2022年4月30日土曜日

猫に障害物競争

最近、バイクに猫が乗っています。
無許可で。
これは許せませんな。
何が許せないって・・・
俺よりシートに座ってる時間が長いんじゃぁぁ!
すいません。
ツーリングに行けていないので取り乱しました。
どうも天気の悪い日に、寝床にしてるようなんですよね。
バイクの車庫はバイクガレージA-1という、レールと車が付いた移動式幌型のやつで、出庫の時にはガラガラと奥側に畳めるやつです。
そのレールと車の分、幌の下側が甘いんですね。
その隙間からどうも入って来ているらしい。
風が強かったり雨が降っている日には、言葉通り雨風が避けれて快適でしょうな。
 
さて、バイクが猫の毛だらけになってて困るので、入って来られないよう、どう対策していきましょうか。
ネットを探しても、出庫のしやすさと両立できるような、これといった有効な対策が無かったので、ホームセンターに出掛けました。
そこで見つけたのが防鳥網。
 
 
よし、
障害物競争を仕掛けよう!
猫はひげが敏感ですから、夜にあまり見えない網がひげに触れるのは嫌がるんじゃないでしょうか。
嫌がれば、網をくぐってまで入って来ないでしょう。
今回はお試しなので、サイズ的にもちょうど良かったので、最安のものを選びました。
価格は278円。
安い。
対策費としては激安です。
帰宅して開封すると下のような中身でした。
 
 
くくっている紐を外して広げます。
 
 
ばらけてしまわないように、慎重に伸ばしながら幌型ガレージの支柱にタイラップで取り付け。
 
 
一部を地面に垂らして、障害物競争作戦完了です。
全体像としては、こんな感じ。
 
 
ちょっと内側に網を広げていれば、幌の折り畳みにも引っ掛からなそう・・・と思ったんですが、慎重に折り畳まないと、車輪に引っかかりますね(^^;)
効果があるなら、もうちょっと太い網にしようかな。
取りあえず、これで様子見です!
 

2022年4月26日火曜日

カスペルキー

少し前ですが、ロシアのウクライナ侵攻を受け、下のような記事が出ていました。
 
 
カスペルキーと言えば、Avast、AVG、Aviraと並び、個人的に無料のアンチウイルスソフト四天王の一角に位置付けているセキュリティソフトです。
カスペルキーは入れたことがありませんが、セキュリティソフトが必須だったWindows 7までは、これらのソフトにお世話になっていました。
有料版より検出率が高かったりしましたからね。
特にカスペルキーは、他とは違った独特の検出思想があるのか、一部の分野で尖った性能を持つイメージがありました。
しかし、ロシア製ということで、排除の動きが進むんでしょうな。
昔、カスペルキーは、クラッカーにセキュリティホールを利用されてアメリカの政府機関の情報漏洩を起こされたことがあり、アメリカの政府関係からは既に排除されていますが、このような状況になった以上、ロシア政府が強権的にセキュリティホールを作るよう命じる可能性がありますから、他の国々もアメリカの対応に追従することになると思われます。
ロシアにとっての問題は、カスペルキーだけにはとどまりません。
朝日新聞や産経新聞の記事にありますが、最大17万人とも、全体の3分の1ともいわれるIT人材が流出しつつあるようです。
IT技術者にとっては、現在の制裁の状況では自分のキャリアの先が見えないですし、IT技術が進んでいる欧米との交流も多いので、技術者の価値観がプーチン政権の思想とは合わない確率が高そうですしね。
当然と言えるでしょう。
また、IT技術者以外でも、主に頭脳労働者の流出が相次いるようです。
言い換えれば、ロシア政府の、前世紀型のプロパガンダに乗せられない層とも言えそうですな。
知識層が虐殺がごっそり抜け落ちたカンボジアもそうですが、知識層の離脱は、長期的な低迷をロシアにもたらしそうです。
 

2022年4月19日火曜日

三木城再発掘

神戸新聞にこんな記事が出ていました。
 
 
三木城。
個人的には思い出深い城です。
物心つく前から水遊びにピクニックにと訪れていた明石城は別として、自らプランを決めて訪れた最初の城ですからね。
どういうルートで行ったのかは、電車旅だったことぐらいしか覚えていないんですが、神戸電鉄、通称神鉄に乗って行って上の丸駅で降りたんだと思います。
なんか半日がかりだった記憶があるので、加古川線経由ののんびりローカル線の旅を兼ねた行程だったんでしょうね。
今は今で、その旅行プランはとても魅力的ですが(笑)
その頃は城跡といっても、今ほど史跡公園として整えられておらず、別所長治の像と美濃川の流れだけが妙に印象に残りました。
あれから時代が過ぎ、三木の城跡付近は道が狭いのもあって、公共的な建物はやや離れた場所に新たに移転して行き、次第に城跡らしい雰囲気が漂うようになっています。
そして、今回の発掘。
今いち判然としない三木合戦後の三木城の姿がはっきりするといいですね。
史跡に関する説明版の類も少ないですし、その辺りの充実もお願いしたいところ。
今後が楽しみですね^^
 

2022年4月15日金曜日

新造船デビュー

4年前に記事にしていた宮崎カーフェリーの新造船ですが、ついに、
今日4/15、デビュー!
公式の新船サイトはこちら。
 
 
カクバリズムというインディーズレーベルの人達が即席バンドで演奏している動画まであって、力が入っていますね(^^)
そして、こんなところにも浜野さんが!
売れてますねぇ
名バイプレイヤーになりつつありますな。
それはともかく、これは乗りに行かなければ!
昨年は右ふくらはぎの肉離れに左膝の靱帯損傷でロクにバイクに乗れていないですからね!
新型コロナも落ち着きつつある(?)し、今年は旅に出たいですな(^^)
 

2022年4月13日水曜日

外交官追放

少し前の話になりますが、日本政府はロシアの外交官8人を国外追放しました。
 
 
これは、日本政府にとっては珍しいですね。
過去に反日や侮日発言をした人物が外交官に任命されても、西欧とは違ってペルソナ・ノン・グラータを発動してこなかった日本政府ですが、今回はあっさりと決めました。
しかも8人も。
ロシアの外交官に関して、ヨーロッパ各国は数10人単位の追放処置を行っているので、それに比べ少ないと言えば少ないのですが、俗に言う「当社比」では非常に多いですね。
 
 
この追放処置について、表面的にはロシア軍の残虐行為を受けたものとニュースでは報道されていますが、ロシアのスパイ行為と密接に関わりがあるようです。
この追放処置に先立つ3月末、ウクライナの諜報機関はロシアのスパイ疑惑のある人物650人分のリストを公開しました。
 
 
このリストは非常に詳細な情報が載ったリストで、誰がスパイと疑わしいかが一目瞭然であり、特定が容易です。
リストは、記事にあるようにロシアの諜報部門であるFSBのリークに拠っているようで、この追放によってプーチン大統領の持つ諜報能力は壊滅的になったという記事さえありました。
スパイが名乗る職業としては、外交官とジャーナリストが鉄板ですからね。
追放された外交官の多くが実際にスパイだったんでしょう。
それが現実的にニュースになるなんてのは、なかなか無いことですが。
また、スパイは常に情報源を利用しますから、追放された外交官のカウンターパートだった情報提供者は、今頃、相当肝を冷やしていると思われます。
しかし、この侵攻前にアメリカが相当な確度で侵攻の方針を知っていた事も合わせ、ロシアは情報戦でかなり前から後手を踏んでいるようですな。
現在の戦線膠着は、なるべくしてなったのかも知れません。
 

2022年4月7日木曜日

前世紀型

ロシアがウクライナの首都キーウ周辺から撤退を始め、いよいよ首都攻略を諦めて東部や南部に戦力を集中させるようですね。
その撤退に伴い、ウクライナ軍がキーウ郊外の街々を奪回したことで、ロシア占領下における残虐な行いが明らかになってきました。
大量の戦車や軍用車両で押し出すという、携行兵器発達前の頃を彷彿とさせる行軍もそうでしたが、占領下の行いもまさに前世紀型と言えるでしょう。
ウクライナには義勇兵がいますから、通常の民間人に紛れてしまえば見分けはつけにくいとは思いますが、明らかに戦闘に参加していない民間人が殺害されています。
後ろ手に縛られて撃たれた状態のまま放置されている遺体や、地下室で複数の遺体が発見されるなど、発見された状況を見るだけでも、あまりにも酷い。
まるで、第二次世界大戦の頃のような有様です。
今は情報発信が容易ですから、大手メディアの映像だけではなく、ジャーナリスト個人やウクライナ軍など、映像として目に入ってくる総数が多いので、余計に印象に残るというのもあるんでしょうがね。
早く戦争が終結することを祈っていますが、ロシア軍の体たらくと、ウクライナ軍の反転攻勢を考えれば、どちらも決定的な決断材料を得られず、逆に停戦まで相当な期間が必要になるのかもしれません。
戦況と絡み合って難しいところですな。
 
21世紀となり、グローバル企業が増えて国と国の間の経済的なしがらみが増え、個々人にとっても国境という壁は相当低くなっていただけに、自分達はなんとなく、そこそこの経済規模を持つ国と国の間で戦争はもう起こらないんじゃないかと思い込んでいたような気がしますな。
それが見事に崩されました。
製造と物流のサプライチェーンや複雑に絡み合う金融など、グローバルな繋がり外されて経済的な損失を被ろうとも、そしてそれによって一般国民の生活の質が下がろうとも、覇権主義的な指導者にとっては、戦争を起こすという判断に大して影響を与えないことが証明されたという事でしょう。
そして、その被害は無力な一般市民に及ぶ。
時代は進んでも、戦争は戦争ですからね。
そこも、反戦的な価値観が普及し、なんとなく一般市民があからさまに暴力の標的になることはもうないと思い込んでいた感があります。
この部分は、きちんと認識を改めないといけないですな。