2025年3月21日金曜日

百条委員会と第三者委員会

兵庫県の斎藤知事について、百条委員会に引き続き、第三者委員会の報告書が出されました。
全体的に見て、百条委員会の報告よりも、第三者委員会の報告の方が厳しい印象ですね。
一番注目するのは、公益通報者保護法について違反とされた点でしょうか。
確かに犯人捜しは筋が悪いですね。
ただ、3号通報の要件を満たしているということですが、これには有識者でも意見が分かれている部分であり、県民から見ると、すんなりと公益通報だったというのを受け入れられるかと言えば、微妙なところ。
白黒はっきりするような状況なら良かったんですが、外から見ると、どっちもどっちという状況でしたからね。
あと、気を付けて見ておきたいのは、7つあった告発の内、認められたのがパワハラのみという部分。
おねだり体質については、受領すべきではなかったという意見が付けられましたが、収賄などは成立しないとのこと。
つまり、あれだけ報道されていたのに、真実性があったのが1つとグレーが1つ。
マスコミのフィルタリングも、全然アテにならないわけですね。
あのバッシングは、ちょっと度が過ぎていました。
 
いずれにせよ、選挙は終わってしまっています。
県議会は、百条委員会や第三者委員会の報告が出てから不信任案の決議を行うべきでしたね。
今のように選挙後となると県議会が何かできるわけでもないですし、県民も、判断材料があまり無いままの選挙となってしまいました。
色々と議会システムの運用がマズいですね。
しかし、何を言っても始まらない。
今後は、しっかりと運用して行ってもらいたいものです。
 

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