今年は、琵琶湖の水位が結構低く、渇水が危惧される水位になっていますが、渇水の年になるとニュースになるのが、長浜城と坂本城です。
どちらも遺構の一部が湖水に沈んでおり、渇水でその遺構が顔を出すとニュースなるんですね。
ニュースをパッと見た時、今年も水が少ないからなぁなんて思ったんですが、中身を読んでみると、湖面に出てきたといういつもの話ではなく、新たに宅地造成する土地の発掘調査で三ノ丸と考えられる石垣が出土したというニュースでした。
坂本城は、本能寺の変の直後の山崎の合戦で明智光秀が敗れた後、その腹心である明智秀満が籠り、城に火を放って自刃落城した城です。
その後も数年は使われましたが、やがて南に大津城が築かれた為、廃城となり、その全容が不明なんですね。
琵琶湖に突き出した本丸から西へ二ノ丸、三ノ丸を重ねた構造の城ですが、その外縁がはっきりしたことで、おおよその城の範囲というのが確定しそうです。
徐々に姿を現してきているようで、なんかワクワクしますね。
参考:
0 件のコメント:
コメントを投稿