北関東、中越のツーリングでは、自身最長不倒の1日750kmオーバーを走り、数日では回復できない疲れが体に残りました。
いやはやいやはや。
気付けばアラフォー。
この年で最長走行記録を更新すると、こういう後遺症が残るわけですな(笑)
この行軍記は、ある程度整理ができてからということで、また後日。
帰ってきてニュースを賑わせているのは、美味しんぼ。
美味しんぼなのに、最近は食べ物以外のことをずっとやってるのはどうなん?というのもありますが(笑)、まぁ習慣で読み続けている雑誌に載ってるので、毎回読んでおります。
個人的には、説明文がやたら多い&ご飯ものにあまり興味がない、ということで常に最後に読む漫画ですがね。
この漫画の中で、福島を訪れた主人公山岡さんが、帰って来てから突発的に鼻血を出すシーンがあります。
作中で科学的に放射線との関係は無いと書かれていますが、流れ的にはどう考えても放射線が影響しているという描写です。
ですが、ソースはネット上に転がってると思いますが、国連の科学委員会か何かの報告では、鼻血は放射線との関連は見られず、不安感やストレスなどの心理的要因による症状ではないかとされていました。
また、新聞各紙を見ると、京都医療科学大学の学長や現地で活動した医師、現地の一般の方の声を載せ、鼻血は有り得ない、聞いた事が無いと書いています。
一方、震災直後のネット上には、鼻血が出たという話は、ちょこちょこと目にしました。
どちらが正しいのか。
遠く離れた場所に住んでいる自分には確かめようがないですが、科学的な調査を経た、という事を考えると、今のところは影響無しという説に説得力がありそうです。
鼻血が出たという意見を見ても、少なくとも通常とは違う状況にあり、本人が感じる感じないに関わらずストレスなどがあった可能性が十分考えられますしね。
あくまで、今のところは、ですけども。
この際、鼻血が出ると唱える人が、噂や身の回り程度じゃなく、しっかりとサンプル数を確保した追跡調査をしてみては?
もしくは、どこかそういう調査に興味を持つ教授が現れないものか・・・
議論が高まってる今こそ、調査予算も取り易いと思うのですが。
しかし、作者の表現と言うには、作中に実在の人物を登場させて物語の同一線上に乗せるという手法は、ちょっと悪どいなぁ
歴史小説を読み始めの頃は、実在の歴史上の人物に絡む言動やその人物と繋がる架空の人物なんかをすべて史実と思ってしまうことが、誰しも大なり小なりあったと思いますが、その錯誤に近い。
実在の人物を登場させることによって、読者は無意識に真実性を感じてしまうもの。
作中の人物が、全員架空の人物なら作者の表現でも問題ないと思うんですがね。
それか、完全なるドキュメンタリーとして描くか。
ちなみに、この原作者の雁屋哲という方は、リベラルな考えの方として有名なんですが、リベラルな方って現場無視って印象があるなぁ
主義主張が優先して、現場の実情無視という感じ。
沖縄の基地問題や各地の反原発にしても、現場のメリットデメリットを大して語らずに、己が主義主張だけを優先させてるイメージがある。
今回も同じく、復興や風評被害を消そうと頑張っている大多数の現地の方々を無視して、一部の意見を以って問題提議も何も無かろうという感じ。
これがちゃんとした科学的な裏付けのある事なら、賛同できるんですがね。
ちょっと穿ち過ぎかなぁ
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