ここ最近、もう少しデータ分析を柔軟的にやりたいというような必要性がありまして、以前に少し触ったpythonが、そういう分析や機械学習などのライブラリが充実しているということだったので、それなら使ってみようかと導入してみました。
導入したのは、以前から簡単だと聞いていた、Anacondaというディストリビューション。
自分で色々と考えてパッケージセットを考えるのも楽しいですが、今回はお手軽に一通り揃っているAnacondaが手早くていいかな、と。
そんなに高度な事もしないしね。
導入予定の端末は64bitのWindows10ですが、問題は、通信環境がイントラネットだということ。
Anacondaが簡単だと言っても、それはオンライン環境での話。
普通であれば、簡単にパッケージを選択して導入可能なんですが、そのリポジトリを見に行けない端末ではどうなのかという不安がありました。
ま、悩んでても始まらないので、Anacondaのインストーラーをダウンロードしてみると、なんと600MB以上もあるじゃないですか。
この大きさなら、パッケージも全部込みやなと、安心しました。
そのまま媒体経由でイントラの端末へ持っていき、実行。
サクッとインストール成功。
驚くほど簡単やがな・・・
これはいい!
ただ、イントラ環境にはブラウザがEdgeとIEしか無かったので、JupyterLabなどは対応しておらず、Chromeを別に導入しましたが。
そんなこんなで、小手試しにポチポチと触っていましたが、データがDBF拡張子のeBASEファイルで提供される場合が多い為、いちいちCSVに落としてから取り込むのはちょっとめんどくさかったんですね。
しかし、DBFファイルを扱うパッケージは、標準では入っていないので、別途導入する必要がありました。
ここに再びイントラネットの壁が!
オフライン環境でどうやって導入するんだろうか。
ただ、パッケージ自体は、開発元を探さなくとも、Anaconda cloudで提供されていました。
後は、このソースファイルをどうやって認識させるかだけ。
ちなみに、どうもPython 3.7以降のパッケージはアーキテクチャに依存しないようになっているんですかね。
noarchとなっているパッケージが多く、OS別では3.6までが用意してあり、どっちなら対応してるねん!的な事も、戸惑う要因ではありました。
さて、ファイルを直に認識させる方法ですが、ネットで色々見てみてもあんまりヒントになるページが無いんですよね。
ネットに接続している端末にAnacondaを導入して仮想環境を作り、それをざっくりオフライン端末に移してくるのが簡単そうにも思えましたが、使いもしないのにネット接続端末に環境を作るのもねぇ・・・
パッケージを直接pipでインストールすれば入りそうな感じでしたが、色々とオプションが違うし、condaとpipを併用すると環境が壊れることがあるとかも書いてあったし・・・
こんな感じで数時間迷った挙句、ファイルをcondaから直接インストールする方法に決め、色々試してみました。
しかし、オプションを変えながら何度もconda installを試しましたが、やっぱりエラーを吐く。
これでもないな、あれでもないなと色々探していると、英文のQAサイトに、
> conda install ファイル名
で入るよ~的な内容が!
え?一番シンプルな方法で入んの?
早速試してみると、
Downloading and Extracting Packages.
#########・・・100%
Preparing transaction: done
Verifying transactino: done
Executing transaction: done
その間、僅か数秒。
何も考えんと打ってみたら良かったんや~~・・・(;;)
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