2014年12月22日月曜日

両毛・新潟ツーリング その7

前回のあらすじ

絶対と言って憚らないぐらいいつも予定が押すのに、珍しく予定通りに城を辿って行けてる。
怖い!怖いよぉー!
 
さて、いよいよ山越えをして日光へ。
このツーリング最大の山場ですな。
日光での時間次第で宇都宮城まで行けるか?
宇都宮駅で宇都宮城の表示を見つけられず、撤退した13年前の雪辱を果たせるか?
個人的には、達成感という尺度において物凄く大事なことです。
他人にとっちゃ、行けても行けんでもええやん、的なことですが(笑)
 
日光へのアプローチは、国道122号線となるわけですが、大胡から上毛電鉄沿いに走ると少し遠回りな上、流れも遅い可能性が高い。
そこで、荒砥川沿いを北上し、県道を伝って神梅へ斜めにズドーンと突き抜けようと思ったわけです。
これ、ツーリングマップルじゃ不可能ですな。
スマホで現在地を探りながらじゃないと無理。
地図じゃ細い3ケタ県道なんて載ってないんやもん。
でも、こういう主要幹線じゃない道って、走ってて凄く不安になりますな。
距離は短いのに、とてもとても長く感じること(笑)
ここで迷えば宇都宮行きはほぼ断念という、精神的プレッシャーもありますが。
合ってんのか?合ってんのか?と考えながら、ようやく国道353号線に出て一安心(^^;)
そこから少し北へ走って、再び県道で小山を越えたら国道122号線です。
よし、時間短縮できたはずだ!
と安心してたら、行く予定だった五覧田城への道を見落としました・・・(> <)
数kmほど走っておかしいと気付き、戻ったものの、今度は集落へ入った道から城を示す道標の発見に手間取りました。
だって、小さい上に草に半分隠れてるんやもん・・・
で、
で、
極め付けはこれですわ・・・

 
どーん!!
淡路の白巣城に続いてまさかの倒木!
これがただ倒れてるだけなら、除ければOKなんですがね。
倒れながらもまだ生えとる!
根がしっかりしてるだけに、押しても引いても1mぐらいしか動かない・・・
というわけで、断念しました(> <)
後で調べたところ、自分が上って行ったのは関守登山口らしく、最も楽に登れるのは戸屋沢橋登山口らしい。
倒木のあった箇所は、まだまだ中腹で視界の開けない場所。
時間があれば徒歩で登ったんやけど、宇都宮と天秤に掛けました。
んー
んー残念・・・
 
気を取り直して、国道122号線から一路日光へ。
前に車がいて爽快とまではいかないですが、そこそこ快走できました。
足尾銅山の案内を見ながら、次に来る時は何年後か分からんけど、年齢的にバイクで来れるんか?などと考えつつ、日足トンネルを越えて日光入りです。
さすがにトンネル前後はかなり空気が締まってましたが、まだまだこの時間なら問題なし。
ただ、国道120号線との分岐で沼田88kmの文字を見たときには、ちょっと宇都宮を諦めました(笑)
今回の目的は、二荒山神社と、13年前に人波に嫌気が差して中まで入らなかった東照宮。
事前の下調べで、東照宮の駐車場は一杯の可能性が高そうだったこともあり、二荒山神社前の駐車場に行くと、二輪は自分以外は1台だけで、煩わしい事も起きず難なく駐車に成功。
そこから二荒山神社と東照宮を見て回りました。
まずは二荒山神社へ。

 
神社の杜が深くて雰囲気が宜しいですな。
なんかパワースポットになっているらしく、若い女性もチラホラ。
ちょっとびっくり(笑)
続いて東照宮へ。

 
さすがにこちらは格段に人が多い。
特に外国人の方が多かったですね。
その辺りは13年前と変わってない。
東照宮は、江戸時代の一番力のある3代家光の頃に整備されたこともあり、全体的に派手派手しい建物が多いですね。
足利義満の金閣寺に通じる何かがある。
共に幕府3代目ですし。
下は三神庫の左手の建物ですが、こんな感じで金ピカです(^^)

 
境内西側の輪蔵と鼓楼もこんな感じ。

 
その上にある唐門はやや趣を変えて白い柱が目立ちます。
唐門という名もあって、何故かぐっと中華らしさを感じますね。
しかし、あくまで唐門というのは形式上の話で、中華は関係ないんですが(笑)
ちなみに、社としては、この唐門が正門にあたります。

 
そして有名な眠り猫。

 
この猫の所は、猫も起きるんちゃうんか?というぐらいの黒山の人だかり。
写真を撮るのにも一苦労(笑)
この眠り猫を越えて行くと、家康の神棺が祀られている奥宮宝塔です。

 
この辺りは流石に静寂感がありましたね。
しかし、この日は土曜日だったんですが、小学生の修学旅行とバッティングしてえらい混雑でした。
自分らの頃は平日に行ってたんですが、今は違うのかな?
一観光客としては、おいおい~(苦笑)、で済む話ですが、ヤンチャな子もいる小学生を率いて、土曜という観光客が多い曜日に観光地という激戦地へ敢然と突撃する引率教師は大変ですな。
所詮、他人事ですが(笑)
 
参考:
五覧田城
二荒山神社
日光東照宮

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