アメリカの中間選挙が終わりました。
結果は、上院で共和党が過半数を押さえ、一方の下院では民主党が過半数を押さえましたね。
ま、予想通りというか、通常通りというか、そんな結果ですね。
ただ、日本の新聞の中には、大きくトランプ大統領の共和党敗北という見出しを出していた所もあります。
我が地元の神戸新聞もそうでした。
ここに、なんとも言えない違和感を感じますね。
アメリカの中間選挙では、基本的に与党が負けます。
ブレーキ的な意味や、期待の剥落などがあるんでしょうが、不思議とバランスを取ったようになるわけですね。
今回も、正にそれ。
大統領が敗北したと言っていいのは、オバマ前大統領の時のように、上下院共に過半数が取れなかった時ぐらいでしょうか。
そもそも論として、アメリカの大統領選ならまだ解るんですが、中間選挙はそれほど外交に影響を与えるものではありません。
内政に対する評価や要望が反映されやすい選挙なんですよね。
日本も、影響は無いとは言えないが、大きな影響があるとも言い難い。
なのに、今年はテレビなんかは日本の選挙でもないのに特番状態で、前回はこんなに報じてたか?と疑問に思うほどです。
前回は、上で書いたようにオバマ前大統領が敗北したと言っていいような選挙結果でしたが、どこもそんなに大きく報道していたような記憶はありません。
選挙がコンテンツとして優秀なのは解りますが、他国の国政選挙ですからね。
違和感を感じます。
日本のメディアは、アメリカのリベラルメディアと提携しており、その影響が強いのかな?
トランプ大統領は、リベラルメディアを目の敵にしていますからね。
リベラルメディアがそれに対抗して必死に報じているのを、影響されたようにそのまま日本に持ち込んできている感が拭えません。
でも、そんな状況で通常通りの選挙結果、しかも共和党内は主流派などが引退したり予備選挙で敗れたりして、トランプチルドレンとも言うべき人が多く当選しています。
トランプ大統領としては、数字よりも、こっちの方が大きいのかもしれませんね。
今後は、党内では動きやすくなりますから。
より強硬になるのか、民主党に配慮するようになるのか、前者の可能性がかなり高そうですが、今後が気になる所ですね。
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