2020年10月28日水曜日

学習のS字曲線

S字曲線というものがあります。

S字形や、ギリシャ文字のシグマに似ていることからシグモイドとも呼ばれますね。

最初は緩やかに立ち上がり、ある閾値を超えると指数関数的に増えて、やがて上限に近付くにつれて再び緩やかになる、という曲線です。

 

 

こんなやつ。

経済の分野では、主に投資と売上の相関として説明されたりしますね。

最初は投資額と比較して売り上げは低調だが、やがて品質のブラッシュアップと認知度の上昇によって売上が増え、次第に需要の上限の近付くにつれて上昇は緩やかになる、という現象です。

製造でも、累計の投入労働時間に対する単位製造数として、同様の現象が見られますな。

累計の労働時間が少ない内は単位時間の製造数が少ないが、やがて熟練度が上昇して製造数が増え、次第に上限に達する、という感じで。

最近、それとは少し違う曲線になるんですが、ある学習で似たような傾向を体験しました。

予備知識が全く無いというわけでもない分野の試験問題などでは、最初は直感で選んだ回答が正解という場合が多いんですが、やがて半端に知識が増えたことが足を引っ張って引っ掛けの選択肢に悉く引っ掛かる。

ま・さ・に、爆釣!

いや、釣られすぎでしょ!!といいながら自己採点するのが当たり前になるぐらい(^^;)

グラフにするとこんな感じ。

 

 

素直に横ばいか上昇になってくれたらいいのに、明らかに最初より得点率が急激に下がってしまう累計勉強時間帯があるんですよね。

なんなんやろな~

ただでさえスルスルと得点率が上がってくれないのに、勉強して下がるってのは精神的に凹みますわ(^^;)

 


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