学生時代によく来た姫路。
改めて歩いて見て回るのもまた良し。
集合場所兼スタートは、しろとぴあ記念公園。
お城の裏側の公園です。
見上げると、城壁と多聞櫓がより重層的な景観を作り出していて威容があります。
この石垣を登って力攻めしろと言われたら嫌すぎるな(笑)
石垣も城壁も多聞もまるで壁のよう。
城の北西の清水門を出て、千姫の小径という、船場川と堀の間の道を歩いて城外へ。
姫路バイパスから書写山へと向かうときに通る名古山トンネルのある、名古山の手前で南に折れます。
そして、本徳寺の巨大なお堂を見つつ大通り横の路地を辿って南へ南へと進み、途中から県道62号線の大きな道を南下していきます。
この道沿いには、左手に今時の郊外モールであるイオンタウンがあるかと思えば、右手には姫路モノレールの軌道跡が朽ちつつも立っていて、新旧混在の面白さがありますな。
ここまでくれば前半戦もほぼ終わり、しばらく歩くと手柄山公園に到着です。
上は昼食を摂った庭園。
このすぐ横に、例の軌道を走ってたモノレールの車両が展示されてます。
懐かしき昭和のかほり。
いや、リアルタイムで見てたわけじゃないんやけどね(笑)
午後は手柄山から外堀川に出てひたすら北上。
元外堀だけあってひたすら真っ直ぐな川です。
川には鯉も泳いでて、もうちょっと水藻とかを綺麗にすれば、かなり景色や情緒を楽しめる散歩道になりそう。
裏を返せば、藻が繁茂して澱んでるってことやけどね(^^;)
ただ、澱ませておくにはもったいない雰囲気がある。
更に北上していくと、JRのガードをくぐって再びお城へ。
JRが高架化されてから初めて駅の周辺を歩いたけど、駅の周辺は、もはや学生時代の頃の面影が無いなぁ
商店街の方はまだまだ懐かしい雰囲気が残ってる(^^)
そうこうしているうちに、お城までもうすぐの所にある総社門跡。
総社門は中郭の南側にあった門で、現在の国道2号線の場所にあった中堀に面した門でした。
現在の町名などから見ると、中郭までが武家屋敷で、この総社門と中堀の外、つまり外郭が町人町のようです。
上級家臣の屋敷は、城によっては防衛拠点として設計されていることもあり、武家屋敷の範囲は、大きく見れば軍事拠点としての城の範囲です。
町人町は、商業都市としての城の中核部分なのは言わずもがな。
戦国末期に発達した惣構によって、日本の城も中国の城塞都市のように城と城下町全体を囲むようになりましたが、この総社門と中堀は、姫路城における実質的な城と城下町の境目なんですね。
ここからしばらく歩くとゴール!
帰りには、予想通りハウス食品の数々のお土産が。
これは、嬉しい(^^)
来週中にカレーが出てくるのは間違いないな(笑)
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