2022年8月28日日曜日

泥試合

旧統一教会に関しての報道について、ちょっと魔女狩りの様相を呈してきていますね。
自分は見てないので何とも言えませんが、その急先鋒に立っているのがミヤネ屋のようです。
そこで、旧統一教会は、報道機関に対する発表の第1弾として、ミヤネ屋を放送している読売テレビに関し、24時間テレビの運営スタッフとして関わっていたと発表しました。
24時間テレビ放送直前というタイミングで、逆暴露というわけですな。
政治家に対して、旧統一教会とのありとあらゆる関わりを追及していましたから、放送法上は公正公平な報道をする必要があるテレビ局も、当然そうあるべきという流れになります。
しかし、旧統一教会本体はともかく、国連NGO組織にも認められてしまっているUPFは、平和や慈善を看板に掲げて色んな活動をしていますから、報道やドキュメンタリーでそんな団体や団体構成員と関わりを持たないなんてことは難しいでしょう。
政治家が色んな団体からの要望に応え、取材を受けたり挨拶や電報を送ったりすることと似たようなもので、スクリーニングはもちろんある程度するんでしょうけど、100%排除は難しい。
今の報道姿勢は、そういうところまでつついていますから、それが跳ね返ってきたわけですな。
まさに泥試合。
イワシの頭も信心からなんて言葉があるように、憲法で定められている信仰の自由に踏み込んで、特定の宗教団体そのものについてとやかく言うのは筋が悪いんですよね。
宗教団体が行った行為に絞って突っ込まないと。
お金の話で言えば、古い宗教でも戒名なんかはお高いですからね。
べき論にしてしまうと、そういうのもすべて洗い出さないと不公平になりますし、遺族の中にはそういう支出に対して不満を持っている人もいるでしょうから、良いか悪いか線引きができなくなってしまう。
また、三大宗教でも、厳密な戒律に従えば、異教徒には何をしてもいいというようなことになってしまいますから、カルト宗教と何ら変わりないですからね。
もうちょっと理知的に本質的な問題点を突いて欲しいですね。
 

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