2021年1月17日日曜日

「麒麟がくる」の畿内掃討戦あれこれ

年が明けてからの「麒麟がくる」は、織田政権の畿内掃討戦の後半部分が描かれていますね。
対本願寺の戦いと、叛旗を翻した松永久秀掃討戦。
1/3の放送回では、対本願寺の戦いでのひとつのターニングポイントである天王寺の戦いが描かれていました。
個人的には、天王寺の戦いでは信長の現場指揮官としての能力が久々に発揮された戦いだったと思っています。
弟信勝との稲生の戦いや桶狭間の戦いで見られるように、信長は、先頭を切って馬を走らせたり、乱戦では大声で叱咤して兵を鼓舞するという事が幾度かあり、前線の指揮官としても非常に有能でした。
この天王寺の戦いでも、軍容が整うのを待たずに出陣し、少ない兵力のままで本願寺軍に突入して足を負傷しながらも天王寺砦の明智光秀らの合流、更に寡兵ながら本願寺軍に再び突撃して潰走させるという、勇将としか言いようのない戦い方をしています。
しかし、ドラマでは、さらっと光秀の待つ天王寺砦へ入城していましたね。
ちょっと拍子抜けでした。
ま、砦で待っている光秀が主人公ですから、それはしょうがないか・・・と思っていたら、信長が癇癪を起して前線に飛び出し、足を撃ち抜かれるという描写が!
足を怪我したのは史実ですが、そんな怪我の仕方とは・・・
信長の勇将たる一面が見られる合戦なのに、裸の王様状態で怪我なんて、話の流れとは言え、ちょっと可哀想ですな(> <)
 
次の1/12の放送では、松永久秀の叛乱と自刃が描かれました。
ただ、俗説である平蜘蛛での爆死ではなく、平蜘蛛を預けたまま自刃、という形になっていましたね。
史実はともかく、一部ではボンバーマンというあだ名さえ付けられている久秀ですから、どんな描き方をされるのか興味がありましたが、平蜘蛛を光秀に預けることで、信長と光秀の間の楔に楔を打ち込む罠にした、という描写でした。
これは策士ですな。
久秀ならさもありなんと思えますね。
ただ、史実では、平蜘蛛は壊された可能性が高いようで、自刃の際に打ち壊されたという通説はもちろん、現存するという説でも、主な説では掘り起こされて修復されたという事になっています。
つまり、平蜘蛛は全く無傷だった、という大胆なフィクションをぶっこんできた感じ。
いよいよ、本能寺の変への伏線が投入されてきた感がありますな(^^)
 
「麒麟がくる」も、あと残り僅か。
残りの期間に合わせて信長の短気度数も上がってきていますから、どのような結末にするのか、楽しみですね。
 


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