順々に関税が発動されていましたが、日本にとって本丸というべき自動車の関税も、トランプ大統領にとっては予定通りということでしたね。
数字的に確認すると、2024年に日本から輸出した約224万台の自動車の内、約137万台がアメリカ向けとのこと。
同年の国内販売が約442万台ですから、国内販売分の3分の1強、輸出台数の6割強がアメリカ向けという事になります。
この数量について、すべて25%価格が上がるというわけですので、値上げによって販売量に影響が出そうですね。
賃金が上昇しているアメリカと言っても、つい数年前までインフレについて行けてなかったですから、さらなる値上げは厳しい。
ただ、メキシコやカナダ向けも同様ですから、アメリカ国内で販売されている内のかなりの数量が値上がることになり、相対的競争力には、それほど影響が出ないかもしれません。
今後どうなるのか、まだまだ予測は難しいですね。
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