自民党史上初の女性総裁誕生に続いて、公明党の連立政権離脱となりました。
報道によると、連立期間は26年にも及ぶそうですから、なかなかの歴史的転換点ですね。
その離脱の要因としては、最終的には不記載問題と企業献金などがネックになったようです。
とは言え。
萩生田さんは秘書が起訴されているから別格としても、公明党の斎藤代表も不記載をしていた過去があり、あまり人の事を言えないような気もしますが。
自民党の不記載問題が発覚してすぐというタイミングでもないですし、離脱が既定路線だったんでしょうかね。
今というタイミングや会談での強硬さは、なんかしっくりきませんが。
それと、コメントの中で斎藤代表は、「保守中道」と公明党を自ら定義していましたが、外から見る限り、どう考えても左派でしょう、と。
少なく見積もって中道左派、世界的に見れば確実に左派ですよね。
この辺りが、中道右派を中心とする自民党の支持層と相容れない部分があり、公明党が嫌いだから自民党支持をやめた、という層が一定数います。
公明党は公明党で、動員力が年々衰えているとは言え、小選挙区ごとに1.5~2万の票が期待できると言われていますから、当落線上の自民党議員にとっては大きい。
ですが、選挙区調整で26年も候補を擁立していない小選挙区もあるわけですから、地盤も何も無くなってそうで、公明党は小選挙区は厳しい所が多そうですね。
兎にも角にも、離脱は決定されたわけですから、今後どうなっていくか、見逃せません。
首相選出に関しては、立憲民主党が政権交代を狙って声を掛け回っていますが、こちらは政策が二の次。
まさに野合の様相ですね。
一方の維新、国民民主は、高市さんに政策が近い部分も多く、連立の枠組みに入るかは別として、政策協定程度は結べそうです。
参政も、やや距離を置いてはいますが、近い政策もあり、こちらも是々非々で協力できそう。
面白いのは、れいわも積極財政で協力できそうなところですね。
今までの枠組みが、大きく動きそうです。