2014年9月5日金曜日

ぼちぼち記事取り消しから4.5週間

朝日新聞の慰安婦強制連行記事取り消し以降、余震が続いていますな。
朝日新聞英字版に同様の記事が出ていなかったことへの批判を皮切りに、朝日新聞を引用して批判した週刊誌等に抗議文を送り、その広告掲載を拒否し、同じく朝日新聞を批判した原稿を書いた池上さんのコラム掲載を拒否した為、池上さんからコラム打ち切りを申し出られました。
でも、結局は批判の声が大きくなり、広告は伏字で、コラムも掲載することになったようです。

クオリティペーパーを自認する新聞社が何やってんだ?
批判者に対して全方位戦争やん。
どこへ行こうとしてる?
あれだけ不祥事を起こした企業に厳しかった新聞社が、自分への批判者に対してはやたら居丈高なのは何故?
自分は特別だと思ってるのか?

そういう感想を持たずにはいられません。
そもそも、誤報や日本と言う国に対するイメージに与えた影響に対する明確な謝罪は無いままです。 
自分は騙された立場でそんなに悪くない、なのに批判するとは何事だ、と居直ってはみたものの、批判の声が大きくなり過ぎてヨレた。
形だけの総括をし、そのあとは強気に出てみたもののそれも貫けず、日和った。
そんな感じです。
2回もほぼ同じ意味で書いたのは、ヨレた、日和った、が書きたかったから(笑)
このどちらの言葉も朝日新聞に相応しくて選べなかった。
ま、どちらにしても戦略としては最悪ですな。
朝令暮改、右往左往、逐次投入・・・なんかぴったりな四字熟語で出てきそうで出てきません。
しかし、最近の日本語には便利な言葉がありまして・・・
あえて言おう!グダグダであると!
久々のガンダムネタかい!
 
個人的には、記事が出てからしばらくは、朝日新聞社長の木村さんを評価していたんですがねぇ
この誤報に関して謝罪が必要なのは、一義的には裏付け取材を怠っていながらGoサインを出した当時の編集長や社長であって、木村社長は32年間の総括に踏み切る姿勢を示したと思ったんやけど、批判や読者の声に押されて止むを得ず出しただけやったんやね。
だから総括が一向に進まず、利害関係者に近い植村記者を庇い、誤解や混同があったなんて言い訳しただけで沈黙。
読者の声も紙面に出さず黙殺。
嵐が過ぎ去るのを待っているのか。
不祥事対応のコンサルタントでも雇えばよかったのに、不祥事ではないと判断するプライドが邪魔したんやろなぁ。
守勢のままでは終息しなさそうですが、朝日新聞の次の一手はどう出るのか?
記事内容とは違う意味で興味が出てきましたわ(笑)
 

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