単純に高市首相の信任選挙になるかと思いきや、公明党と立憲民主党による新党中道改革連合の結成があり、前回の衆議院選挙の投票結果から単純に予測すると、新党が自民党を上回るという報道まで出ています。
しかし、あまりにも拙速のような気がしますね。
そういう意味では、高市首相の電撃的な解散決断は、野党を拙速な戦略に追い込むほどの有効な手だったのかも知れません。
何が拙速だったかと言うと、新党が衆議院に限るということ。
これが、公明党と立憲民主党の政党としての覚悟の無さが見えるようで、選挙互助会の雰囲気を強くしています。
統一会派ならともかく、新党を結成するというのであれば、本来なら理念の摺り合わせを経て衆参同時であるべきで、旧党を残したりはしません。
いかにも中途半端に映るからです。
新党では新しい綱領があり、旧党では以前の綱領が生きているという状況は、通常は国民に理解を得られないでしょう。
新党では、公明党が自民党と共に推し進めていた安保法制や原発再稼働は是認の立場です。
新党に参加した立憲民主党出身の議員の中には、微妙に是認できていないような発言をする議員もいるんですが、まぁそれはそれとして、党としては是認という立場。
ところが、これが参議院になると、母体が同じながら是認否認の違う立場に立つわけです。
どう整合性を取るんでしょうか。
混沌として見えません。
つい数か月前に、基本政策の違いは横に置いて玉木代表を首相として担いでもいいと、政権奪取に燃えた野田代表らしさが出ていると言えばそうですが、どうも数勘定が前に出過ぎて、政策を後回しにする傾向がありますね。
重要政策ちゃうかったんかと、思わずツッコミたくなります。
また、比例専業となる旧公明党に配慮して、比例の順位上位は旧公明党議員で占められるようですが、これも遺恨を残しそうな気がしますね。
選挙結果によっては、より左派に近い議員とその支持者が新党の綱領を消化できず、また、参議院議員も新党の効果を疑い、分裂する危険性もあるような気がします。
旧公明党を含む現実的中道路線の党と、左派寄りの党に分かれれば、それはそれで解りやすいとは言えますが。
兎にも角にも、史上最短の短期決戦で結果はすぐに見えます。
今回の選挙で、しばらく続いている旧立憲民主党の退勢がどうなるかという興味と、旧公明党の本当の実力というのが露わになるんじゃないかという期待で、選挙が楽しみになってきました。
個人的には、新党は、選挙も、選挙の後も、かなり危ういのではないかと予想していますが、どうなるのか。
2週間後を待ちましょう。
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