2020年3月10日火曜日

コロナ余波

コロナ余波が全世界を回っていますな。
でっかい波のくせに何周回んねん!
という感想も無いでは無いですが、なかなか落ち着きませんな。
リーマンショックの時もなかなか衝撃的な数字かと思いましたが、さすがにダウの2000ドル超のマイナスにはびっくりしました。
それまでがかなり上がっていた為に、絶対的な数字としては大きくなってしまうのは仕方ないんですが、下げ出したら下げが下げを呼ぶAIトレードの影響がやっぱり大きくなっているんでしょうね。
とは言え、本日の東証日経平均はプラスで引けました。
日本は比較的先駆けて下落していましたし、ダウのプラスにもほぼ反応なしといった感じだったので、そろそろ下げ止まりの頃合いというのもあり、トランプ大統領の経済対策に敏感に反応したという感じですね。
これで原油価格が反応すれば一時の平静は得られそうですが、どうでしょうか。
ただ、新型コロナウィルスが蔓延している中国や韓国、イタリア等では、外出が控えられ、工場等の稼働率が上がらない状況ですので、それらの国々を始め、世界の経済に悪影響があるのは間違いなく、どの程度悪影響があるか測りかねて市場がパニックとなったわけですから、根本的な何らかのポジティブサプライズが無いと、なかなか落ち着きそうにありませんな。
個人的には、ステロイド系喘息薬のシクレソニドに期待したいですね。
他のHIV薬やアビガンといった効果が期待される薬に比べ、安価で処方も容易。
つまり、新たな枠組み等を作らず、今までの医療体制で、速やかに対新型コロナウィルスの体制が出来上がるわけですから、最も社会的負荷が少ないわけです。
効くか効かないかは治験を積み重ねるしか無く、神頼みみたいなものですが、期待せずにはおれません。
効くということがはっきりし、ポジティブサプライズとなれば、市場も落ち着き、新型コロナウィルスもちょっとややこしい風邪程度の扱いになるでしょう。
日本はまだ広がりが抑えられていますが、中東やヨーロッパ各国を見ていると、日本だけが頑張ってもグローバル化した世界では効果は薄く、いずれ蔓延が前提の体制となるでしょう。
ですので、そういうポジティブサプライズのある近々の未来を期待してやみません。
 

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