鼻歌交じりに20:00、いつものようにテレビ前にスタンバイ。
さて今日は何の名場面かな?と思っていたら、
小池百合子氏当選確実!
そうでした・・・
今日は都知事選挙だったねぇ
誰がどう見ても一強で、しかも自分と関係無い地方首長選挙の関心なんて、こんなもんだよなぁ(^^;)
ちょっと話が逸れましたが、麒麟がくるまでお待ちください、楽しみに見てます。
独眼竜政宗に国盗り物語、まだ生まれて無かったり、幼くて大河ドラマに興味が無かった頃の作品ですから、見ていて新鮮です。
今では貫禄たっぷりの渡辺謙や高橋英樹、近藤正臣が若い若い!
で、ちょっと気になったんですけど、昔って主役の年齢が若かったよな、と。
そこでちょっと調べてみました。
幕末ものは、志士自体がたいてい20代から30代なので若手がやるとして、老年まで演じる可能性のある戦国ものをwikipediaでいくつかピックアップ。
1965年 太閤記 緒形拳 28歳
1969年 天と地と 石坂浩二 28歳
1973年 国盗り物語 平幹次郎 40歳 高橋英樹 29歳 近藤正臣 31歳
1983年 徳川家康 滝田栄 33歳
1987年 独眼竜政宗 渡辺謙 28歳
1988年 武田信玄 中井貴一 27歳
1992年 信長 緒形直人 25歳
1996年 秀吉 竹中直人 40歳
1997年 毛利元就 中村橋之助(当時) 32歳
2002年 利家とまつ 唐沢寿明 39歳 松嶋菜々子 29歳
2006年 功名が辻 仲間由紀恵 27歳 上川隆也 41歳
2007年 風林火山 内野聖陽 39歳
2009年 天地人 妻夫木聡 29歳
2011年 江 上野樹里 25歳
2014年 軍師官兵衛 岡田准一 34歳
2016年 真田丸 堺雅人 36歳
2017年 おんな城主直虎 柴咲コウ 36歳
2020年 麒麟がくる 長谷川博己 43歳
こうして見ると、90年代半ばまでは、大体20代後半から30代前半の役者さんが起用されていますね。
ちょっと様相が変わってくるのは竹中秀吉40歳あたりから。
女性の主人公は概ね20代後半ですが、男性は30代後半を中心とした分布に変わってきます。
芸能界も割と高齢化が進んでいますから、業界的に同じようなポジションの人を起用しても、年齢としては上がってしまうという傾向があるのかもしれません。
それと、以前の大河ドラマは興隆していく様を描くのがひとつのパターンでしたが、現在は、主人公の人としての葛藤の部分がより重視されています。
そういう演技を求めるなら、イキの良い若い人の演技よりもしっかりと演じられる人を、というキャスティングの傾向が出ているのかもしれませんね。
ちなみに、今年の麒麟がくるの明智博己は、この一覧の中では最高齢になります。
そして、今作は見た目を合わせる為なのか、脇役陣も同様の傾向が。
前にもちょっと書きましたが、伊藤義龍44歳に対して、実際の斎藤義龍は長良川の合戦の時で29歳、享年は35。
ユースケ義景(朝倉サンタマリアにするとなんだか美人っぽい!)49歳に対して、実際の朝倉義景は長良川の戦い直後の年齢は23歳で、享年は40。
更に、若そうな設定に見える岡村菊丸が50歳。
通説では光秀より年下のはずの佐々木秀吉52歳。
なかなか厳しいですな(^^;)
役者さんも、若い時代の演技には結構苦労してるとは思いますが、全体的にもう5歳若いキャスティングでいいような気もします。
そう、染谷信長27歳ぐらいがちょうどいい。
今回の信長は、成熟し切れない感じで狂気が垣間見えて、新たな信長像としてなかなか良いですしね。
今後、信長と光秀の関係性がどう描かれていくのかが楽しみです(^^)
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