仮想通貨の交換取引業者だったFTXの破綻の影響が、まだまだ続いていますね。
FTX破綻までの経緯は、この記事が解りやすいでしょうか。
顧客の資金の私的利用があったのかはわかりませんが、原因のひとつがこれ。
うーん、日本でもあったマウントゴックス事件を彷彿とさせますね。
しかし、仮想通貨に関しては、定期的にこういったニュースが出ますな。
成熟してないからと言えばそれまでなんですが、急激にお金を集めただけに、やっぱりモラルやセキュリティリテラシーの低さがどこか抜け切らない気がします。
ただ、そのおかげというかなんというか、色んな人が色んな立場で困ったであろう話が表に出てきていますね。
ちょっとニュースの羅列になりますが、まずは大口債権者のリストが公表されました。
上位50位までですが、それでも31億ドルもの債務とは。
記事にあるように、債権者は100万を超えるかもしれないと言われていますから、総額では恐ろしい額になりそうです。
そして、その債権者の中のひとつ、オンタリオ州教職員年金基金についてのニュース。
9500万ドル=133億円がゼロですか・・・
投資の分析に関しては定評のある組織らしいので、そういうところでさえリスクを見抜けなかったということでしょう。
ただ、この基金の運用額は25兆円ですから、133億円なんて微々たるもんなんですがね。
どこも年金基金が最強というのは変わりませんな。
続いては、この破綻の煽りを喰らったところ。
まぁ資金は逃げますな。
ここで丁半博打に出ることができる人の中から、次の時代の資産家になれる人や、より資産を膨らます資産家が出るんでしょうが、投資家ならともかく組織の資産運用担当者には、さすがにリスキー過ぎますからね。
あと、ほかの仮想通貨も煽りを喰らっています。
こちらは間接的にも直接的にも影響が出ました。
仮想通貨はそれぞれがヘッジにならず、一蓮托生の部分がありますからね。
しばらくは仮想通貨全体として厳しいでしょう。
このままグタグダしたままなのか、再び脚光を浴びることがあるのか、気になるところですね。
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