コロナ余波・・・という題がいいのかどうか、これからいよいよ本波が来そうな気配となってきました。
ここ1週間で全世界の株は一息ついた格好ですが、恐怖指数は高止まりしてますし、株価は上げる日が多くなっているものの、実情は乱高下の局面に変わりはありません。
また、おなじくここ1週間で、トヨタやANAが融資枠を使ったりして手許資金を厚くする報道が出始めてきているほか、鉄鋼大手3社が下方修正を出すなど、いよいよ実体経済の影響が明らかになってきましたね。
実生活でも、イベント等の人が集まるものは中止要請が出ていますし、自分自身も体育館が使えなくなったりスポーツイベントが無くなったりして、抑揚の無い生活になっていますな。
この生活が続くのも、なかなかしんどいと思います。
そんな中で、ひとつ興味深いなと思った事柄がひとつありました。
それはイベント中止に対する保険。
重要のある所には供給が発生するのは経済的な必然ですが、やっぱりあるんやな、と。
娯楽に消費を向けられる先進国やそれに近い中進国では大小含めて市民が参加できるイベントの数も多くなってきますから、当たり前っちゃ当たり前なんでしょうが、普段知る事が無いのでちょっと新鮮でした。
色んな保険があるもんですな。
現在のイベント中止保険や興行中止保険と呼ばれるものは、主に悪天候や交通遮断などに対応するのがメインらしく、感染症に対しては各社まちまちのようで、約款を拡大解釈するか、感染症の特約を付けていれば適用されるとのこと。
いくつか保険会社のホームページを確認してみましたが、免責として地震や噴火等の予測不可能な災害を書いてある場合が多いですが、明確に感染症に対して書かれている会社と書かれていない会社とありましたね。
この辺りは、特約が付けられるか否かというもあるかもしれません。
今回、イベント中止で泣いているイベンターは多いと思いますが、感染症対策まで保険に組み入れているイベンターはほとんど無いでしょうね。
余分な保障は、普段はコスト要因でしかないですから。
でも、実際にそういう事例が出てしまったわけですから、今後はイベンターも保険会社も、判断が必要になって来ますね。
いやはや、リスク管理が難しい。
もし当事者になったと想像するだけで、気疲れしますわ(^^;)
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