少し前に、各飲食店チェーンでアルバイトが不適切な動画を投稿したバイトテロ事件が続きましたが、その始めの頃に問題となった大戸屋が、対策として今日3月12日に一斉休業を取りました。
報道によれば、従業員の再教育と店舗清掃を行うそうですが、実際問題として、これは企業だけの問題なのか?という気がします。
定められた挨拶をしない、オペレーションが悪くて客対応が疎かになっている、というような理由なら再教育で改善できますが、大戸屋を始めとした問題の動画は、そういう社会的常識の範囲を超えたものに思えますね。
まぁまぁ学生だから、と庇える範囲を超えている。
常識を知らないなら教えればいいですが、それを超えてしまうものに対しては無駄なんじゃないかと。
そもそも、正社員であろうが、パートであろうが、アルバイトであろうが、企業と従業員の間の雇用契約であって、本質には違いがありません。
もちろん、問題が発生した以上、平均的な意識が低いと推定されるアルバイトだけで回している時間があったなどといった企業側の問題もあるでしょうし、対策も必要ですが、アルバイトだから問題を起こすわけではなく、正社員でも問題を起こしますからね。
つまりは、根本的には人の質や取り組み方だと思うんです。
要は、仕事を舐めてると。
学校で無茶しても、学校は表沙汰にはしたがらないですし、結局は有耶無耶になることも多いですから、そういう感覚の延長で働いているのかもしれませんね。
人手不足のこのご時世ですから、アルバイトを採用する際に、その質まで見てられないという事情もあるかもしれません。
だからと言って、許される事でもないので、こういう常識の範囲を超えたものに関しては、厳正に対応してもらいたいと思いますね。
お客さんからお金を取る以上、また、自分も労働の対価としてお金をもらう以上、そこは労働者として本質的には差が無いわけですし、社会を成り立たせているシステムへの参加です。
そして、社会システムにはちゃんと賠償させるシステムもあるわけですから、それに則って処理してもらいたいですな。
企業にとっては、実際には出した損失を埋めるような賠償額を払ってもらえるわけでもなく、裁判は手間も時間もお金も掛かる事ですが、きちんと対応すると言ったくら寿司などは応援したいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿