前回のあらすじ
若江城より阪神高速神戸線の横転事故の方が印象深くなっちまったぜ・・・
さて、若江を後にして向かうは、メインディッシュの暗峠です。
若江城跡の若江公民館分館からそのまま東に向かえば、外環と呼ばれる国道170号線に出るわけですが、バイパス道を走っても面白くないので、更に東に進んで、国道170号線の狭い旧道に入ってみます。
旧道といっても、管轄的にはまだ国道扱いみたいですね。
いや~、しかしこの道は予想通り狭苦しい道。
でも下町の風情は抜群!
しかし、バイクなら苦じゃないけど、車なら嫌やな~、なんて思いながら走ってると、途中で一通の文字が・・・
国道でまさかの一通とは。
結局バイパス道の方へ戻されました。
ここからは国道170号線で新町の交差点まで進んで、右に曲がればもう国道308号線へと出る道です。
箱殿の交差点を過ぎればグングンと上ってく道。
大型のバイクはやっぱり上りよな~
ストレス無くグイグイ上って行けるのが気持ちいい(^^)
しかし、近鉄奈良線を越えると、道が狭路へと変貌します。
大阪側の峠入口部分は下り一方通行。
国道なのに一通って、ここもか!
恐るべし河内!
峠道の道中などは、写真を撮って気分がブツ切りになるのが嫌なので写真は無いんですが、入口部分の複雑な迂回路案内はネット上に転がってます。
え?そんなに迂回?と聞きたくなるような、工事か!ってぐらいの迂回です。
そして迂回の果てに出る道が私道レベルの道。
いや~噂に違わず酷道ですな(笑)
あとはこの道を上って行くだけですが、車は絶対にすれ違うことができない道幅。
バイクで良かったですわ(^^;)
車ですれ違うとなったらストレスで禿げそう・・・
しばらくエゲつない上り道を上って行くと、ようやく到着しました。
国内国道最大斜度と呼ばれる地点。
私道じゃないですよー
国道ですからね、国道。
山城に行くときなんかはたまに見るような道ですけど、でも国道。
ペットボトルを立てて角度が判るようにしようと立てたら、ペットボトルが転がるという・・・
仕方なく寝かせました(^^;)
いや~凄まじい!
写真より実物を見たほうが迫力があるというのを伝えられないのが残念ですけどね。
バイクで行く人は立ちゴケに気を付けてください。
途中で止まるとバランスを崩し易そうです(^^;)
それにしても、恐ろしい傾きだ・・・
そこから更に上って行ったところが暗峠。
石畳に歴史を感じることができますね。
よく写真になってるのはこっち側かな?
反対側の奈良側からはこんな感じです。
しかし、あの坂を延々と登り続けた江戸時代の人は大変やったやろなぁ
峠の茶屋がどれだけ有り難かったか、想像に難くありません。
ま、今でも暗峠では峠の茶屋が現役なんですけどね。
奈良側の信貴生駒スカイラインをくぐった先に店があります。
暗峠の峠部分を越えて奈良側に入ると、酷道と名高い308号線もちょっと試練の手を緩めてくれます。
よくある国道の山道部分という程度に。
そして順当に南生駒に出れば、暗峠の峠道も終わりです。
ただ、このまま308号線で奈良市に出ようとすると、こちらもなかなかツラい道。
何がツラいって、国道の標識がほとんど無い!
南生駒の駅周辺で山越えの国道入口を探して迷ったのを手始めに、南山手台のところで国道表示が無いから勘で曲がってみたら正解とか、その先が暗峠ほどではないにしても私道レベルとか。
結局、後で地図で確認してみると、部分部分で国道を外れてまた戻るというルート選択をしてました。
なんとなく広そうな道を選択すると、国道から外れてしまうというのが国道308号線の標準なのか。
阪奈と第二阪奈あるからもうええやん!
的な声にならない主張が聞こえるようです(笑)
参考:
暗峠
0 件のコメント:
コメントを投稿