2019年6月11日火曜日

ファーウェイ騒動の先に

先日、こんなニュースが流れました。
 
台湾と関係強化へ 米国防省、2019年インド太平洋戦略報告を発表
https://www.epochtimes.jp/p/2019/06/43398.html
 
大紀元という、やや信頼性の低いソースではあるんですが、このニュースにあるように、アメリカ国防省が出したインド太平洋戦略報告書の中で、台湾を国家(country)のひとつとして表記したことから、いよいよアメリカは台湾を国家として認めたかと話題になっています。
大手メディアの報道では、ほぼ、というか触れた所を知りませんが、米中関係の転換点のひとつになるのかも知れません。
これに対し、台湾を自国領土とする中国は非常に反発しているそうで、国家のひとつとして認めるというのは、さすがにインパクトが大きいですね。
アメリカがどの程度そこに意図を込めたか、文書を出した国防省の立ち位置もあるでしょうし、単純な話ではないと思いますが、それだけの空気がアメリカ国防省にはあるというのは間違いありません。
また、この数日後に、台湾がアメリカに対してM-1という最新鋭戦車を筆頭に2200億円規模の武器売却を要請したとのニュースも出ました。
中古とは言えM-1が108両という数字で、なかなかの規模感がありますね。
日本ではファーウェイ騒動がいまだ報じられていますが、貿易紛争に留まらず、着実に覇権争いの様相を呈して来ているのは間違いありません。
G20で米中首脳会談があるのか、今後の方向性が見えるのか、要注視ですな。
 

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