2014年11月15日土曜日

両毛・新潟ツーリング その3

前回のあらすじ

小諸城は良うござんした。
雨に降られたけどねっ!
 
小諸を出て向かうのは、草津温泉です。
寒冷前線が去って晴れた中、国道141号線を西へ。
そう、西なんです。
ティックじゃ無くてチックなのが昭和な感じの日本ロマンチック街道に沿って軽井沢経由でもいいんですが、なんかね、観光地って面倒くさい。
それに地蔵峠経由の方が、直線的に草津に行けるので、距離的には近くなりそう。
しかし、前線が過ぎ去った後は、結構風が強いですな。
晴れてるのに、風が冷たくて暖を感じませんわ。
ま、県道94号線で地蔵峠を越えて群馬入り、さらに国道144号線で嬬恋へ、そして県道59号線で再び山越えと、標高の高い所を抜けるルートというのもありますけど。
しかし、草津温泉の少し手前で道端の温度表示が7℃なのには参った(笑)
完全に冬の気温やん!
神戸での真冬の最高気温がそれぐらい。
もっと冬装備でも良かったわ・・・

こうして凍えるように到着した草津温泉。
とりあえず目指すのは名所湯畑。
しかし、この湯畑付近は一方通行だらけなんですよね・・・
一度、湯畑の案内表示に従って進んでみたけれど、途中で一方通行により行けず。
一方通行に促されるまま、国道292号線に出たのでなんとなく左折してみると、再び湯畑の案内表示が。
それに従って進むとスポンっと到着しました。
おぉラッキー!
しかし、湯畑周辺は平日昼間というのに人だらけ(笑)
予想通りというかなんというか、車も止めるスペースがありません。
でも、そこはバイクの良い所。
邪魔にならない路肩のちょっとしたスペースに止めて写真を撮り、すぐさま離脱!
まさにヒットアンドアウェイ。
その時の写真がこれ。

 
もう夕方の時間だったので、陰影がきつくて写真的には残念な出来ですけどね。
あの湯樋が見れたので満足(^^)

次は草津の湯を愉しむ為に公衆浴場へ。
選んだのは町外れのこぶしの湯というところです。
基本は住民の方の為の公衆浴場なので、迷惑にならない時間に行くつもりでしたが、雨だの何だのあったのでやや遅れてしまいました。
でも、公衆浴場に入ってみると、幸いにも貸切り。
貸切りだったので、写真も撮らせて頂きました(^^)

 
草津温泉の公衆浴場で、中庭がある所は珍しいらしいです。
ここの源泉は万代鉱。
とにかく熱かったですわ(笑)
数分入っているのが限界!
そして、舐めてみるとむせるほどの酸っぱさ!
いや~これだけ特徴のある温泉ってやっぱいいっすね~(^^)
温泉街の万代鉱とは違う源泉はまた浴感が違うらしいので、機会があったらそちらも入りたいねぇ
 
草津温泉を離れ、日本ロマンチック街道(ティックではない!)となっている国道292号線を東へ進み、うねうねとした山道を通って国道405号線から再び山へと入ると、尻焼温泉なる場所があります。
この温泉の凄いところ、それは、
川が温泉!
十津川には冬の間だけ温泉になる仙人風呂というのがありますが、こちらは年中無休(笑)
野趣あふれる秘湯として有名です。
まぁ野趣があるというか野趣そのままというか、野生というか・・・

着いたのが17時頃だったのですが、ちょうど隙間の時間だったのか、こちらも貸切りでした。
昼に来る人は引き上げた後で、夜にこっそり来る人はもっと遅い時間なんでしょうね。
なんか知らんけど、ラッキー!
顔に似合わず色白なので、露天風呂だと白さが引き立つ(笑)のですが、女の人はいいんでしょうけど、男としてはなんか貧弱そうで恥ずかしい・・・
でも、貸切りなら遠慮なく色白を晒せるってもんです!
ちなみに、温泉の全体風景はこんな感じ。

 
水面近くから撮った写真なら少し湯気が出てるのが分かりますかね?

 
この川の中は、湧いてる場所とそうでない場所で結構差があって、湯温がまだらです。
それと、やっぱり川なので足元が滑ったりするのですが、こんな山奥で、しかもあられもない姿で、滑って転んで大怪我なんてことだけは、
大の大人の尊厳に掛けて絶っっっっ対に避けなければなりません!
それだけは、それだけは、心に固く秘めて入浴しました(> <)
この尻焼温泉には、川風呂だけじゃなくて小屋掛けしている浴槽もあり、そちらは温泉が直に引き入れられているので、良い湯加減でした。
小屋掛けと言っても、川方向にはフル開放なんですけどね。
 
陽が傾く中、尻焼温泉で今日の予定を終え、宿へと向かいます。
泊まる所は金井旅館というところで、大塚温泉という一軒宿の温泉です。
18時頃に到着予定だったんですが、なんのかんの結局着いたのは18時半ぐらいでした。
ここの温泉はぬる湯で有名です。
湧出温度は34.2℃。
いや~、ぬる湯でグダっとするのが好きな人間としてはたまらんけど、他の人は寒くて入ってられないかも・・・
しかし、この旅館は温泉に力が入ってますな。
浴室の天井の高さにはちょっと感動しました。
このまま銭湯として営業しても充分な大きさと高さ。
実際、立ち寄り湯としても営業してはりますけどね。

 
この写真の左端が露天風呂です。
ちょっと深くて広くてプールみたいな感じ。
初夏ぐらいにはちょうど温水プールみたいな感じでよろしいんじゃないですかね?
湯量も豊富で、なかなか良い温泉でした(^^)
しかし、温泉3つとは、初日はお城ライダーながら温泉ツーリングやったな~
 
つづく
 
参考:
草津温泉
尻焼温泉
大塚温泉

地図付きはこちら
 

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