度も書きましたが、インターネットなどを介して国境を越えてサービスを提供でき、商品の売買代金も簡単に国境を移動する現在においては、企業自身も税率の大小で会社の所在地を選んだり、ライセンス代等として税率の安い国に収益をまとめることが容易になっていますから、この合意は非常に大きいですね。
これで得をするのは、グローバル企業が商品やサービスを提供する窓口のある先進国の国民です。
グローバル企業と言っても、やはり先進国の巨大な市場で上げた収益が相当な部分を占めていますが、国民からすれば、自国内で上げた利益を税率の安い国に移されてはたまったものではないですしね。
先進国の端くれである日本の国民としては、歓迎したいですな。
導入は2023年を目指すということですが、企業が活動が容易に国境を越え始めてから半世紀以上経って、ようやく税率引き下げ競争に歯止めが掛かりそうです。
世界の色んな距離が縮まる中、こういう公平性を図る仕組みは、今後も整備していって欲しいものですな。