2022年12月31日土曜日

2022年走り納め

世界的にも色々あった2022年が終わろうとしています。
年が暮れるなら、走り納めをしないと。
しかし・・・
寒波襲来!
行こうかなと思っていた日に、今季最強寒波が。
秋のツーリングも雨予報で叩き潰されたんですが、走り納めもその餌食に・・・かと思いきや、思ったほど寒くありませんでした。
前日に力を使い果たしたのか!?
取りあえず走れる程度の寒さだったので、海が見たいなと南へ向かいました。
と言っても30分も掛からない距離ですが。
到着したのは明石の海釣り場。
 
 
波も風に煽られ、明石海峡大橋もなんだかどんよりしてますね。
淡路島の方に目を向ければ・・・
 
 
なんか邪悪・・・
夕景が厚い冬雲に覆われ、まるで闇に沈む直前の魔王生誕前夜みたいなドス暗い空模様になっていましたが、年の締めとしては出し尽くしで逆に良いんかな?
まぁ、何はともあれ、今年も無事に走り切りました。
来年も頑張りましょう!
 

2022年12月27日火曜日

サイトリニューアル 岡山のお城終了

サイトのリニューアルですが、岡山県のお城の分が終了しました。
 
 
岡山県で訪れたお城は21城。
備前と美作は、やはり赤松氏や浦上氏関連のお城や歴史が多いですね。
兵庫の西播磨と綿密に繋がっています。
一方で、備中は三村氏席巻の国。
三村家親がもっと長く生きていたら、備中はもちろん、美作と備前の歴史は大きく変わっていたでしょうね。
さて、次は岡山県のお城以外のスポット。
1日1スポット、頑張ります。
 

2022年12月24日土曜日

義時の最期

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終了しました。
源氏と平家の争いはよく描かれる題材ですが、それ以降の鎌倉時代草創期、執権政治が確立されるまでを描くというのは、なかなか難しかったと思います。
主役の知名度も、合戦の華々しさが影を潜めて権力争いがメインとなってくる時代背景にしても。
しかし、さすがは三谷幸喜ですね。
自分を含め、最期まで飽きずに見ることができたという人が多かったんじゃないでしょうか。
本筋はシリアスで陰湿な権力争いながら、所々に笑うポイントを入れて間をずらしてくる、そんな三谷ワールドでしたね。
しかし、義時の最期は、異説とも言える継室伊賀の方による毒殺説とは。
史実としては、かなり陰謀論的な雰囲気さえ漂う怪しい説ですが、ドラマとしては、暗黒に染まった義時に相応しい最期かもしれません。
最後の「報いの時」という題名がぴったりの内容とも言えますが、死にゆく義時を見た時に、ひとつまみの救いが見えるような気もします。
引導を渡したのが、もうひとりの主人公とも言える北条政子であるが故に、それを感じさせるんでしょう。
死の床にありながら、尚非常な手を打とうとする義時を、死によって解放した姉の切ない優しさ。
「長く生き過ぎた」という言葉に凝縮されていますな。
そして、最後まで気付かなかったのが、13人に込められたダブルミーニング。
宿老13人による合議制という数字だけではなく、義時が手に掛けた、或いは間接的に死に追いやった13人。
秀逸ですね。
 

2022年12月21日水曜日

ついに転換

昨日、日銀の黒田総裁が10年物日本国債の上限金利を0.25%から0.5%に引き上げることを発表しましたね。
ちょっと予想外でした。
アメリカのFRBの利上げペースが0.5%に下がり、一時の円安から円高に傾いている状況でしたから、円安のピーク時よりも日銀に対する圧力は弱かったはずです。
でも、黒田総裁は、市場において事実上の利上げと受け止められるような、イールドカーブのコントロールを緩める決断をしました。
市場もノーマークだったようで、サプライズとなり、1ドル137円台から一気に130円台まで、一時的に急上昇しましたね。
1ドル150円から折り返した後、円安のトレンドは転換したという意見が多く出てきていましたが、これで円安トレンドの終息は確定でしょう。
そもそも論として、円安が進行中でも、あのゴールドマンサックスの予測が来年春に1ドル125円でしたから、一般に報じられるニュースで騒がれていたような、ひたすら円安が続くという方向性は無いというのが、市場参加者の予想だったと思うんですが、その値に到達するのが前倒しになる可能性すら出てきましたというのは、ちょっと影響が大きいですね。
 
ただ、衝撃が和らいでくるにつれて、なぜ今のタイミングでそのような決断になったかに議論が移ってきています。
市場に押し切られた形なのか、それとも出口戦略の第1歩なのか。
個人的には、ちょっとどのエコノミストが言っていたかソースが見当たらないんですが、頑ななまでに緩和に拘った黒田総裁の任期切れが視野に入ってきている状況ですから、次代への継承の一環ではないか、という意見に惹かれますね。
大河ドラマで、汚名を地獄まで持っていくと言った義時の最期を見た影響かもしれませんが(笑)
ま、異次元緩和という非常時の政策を自分の代で目途をつけ、市場機能の正常化を進めておきたいというのは、多少なりともあると思います。
影響の大きさが為替に出ているように、次の一手がどう市場を動かすか、注意が必要ですね。
 

2022年12月15日木曜日

核融合

アメリカから大きなニュースが出てきましたね。
 
 
今までの核融合というのは、核融合の下地となるプラズマ状態を作り出すのに大きなエネルギーの投入が必要で、核融合によって放出されるエネルギーよりも大きかったんですよね。
核融合は、つまりは小さな太陽を作る事なんですが、一瞬の太陽を作るために、巨大な装置と莫大なエネルギーが必要でした。
今回は、その辺りの条件は同じなんですけど、核融合という反応単体で見て放出されるエネルギーの方が上回ったことで、ようやく収支が黒字になったわけです。
今回使ったのは高出力レーザーによる手法で、核融合の試料を閉じ込めたカプセルに192本のレーザー光線を当て、高温高圧縮の状態にすることで核融合させたとのこと。
投入した2.05MJに対し、放出されたのが3.15MJということなので、1.5倍ですね。
脱化石燃料が叫ばれる中、こういう新しい技術の開発もどんどん進んで欲しいですね。
しかし、実用化にはまだまだ時間が掛かります。
それまで生きていられるかどうか・・・
ガンダム見られへんやん・・・
 

2022年12月9日金曜日

ぶらり加西鶉野

かなり前の話になりますが、ゴールデンウィークの陽光に誘われて、加西をぶらりとして来ました。
以来、まとめようと思っていたんですが、兵庫のスポットのリニューアルが終わったので、これを機に記事にまとめました。
訪れたのは、鶉野飛行場跡。
戦時中の頃は加西に飛行場があったのは知っていましたが、それが整備されたということで行って来ました。
 
日帰りツーリングではよくあることですが、例によって例のごとく、地図も確認せず出発。
大体の位置が判っているので、まずは西へ走り、加古川沿いを北上し、小野から再び西へと道を採ります。
GPSでロギングはしていたので、どう走ったかは、後のお楽しみですね。
走った事の無い県道を辿りながら、青色行先標示を頼りに加西へと向かうと、見覚えのある道に出ました。
おぉ、ここは、フラワーセンターの近く!
なかなか良い勘してるやん。
ダラダラしてから出発したので、ここですでにお昼近くです。
目に付いたコンビニに立ち寄り、サンドイッチとクリームフランスをゲット。
さてどこで食べようか・・・と、初めてスマホで位置を確認。
偶然にも、近くに北条鉄道の駅があるではありませんか。
行くしかないですね。
 
 
この北条鉄道法華口駅は、当時は鶉野飛行場の最寄駅だったようです。
基地には、航空隊員以外にも運営する人員が必要ですし、今は新明和工業という名前になっている中島飛行機の組み立て工場もあったそうですから、動員された工員も通勤に使ったんでしょうね。
今は鄙びた駅になっていますが。
ただ、この日は20人ほどとは言え、あちこちに人がいてちょっとびっくりしました。
意外と盛況なんですな。
人の多さに驚きつつ、ベンチでお昼ご飯を食べていると、
なんと北条鉄道の列車が。
 
 
生涯で初めて、北条鉄道の車両と遭遇しました(^^)
爽やかなカラーリングですな。
田舎の鉄道に遭遇すると、レア感と言うか、ラッキーな感じがあるのはなんなんでしょうね。
不思議と、今日はいい日になりそうな気がします。
 
お昼ご飯を終え、いざ鶉野飛行場跡へ出発。
駅からは、台地に上がるような感じですが、すぐです。
soraかさいへ到着すると、恐ろしいほどの人と車がありました。
バイクももちろんで、止める場所が無いかと一瞬思うほど。
このsoraかさいでは、中島飛行機が製造していた紫電改と、同じく中島飛行機が主に製造し、航空隊が運用していた97式艦上攻撃機が実物大模型として展示されています。
 
 
入館には予約が必要で、コロナ禍もあって入場規制があるという話だったんですが、入場しなくても外から姿を拝むことができたので良かった(^^)
やっぱり実物大というのは、迫力があって一味違いますね。
soraかさいを出た後は、鶉野飛行場に今も残る舗装滑走路を散策。
 
 
米軍が占領した後、自衛隊が管理していましたが、飛行場として使われた事は無かったみたいです。
真っすぐ伸びる滑走路が、この日の快晴の天気で、余計に印象的に映りました。
この滑走路周辺には、防空壕や対空機関砲の銃座、掩体壕の跡など、基地としての機能の残骸が残っています。
全部は見て回れませんでしたが、そういうのを見ると、ただの飛行場ではなく、ここは基地なんだなという感覚が強くなりますね。
当時の軍事機密であった飛行場を散策するのは、同じく軍事機密だったお城をのんきに散策しているのと、なんだか通じる気がします。
当時の厳密なリアリズムの成れの果てですからね。
そこに、何故か魅力を感じるんですな。
 
参考:
 

2022年12月5日月曜日

サイトリニューアル 兵庫の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、ついに兵庫県の全スポットが終了しました。
 
 
最終的には、近々で訪れた2城を加え、お城は61城。
その他のスポットが102ヶ所。
合計163ヶ所で、5ヶ月半という長き戦いでした。
いや~、よくここまで1日1城、もしくは1日1スポットを続けてこられたもんだと思います。
が、最大の数とは言え、まだまだ47都道府県の内の1県にしか過ぎません。
次は、お城の歴史を調べていくと播磨とは切っても切れない関係にある備前と美作、それに備中を前身とする岡山県。
備前と美作は、播磨の名族赤松氏の守護国ですからね。
勇んで行きましょう!