2025年2月15日土曜日

東信群馬埼玉ツーリング その8

前回のあらすじ
 
松井田城は、かなり良い城でした。
北条氏系城郭の緒戦としては、いい始まりですね。
 
松井田城の次の目標は、関東管領山内上杉氏の居城平井城。
ここも度々歴史に登場するお城ですからね。
しっかりと押さえておきたい所です。
ただ、素直に松井田城から見下ろせる国道18号線を東進してしまうと、高崎まで出てしまうので、少し戻って上信越道で東へ。
世界遺産になった富岡製糸場にも行ってみたいと思いつつ、時間も無いので吉井I.C.まで走り、南の山塊の麓を辿って行く県道41号線で平井へと進みます。
この道、なかなか良かったですね。
快走路というほど交通量は少なくなかったですが、遠くに山地を眺めつつ田舎らしい風景の中を、少しのアップダウンを重ねつつ走ることができました。
そして、西平井の交差点が。
その名の通り、この辺りはもう平井城の近くですね。
東の鮎川と、西平井の交差点のすぐ南を流れている荒神堀という小川が平井城の堀となっていて、交差点付近は城外ではあったんですが、関東管領山内上杉氏の居城でしたから、この辺りまで城下町があったのかも知れません。
交差点の南には、その荒神堀を示す案内が建っていました。
 
 
ここから南は城内ということになります。
武家屋敷が基になっているのかなという感じの集落を進んで行くと、平井城の土塁が見えてきました。
 
 
これは残念ながら復元なんですが、象徴的だったので、感慨深かったですね。
このほか、土塁跡や堀跡の碑も建てられていました。
城址公園内部には、色々な案内板が建てられています。
 
 
 
 
 
 
 
さらに奥には、上杉氏の碑が。
上杉氏の本拠らしさが残っていますね。
  
 
この奥には、天然の堀である鮎川沿いの河岸段丘も見えました。
当時はなかなか壮大なお城だったんでしょうね。
 
平井城の南西には、平井城の詰城といわれる平井金山城があります。
平井城からさらに南に進むと、県道175号線との三差路に出るので、右折してしばらく行くと、立派な駐車場が用意されていました。
でも・・・時間が無い。
今日中に鉢形城に寄って、行田まで行かないといけないんですよね。
こんな家から遠い場所で登城を見送るのは無念でしたが、遠景を写真に収めて平井を後にしました。
 
 
 
つづく
 
参考:
 

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