アメリカの予想外のインフレ加速と、それに対するFRBの大幅な利上げによって、世界同時株安の様相を呈していますな。
インフレ加速は予想外ではありましたが、利上げと景気後退をある程度織り込めば、インフレ耐性の強い株価はそれなりに戻ってくるでしょうから、短期的に過剰反応気味かなという個人的感想を持っています。
それよりも目についたのが、ビットコインの暴落とその余波。
ビットコインは持っていないので、暗号資産がどう動こうとも自分自身に影響は無いんですが、近々では無かったぐらいの割と長い期間の停滞している状況の中での急落で、取引業者等で引き出しストップというニュースが多かったので、気になりましたね。
ざっとニュースを挙げてみると、
6/13
6/17
こんなところでしょうか。
バイナンスに関しては、流動性の問題ではなくシステム障害のようですが、この急落局面で負荷が集中した為で、場面が場面だけに影響が大きかったように思います。
また、この動きを背景として、気になる記事もありました。
このような運用をしている企業がどれぐらいあるのか、気になります。
多ければ、下落局面でロスカットが出てくる可能性があり、投げ売りによる下落幅拡大という、売りのスパイラルになってしまいかねません。
そういう意味では、2万ドルというのは支持線であると共に色々な決済ラインとして設定しやすい値ですから、そこを割れたと言う事に物凄くインパクトがあるんですよね。
このようなニュースを追っていくと、暗号通貨が安定するには、今しばらく掛かりそうですな。
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