ここのところ、アメリカを引っ張るテック企業が変調のニュースが出てきていますね。
イーロン・マスク氏が買収したtwitterの従業員半減もそうですが、他にも出てきています。
アメリカでは、FRBがインフレ対策として早いペースでの利上げを実施し、投資家の間ではリセッション率100%なんてニュースもありましたが、それも影響しているんでしょうか。
アマゾンは、それら景気の先行きへの懸念と、音声応答のアレクサに関する開発をストップするようです。
一時は、各社が音声認識の機器を出していましたが、ニッチな需要に留まったようですね。
技術的には、認識の精度がそこまでではなく、誤作動の笑い話も色々見ましたから、ちょっと早かったのかもしれません。
技術以外にも、アマゾンでしか買い物できないのは、比較できずちょっと不便ですし、音声データが収集されているという話もありましたしね。
metaは、メタバースに巨大な投資をしていますが、Facebookの退勢をカバーするだけの収益源を探すのに苦労しています。
昔、セカンドライフというものがありましたが、メタバースは、アイデアとしてはほとんど変わらず、帰ってきたウルトラマン状態と言えるでしょう。
ま、セカンドライフは今でも続いているようですが。
セカンドなセカンドライフ・・・つまりサードライフですか?
仮想空間に参加すると、そこで現実世界とは別に色々と関わりを持つわけですが、それはそれで煩わしい面がありますし、なんでも仮想でできるけど、結局、買い物なんかは現実世界と行き来しないと無理ですからね。
その辺りの面倒くささがあります。
いくらでも拡張可能なのに、メタバース上の土地に投資しているなんて話もありましたが、希少性皆無やんって思ったりしてました。
いくらでもいい土地が作れてしまう。
価値の普遍性が無いんですよね。
これらは、自分に限らず、ネット上のあちこちで言われていた話ですから、metaの厳しい状況は続くでしょうな。
twitterは、赤字垂れ流しの状態で社員数だけがぶくぶく太っていた状態でしたから、イーロン・マスク氏の経営判断はすこぶる妥当と言えます。
その早さは驚異的ですが。
あとは、問題になっている部分を、少ない社員数でどうカバーするかが課題ですね。
ただ、社員による検閲が無くなった日本では、アニメ、漫画、ゲーム、ドラマのランキングになっていますから、今までのリベラルな政治的話題は何だったのか、という感じさえします。
わざわざ政治的ニュースを流さなくていいんじゃないかと。
意識を高く持つ事も大事ですが、イーロン・マスク氏がつぶやいたように、趣味の領域は楽しいのが一番ですな。
政治的話題は、すでにそれなりの多くのメディアや媒体がありますからね。
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