2025年9月12日金曜日

トップニュースの行方

トップニュースという単語があります。
意味はそのまま、注目度が一番高いニュースのこと。
このトップニュース、9/7に阪神タイガースが優勝を決めたことから、翌日のニュースではちょっと面白い現象が見られましたね。
何故かと言うと、石破首相の退任発表が被ったから。
ニュースの大きさで言えば、自国の政治トップの退任ですから、石破首相退任のニュースの方が大きいのは自明です。
ですので、全国系のニュースでは、同日に発表された石破首相退任のニュースが当たり前のようにトップでした。
しかししかし、関西系のニュースでは、阪神タイガースのニュースがことごとくトップだったんですよ笑
確認したテレビやラジオでは、パーフェクトのトップ率!
関西におけるタイガースの存在感というのを、改めて思い知りました。
ふと、新聞はどうなんだろうと思って見てみると、新聞は紙面の調整で並立が可能なので、見ることができた新聞では、1面上段に石破首相退任、その下にタイガース優勝が配置され、両方とも1面でした。
写真の大きさも、退任会見と胴上げが同等の大きさ。
関東版は、紙面が確認することができた毎日新聞だと、上段に首相退任、その下にタイガース優勝という配置は変わりませんでしたが、写真は胴上げの方が小さく、半分程度でしたね。
関東関西で同じ1面記事にはなっていますが、扱いは全く違いました。
地方紙は特色が色々出ていると思いますが、全国紙にも、地域性が色濃く出るのは興味深いですね。
 

2025年9月7日日曜日

石破首相退任

石破首相が退任を表明しました。
正直なところ、遅きに失した感は否めません。
総裁就任直後の衆議院議員選挙はともかくとして、東京都議会議員選挙、参議院議員選挙で大敗しているわけですから、そのまま何もなく続けられるわけがない。
地位にしがみついて総裁を続けられたとしても、下が付いてこないですからね。
俗に言う求心力の低下というやつで。
やりたいことはあったでしょうし、まだまだ続けたかったとは思いますが、組織で動かしていくものは、自分ひとりがもがいても、どうしようもない。
やるのであれば、総裁就任直後の期待感があった内に、強烈なリーダーシップを示してダイナミックに体制を変え、僅かでもいいからやりたいことの成果を示すべきでしたね。
自分の立場にしか興味を示さず、第1次安倍政権の際にも、麻生政権の際にも、公然と退陣を主張し、後には離党してしまった人物で、復党してからも仲間作りを重視していなかった人物ですから、総裁や総理になりたいとの思いはあっても、組織をどう動かしていくのか、どうやったら自分に共鳴してくれる人を増やせるのか、そういうものを理解できていないんでしょう。
さて、これで自民党は総裁を決めるプロセスに入るわけですが、挙党一致できる当主を出せるのか、少数与党として総裁を支える体制を構築できるのか、改めて注目されますね。
これからが、真価が問われる場面と言えます。
 

2025年8月31日日曜日

総裁選前倒し

参議院議員選挙後、石破さんは辞任するだろうと予想していましたが、首相にその気持ちは無いようですね。
麻生政権でも安倍政権でも、声高に辞任を要求していたのに、自分の時はなぜ粘るのか、理解に苦しみます。
党内も批判の声の方が大きいですし、野党も石破政権には批判的で、首相職に足を残せば残すほど、政権運営がにっちさっちも行かなくなるような気がするんですがね。
まあ、先の政権運営はともかくとして、党内がそんな状態のため、総裁選を行うかどうかを巡って綱引きが行われています。
氏名公表の上、指定日の指定時間に本人が届けを持ってこいというのも、微妙に圧力の匂いがしますね。
ただ、氏名公表は悪手だったような気も。
政務三役など政権に参画している政治家は、公表によって、総理を支えるという道義的な責任に矛盾が生じるため、なかなか総裁選前倒しの賛成を表明できなくなるという縛りは出てくるでしょう。
ただ、公表によって賛成反対がはっきりするため、世間的に賛成が受け入れられる空気が醸成されると、賛成へのドミノ倒しが発生する可能性があります。
参議院議員選挙では、右派であった自民支持層が、国民民主党や参政党に流出したと分析されていることから、石破さんに批判的な政治家は積極的に賛成して、その層の支持を得ようとするのは容易に考えられますね。
さらに言えば、政治家よりも県連に影響が大きそう。
党という色の影響を強く受ける地方議員なら、より敏感でしょうし、支持層の突き上げを直に受けるのも、地方議員ですから。
まぁこれは都道府県の支持層の空気によりますが。
あとは、オールドメディアの石破政権の支持率上昇をどう捉えるかですね。
政権の支持率は上昇しても、自民非支持層であれば、票にならないわけですし。
9/2の参議院選挙総括後、どうなるのか、注目ですね。
 

2025年8月27日水曜日

描かれたお城と城下町にて

兵庫県立歴史博物館へ行ってきました。
 
 
もちろん「描かれたお城と城下町」の特別展が目当てです。
8月末までの企画展ということで、8月も終わりになれば少しは涼しくなるかと粘ってみたんですが、今年は甘かった。
全然涼しくなりません。
なので、バイクで行くことを諦めて車で行ってきました。
姫路は、バイクで行くにはちょうど良い時間と距離なんですがね・・・
近年の夏は、ドラキュラ並みに陽が昇ると灼かれてしまうので、日の出前に出発して太陽が昇ると帰ってくるというスケジュールでしか、バイクに乗れなくなってしまいました笑
 
さて、その特別展。
思ったより城郭の数が少なかったのは、やや残念ではあったんですが、当時の現場や技術者が残した絵図というのは、よりミクロな視点の絵図で、とても新鮮でしたね。
また、築城術という学問の視点での図上演習のような絵図もあり、これまた新鮮でした。
こういう特殊な絵図は、なかなかお目に掛かれないので、貴重な機会です。
 
特別展を見終えて、ちょっと一服しようと館内のカフェに向かう途中に、展望ゾーンがありました。
天守の裏手から何度か眺めていますが、ちょっとびっくり。
この歴史博物館からの眺めが、1番かもしれませんね。
姫路城の写真は、ド正面の写真は非常に有名ですが、裏手の写真というのは、意外に目にする機会が少ない。
こちらからも、なかなか良い姿なんですよね。
 
 
なかなか良い博物館です。
気に入りました。
それと、県立だけあって、歴史関係の図書が充実していたのも気に入りましたね。
日本城郭大系や日本歴史地名大系を網羅しているほか、兵庫県内外の市史、町史、村史、郡史の類が非常に充実してます。
この辺りは、なかなか見られるものじゃないので、またお世話になる機会があるかもしれないですね。
 

2025年8月22日金曜日

ちょっと篠山へ

先日、時間があったので、ちょっと日帰りで篠山に行ってきました。
篠山のお城は去年に行きましたし、雨というのもあったので、ぶらりと街歩き。
篠山にはよく来ていますが、街歩きをするのは四半世紀ぶりぐらいですね。
当時は、今ほど城下町として観光地化されなかった時代で、お城中心に馬出とかを見て回った記憶があります。
改めて篠山の街をブラブラすると、雨ながらも観光客の方が散策してました。
あちこちに重厚な旧家があったりして、店として再生されていたり、そのまま空き家になっていたりしてたんですが、なかなか雰囲気が良いですね。
駐車場の近くにあったのが、旧役場を改装した大正ロマン館。
 
 
中は、土産物のショップとカフェになっています。
テラス席とかもあり、この日は雨で誰も使ってませんでしたが、のんびりと軽食するには良さそうな場所でした。
 
篠山の城下町をブラブラした後、ドライブをしてから近くの温泉へ。
久々に今田の薬師温泉へと向かいます。
 
 
ここの特徴は源泉の温度で、ぬるいよりもさらに温度が低い31℃前後の源泉が、かけ流しとなってるところですね。
今年みたいな、うんざりするような暑い夏は、これぐらいの温度のお風呂がちょうどいい。
まったりとクールダウンを兼ねて入っていると、まどろむような感覚が・・・
この状態でしばらく浸かっていると、頭もスッキリ!
ただ、前回に来た時は、平日の昼間ということで人もまばらだったんですが、さすがに休日のビジータイムということで、なかなか人も多かったですね。
露天風呂では、東屋付きの浴槽2つの内、小さい方には湯が張られていなかったんですが、浴槽が埋められ、休憩用の板敷きスペースとなっていました。
雨ということもあって、屋根付きの横になれるスペースは、かなり快適でしたね。
急遽行った割には、充実した休日となりました。
 

2025年8月15日金曜日

描かれたお城と城下町

姫路にある兵庫県立博物館で、「描かれたお城と城下町―築かれた城・理想の城・古城―」という特別展が開催されています。
 
 
姫路にある博物館なので、姫路城の絵図はもちろんですが、江戸時代に存在した各地の城や、すでに廃されていた戦国時代の古城の絵図もあり、非常に興味深いですね。
各地の歴史博物館や模擬天守で絵図を見ることは多いですが、地元の城のみというのがほとんどですから、いくつもの城を同時に見ることができる機会というのは、非常に貴重です。
これは是非行きたい!
と思いつつバタバタしていて、もうお盆を迎えてしまいました・・・
ヤバい。
なんとかスケジュールを調整して行きたいですね。
今まで仕事で培ったスケジュール調整能力が試されているのだ・・・
 

2025年8月3日日曜日

タイヤ交換2025

前輪にそろそろスリップサインが見えて来たので、前後輪のタイヤを同時に交換しました。
タイヤの種類は、Road 6。
順当に同系統で交換すると、Anakee Adventure辺りになると思うんですが、最近は史跡やお城でも舗装道が整備されていることが多くなり、フラットダートなどを走る機会もほぼ無くなっていることを考えると、もうちょっとオン寄りでいいのではないか、となりました。
そこで候補に挙がったのが、Anakee RoadとRoad 6。
さて、どうしたものか。
オフ成分を少し残しておきたいのならAnakee Road、オンに振ってしまうならRoad 6というところになるんですが、迷いましたね。
決めた理由は、乗る人本体の経年劣化が進んでいるので、より安全性を重視したのと、Pilot Roadから続くRoadシリーズは、ツアラーやアドベンチャー系のバイクなら、取りあえずそれにしとけ的なタイヤですから、興味があったんですよね。
どんな乗り心地かと。
というわけで、交換!
 
 
 
交換後、そのまま慣らしで神戸市内をウロウロしました。
皮むきがある程度進むまでは、慎重に。
感想としては、オンロードタイヤらしい剛性があるなという感じでした。
倒し込みも非常にスムーズ。
ただ、これは前のタイヤの中央が平たくなってきてた反動っぽいですね。
なので正確な比較は無理っぽい笑
梅雨明け直後の暑さの中、梅雨明けでこんなに水が少なくて大丈夫なのかと心配しながら呑吐ダム周辺などを走りましたが、止まると暑さがダイレクトに・・・
少し短いですが、70kmほどで切り上げました。
また涼しい早朝にでも続きで走りますか。