2014年5月24日土曜日

小田原城リベンジ

前のツーリングの際に、小田原城はあえなくタイムアウトとなって天守閣に登れませんでした。
でも、 神奈川と静岡東部はもうほとんど目的の所は行き尽くしたので、ツーリングに小田原だけを組み込むのは、ちとツラい。
いや、かなりツラい(笑)
でも、復元天守閣はともかく、戦国時代の八幡山古郭にはかなり行きたい!
というわけで、昨年末、ひょんなことから平日に休みが取れたので、特攻してきました。
前日の仕事終わりからそのまま新幹線に乗り直行。
翌日は小田原から西へ進みながら行ける所を拾っていくという感じで。
時間は自由。
じっくり見て、行けるだけ行く。
そんな電車旅になりました。
 
当日、朝一に小田原城へ行って、天守閣の開く時間よりも前にじっくりと城内散策。

 
懐かしき小田原城天守ですな。
いや、たった2ヶ月半前やけども(笑)
3ヶ月の間に2度も小田原へ来るなんて思ってなかったな。
城内は、御用米曲輪は発掘調査中、弁財天曲輪は復元予定と、まだまだ小田原城は整備されている途中のようです。
また、近世城の小田原城ですが、報徳二宮神社付近の小峯曲輪北堀なんかを見ると、戦国時代の雰囲気そのままでなかなかよろしいですな(^^)

 
そうして城内を歩いていると、小田原城歴史見聞館なるものが。
そういえばツーリングの際にもちらっと案内を見た記憶がある。
これは行っとかねばなるまいか。
長距離ツーリングになると、資料館系は時間が取られるのでどうしてもハナからスルーになるけど、今日はそういうのも許される(^^)
個人的に興味があったのは、北条早雲素浪人説がほぼ否定されている現在では、どういう展示内容になっているのかというところ。
内部の展示は、小田原北条氏5代の展示で2/3、近世小田原の展示で1/3といった配分でしょうか。
気になる早雲に関しては、よく知られた講談をベースに史実と見られる最近の説を注釈するという感じでした。
訪れる人の層が様々なので、あまり予備知識の無い人にはこれぐらいがちょうどいいんでしょうね。
個人的には、小田原に関する年表が、結構細かいところまで網羅されてて、一番参考になりました。
あと、職員のおばちゃんが雑談してたんですけど、その雑談が歴史に関する事だったので、「この施設の職員に相応しいやん」と関心させられたのが妙に面白かった(^^)
雑談してるって職員としてはアカンやん!
というツッコミは無しで(笑)
 
見聞館を出て、ようやく小田原城天守閣リベンジです。
しかし、この日は生憎の曇天。
天守閣からの眺めはイマイチで、石垣山城も稜線の所々に雲が垂れ込めて霞み、場所がはっきりとしない。
遠くを諦めて近くに目を移すと、天守閣の真裏に八幡山古郭東曲輪が見えます。
ここは割と最近に公園として整備されたみたいで、その一角だけ妙に綺麗。
待ってろよ、お前が今日のメインディッシュだ!

 
というわけで、八幡山古郭へと続く。
 
参考:
小田原城歴史見聞館
小田原城
地図付きはこちら
 

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