2022年10月13日木曜日

明石市長

ご近所の事ですが、明石市の泉市長が、議会での問責決議の可決を受け、任期満了での政治家引退を発表しました。
この泉市長、最後までパワハラ体質が抜けなかったですね。
結局は、そのパワハラによって、引退に追い込まれてしまいました。
最初のパワハラは2017年で、明石駅南側の国道2号線拡幅に伴う立ち退き交渉の進捗が芳しくなく、部下に「火ぃつけてこい!」などと言った事です。
その辺の場末の飲み屋で飲んだくれたおっさんが言うてるなら、ガラ悪いな~で済むんですがね。
権力のある市長の立場だとマズい。
しかし、これを受けて辞任した後の出直し選挙では勝利し、再び市長に返り咲きました。
確かに、政策としては面白いものを実施していますから、それが評価されるのも解ります。
しかし、2020年には新年会で市議会議員に「辞めてまえ!」と言った事が伝えられ、そして今年には、問責決議を提出予定の議員と議長に「落としたるからな!」と言ったようですね。
ん~ガラが悪い(笑)
このほかにも、コロナ対策で県知事とバチバチやったかと思えば、明石選出の西村大臣に対してワクチンの重点配布を直談判して断られると批判したり、定期的に物議を醸していましたね。
また、今年の3月には、任期途中で副市長が2人同時に辞めています。
任期途中かつ同時に、というのはかなり異例ですから、やはり、その性格もあって安定的に市政を運営して行くということができなかったんでしょう。
問責のきっかけも、市長が議会を無視し、専決処分で議案を通してしまったからでした。
この専決処分というのは、あくまで非常時の緊急回避的な処置で、議会が機能している時に常用しては、議会の存在意義が無くなってしまいます。
ただでさえ、首長の権限が強い地方行政は、議会がお飾り的になる傾向があるのに、専決処分を乱発すれば、市長の一存で市政をどうにでもできてしまう。
議会としては、そりゃ問責も出したくなりますわ。
ただ、政策が注目されていただけにもったいないですね。
ワンマンオーナー社長タイプ、と言えばそれまでなんでしょうけど。
 
政策については、元から明石は、割と子育て世代には手厚かったんですが、それを一層重視して様々な政策を打ちました。
それによって、何年にも渡って人口増加が続き、人口に関してはほぼ一人勝ち。
それを見習った周辺の市町村が追従したことで、現在はその強みは薄れていますが、それでも今も続々と子育て世代が明石に家を構えるようになっていますから、大成功と言えるでしょう。
その流出元は神戸市で、人口減少から衰退などと言われますが、水面下で熾烈な近隣市町村間の人口の取り合いがあったんですね。
ただ、個人的には、泉市政はインフラ等の老朽設備の更新を後回しにして人口増を図っていますから、それが今後どうなるか、ちょっと注目しています。
通常通り更新をせず、人口増から税収増に繋げてインフラ投資に繋げて行くという戦略なのか、それともそもそもがインフラ、ハードウェア軽視で投資する気が無いのか、10年単位の通信簿が見たいですね。
手厚いと言えば、東京都の美濃部都政も手厚かったんですが、やっぱり財政赤字に陥ってしまい、立て直しに年月が掛かりました。
その轍を踏んでしまうのか、しまわないのか、気になるところです。
また、流出元となった神戸市も、こっちはこっちで震災後の復興の原資であった公債の返済を優先し、三宮が古臭い感じと言われるように投資にまで手が回っていませんでしたが、再整備計画を打ち出すなど、ようやく返済が一服して投資のターンとなって来ているようですから、こちらの行く末も気になりますね。
どちらも、戦略的であれば、切磋琢磨でそれぞれの魅力も上がっていくんですが、どうなんるか注視したいですな。
 

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