2023年11月28日火曜日

ぶらり三木城

春先のことになるんですが、そろそろ暖かくなってきたという頃に、バイクのウォームアップがてら、ぶらっと三木城に行ってきました。
三木市には、ちょうど良い距離というのもあって比較的よく行くんですが、三木城に行くのはかなり久々ですね。
三木城は、今の市街地とは少し離れた、俗に言う旧市街にあります。
神戸電鉄の三木駅から美嚢川を越えた先の丘陵にあって、三木市役所からは近いんですが、城跡までの道がかなり細いんですよね。
だから、近いとは言っても、なかなか車で近くを通ったついでに、というのは気分的に厳しい。
だから、バイクで寄るにはちょうどいいんですよね。
アクセスする道は細いですが、バイクや車は二ノ丸跡に建つみき歴史資料館の駐車場が使えます。
 
 
三木合戦の展示が充実していますし、入館も無料なので、三木城散策の前知識を仕入れるのにいいですね。
この日は、三木の小学校に関する展示をしていました。
母校の特集があれば、興味が湧くでしょうね。
なかなか良い企画かもしれません。
さて、三木城へ。
三木城は、史跡としては本丸だけが残っています。
あと、鷹ノ尾という急造した部分も一部が残っていますね。
 
 
正面が伝天守台の台状の地形です。
左手のちょこっと写っているのは、忠魂碑がある小山ですが、伝天守台より大きいですね。
伝天守台の近くには、自刃した別所長治の像が。
 
 
縄張図はこんな感じです。
 
 
そして、解説板。
 
 
井戸跡もあります。
 
 
城のある台地のヘリには、狭間のある塀が廻らされていますが、そこから天然の堀である美嚢川を望むことができました。
 
 
ちなみに、二ノ丸のみき歴史資料館の横には、大甕群が埋められた跡が発掘されています。
この辺りは、戦場となった城のリアルな面ですね。
 
 
参考:
 

2023年11月22日水曜日

サイトのリニューアル 石川の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、石川県で訪れた全スポットの作成を終えました。
 
 
石川県は、お城が12城、温泉が1ヶ所、観光地が1ヶ所、史跡も1ヶ所、自然が4ヶ所、資料館が2館、道路橋梁が3本で、合計24スポット。
石川県と言えば、春の北陸道ですね。
ツーリングで高速道路と言えば、やや消化試合の傾向があるんですが、北陸道は数少ない走って楽しい高速道路です。
なんと言っても、初夏の残雪が見えますからね。
日本海の陽光が見える場所もありますし、春から梅雨の入口に掛けては雰囲気が最高。
能登の交通量が少ない快走路も愉しいですし、走り回っているイメージが強いですね。
ただ、一時期は毎年行ってるぐらいの感覚でしたが、意外と訪れたスポットは少ないようで。
本当に走ってばかりなのかも笑
さて、次はお隣富山県へ。
 

2023年11月19日日曜日

KAN

KANさんが12日に亡くなっていたとのこと。
かなりショックですね。
まだ61歳。
若すぎます。
自分たちの世代は、KANさんが世に出た頃に一番音楽を聴いていた世代で、影響も受けた世代でもあるんですよね。
KANさんの言葉のセンスは独特で、とても好きでした。
きらびやかな言葉はあまり使わないんですが、頭の中に想いや情景が思い浮かぶような歌が多かったです。
ラジオのパーソナリティも当時はやっていて、いつも面白かったですね。
変化球だらけのトークで、そこらの芸人よりも面白かった記憶があります。
葬儀もKANさんらしく、ユーモアにあふれていたようですね。
遺影がいつもの夏目漱石とか。
さすがです。
しかし、本当に早すぎますね。
そして、本当に残念です。
ご冥福をお祈りします。
 

2023年11月12日日曜日

出陣の壁

「信長の野望 出陣」をプレイし始めて、1ヶ月半が過ぎました。
100万都市に住んでいるというのもあって順調に領地の塗り絵が進んでまして、この間にツーリングが1回、東京出張が1回あったのもあり、拠点が1000ヶ所に近づいたんですね。
この場面で、戦国オールスターズ登場!
 大将:織田信長
 副将:武田信玄
 副将:上杉謙信
 与力:毛利元就
 与力:今川義元
ラスボスやないかい!
拠点の細かい割り方からすると、トータルの拠点数は10万は下らないはずですが、進捗が1%未満でこのメンバーが来るとは。
今まで適当ゴリ押しプレイでほとんど負けず、たまに負けることはあっても、初期配置の適正化などで勝ててましたが、このラスボスには並のやり方では勝てないんですよね。
自分の場合は、980拠点目での登場でしたが、ネットで調べてみると、1000拠点目で出てくる場合が多く、ここで詰まっている人も多いようです。
自分もここで、いくらやっても勝てないばかりに、登録拠点枠が上限いっぱいになってしまい、ラスボスが出てきた拠点と違う拠点を選択しても同じ編成が出てきて、新しい拠点が取れなくなるという問題にぶつかりました。
委任という名のオートモードでの登録ではなく、移動中に拠点を直接タップして戦う場合は違う編成が出てくるんですが、ここでも武田信玄が大将で上杉謙信が副将とか、朝倉宗滴が大将で武田信玄と織田信長を脇に従えているとか、準ラスボス級編成で勝てず、敗戦後はエリアが通り過ぎてしまっていて、拠点が取れません。
ラスボス自体は、宿泊したホテルで何時間か掛けて強化し、何度も何度もトライして突破しましたが、1000拠点を越えると、ラスボス、準ラスボス編成がデフォになり、がっつり戦闘で狙いと配置の指示をしなくては勝てなくなり、位置ゲーのお手軽さはどこへやら。
出張の夜で暇だったから時間をつぎ込めましたが、旅行中だと相当ストレスが溜まるでしょうね。
しかも、ラスボスに対抗すべく、こちらも最強カードを切らないといけないので、今のウチの騎馬隊は、イベントで貰った武田信玄が大将、上杉謙信が副将になっています。
それまで可愛がっていた、地元の武将で固めた播州部隊も解体してしまいました。
また、レベルをマックスにしないと勝てないので、編成に入っている武将はレベル上限まで強化。
ん~、なんだかな~
愛着のある部隊ではなく、手持ち最強武将を投入すると、誰も似たような構成になってしまうと思うんですよね。
しかも、レベル上げの楽しみも、カンストで終了してしまいました。
こうなると、毎日のアプリの立ち上げや、強敵との戦闘へのモチベーションが劇下がりしてしまいますね。
俺ツエーしたい人なら、これでいいんでしょうけど。
 
色々な問題をまとめてみると、
 
・拠点の戦闘の起動から終了が長く掛かり(2分程度)、位置ゲーとしてテンポが悪い
・そのテンポの悪さ(フィールド画面に戻るのが遅い)の為、訪れた拠点を過ぎてしまう事がある
  → 上記2点はスマホの能力にも寄ると思うので何とも言えませんが。
 
・1000拠点前後で拠点戦の敵が強くなり、勝たない限り登録が上限に達して追加できない。
  → 位置ゲーなのにお手軽な戦闘ではなくなるので、旅行中に結構な時間を取られいしまいます。
 
・登録が上限でも直接戦闘はできるが、敗北すると拠点が取れない
  → 訪れたのに全くの無駄になるのは非常にストレスです。
 
・自部隊をMAX強化しないといけないので、愛着のある育成部隊から最強テンプレート部隊に変更の必要
・無課金ではレベル上限解放が僅かな人数しかできず、それもすぐカンスト
  → コツコツとお気に入りの部隊を育てるモチベーションが無くなってしまいます。
 
こんな感じでしょうか。
コーエーテクモには、お手軽が基本の位置ゲーをどう捉えているのか、というのを聞いてみたいですね。
現状、お手軽では全くなくなってしまっているので。
旅先で、デッキ登録もできないシステムの中、何分もかけて都度違う敵の構成に合わせて自部隊も編成し直し、配置や攻撃ターゲットを指示して戦闘するという場面を想定している
んでしょうか。
委任して電車で1駅移動すれば、都市部では3つ4つのエリアが取れるというゲームなのに。
それから、位置ゲーとしては、出先で敗北したら訪れても無かったのと同じというのは、致命的かもしれません。
領地を拡げて塗り絵を塗っていくというのが、このゲームのメインのコンテンツだと思うので。
そこで無駄足になるというのは、非常にストレスになります。
それが遠ければ遠いほど。
あと、個人的には、戦国時代をモチーフにしただけの安いキャラゲーじゃなく、「信長の野望」なんですから、オールスターズみたいなキャラゲー的構成は避けてほしかったですね。
強くなるまでは、大将と繋がりのある武将で構成されていて、ひとつの勢力という印象があっただけに、もったいない。
信玄と四名臣とか、信長と織田五大将の内の4人とかなら、強敵でもまだ納得感はあるんですが。
 
βテストにも参加していない分際で、今更ではあるんですが、1000拠点を超えたユーザーとして書いてみると、普通の拠点の攻略は、フィールドで出てくる夜盗と同じ扱いで良かったと思いますね。
委任というオートモードでどんどん攻略できて、ここは行った行ってないがすぐ判るし、野盗を追い払ったから領地になったという脳内補完もゲーム観に合います。
現状、〇〇何丁目の攻略戦でオールスターズ登場とか、価値が安すぎて萎えますしね。
で、100名城、続100名城、有力国人の居城、それに駅などを足してもいいかもしれませんが、これが今の拠点戦であれば、いくら強くても攻略のモチベーションは上がるんではないでしょうか。
いつか〇〇城を攻略してやるぞ、と。
そして、その登録拠点は、上限はあってもいいですが、消滅期日は無い方向で。
せっかく攻略しに行っても、勝てないと無かったことになるのは、本当に残念ですし、ストレスが溜まりますから。
 
色々と愚痴に近いものを書きましたが、領地の塗り絵は愉しく、出かけるモチベーションにもなります。
また、エリアの細かさから、委任のまま車で国道や高速を走ったり、公共交通機関だけでは到底制覇もできないので、それも歩く動機付けになるでしょう。
自分は歴史好きでゲーム好きだから1000拠点を乗り越えられましたが、現状では、そんなニッチなユーザーしか付いて行けず、投げ出されてしまうと思うんですよね。
そんなニッチな自分でさえ、もうモンハンにしようかと頭をよぎったぐらいですから。
可能性の高いアプリだと思っているので、頑張って離脱者が少なくなるよう、改善して欲しいですね。
 

2023年11月7日火曜日

38年ぶり

阪神タイガースが、38年ぶりの日本一を達成しました。
バファローズも、とても強かったですね。
流れを取れそうで取れない、とは言え取られそうになりながらも粘る、そんな7戦でした。
前回の日本一は子供の頃でしたから、同じ間隔やったら次は生きてへんな、なんて話もチラホラ出ますが、今はただ喜びたいですね。
ただ、今回、気になったのは、第4戦、第5戦の中嶋監督の采配に議論があったこと。
スポーツの結果というのは、歴史と同じで、ifはありません。
同じ状況を再現して検証のしようがないからです。
なのに、ミスという言葉が飛び交っていたのは気になりますね。
采配には、当然ながら成功と失敗があります。
意図する結果が得られれば成功、得られなければ失敗。
すこぶる単純ですが、ただ、ミスとなると、意味が違ってきます。
missとfailの違いですね。
敗戦した以上、失敗=failですが、采配に合理的理由があれば、それはmissでは無いと思うんですよ。
 
第4戦の満塁策は、前提として、俊足の盗塁王の近本がサードランナーでタッチプレイになるとアウトにできる確率が減る、ということがあります。
前進守備であれば、内野の正面にそこそこの当たりのゴロが飛び、かつ、きちんとキャッチャーに返球しないと、アウトにできない可能性が高い。
となれば、当てるのがうまい2番中野とは、有利なカウントでもなかったので、リスクを取って無理に勝負する必要が無くなります。
で、3番の森下ですが、前日も当日もタイムリーを打っている上、外野まで飛ばせる力があり、さらにホームはタッチプレイのまま。
そして、4番は調子の上がっていない大山。
となれば、塁を埋めて大山で勝負する事に、十分な合理的理由があると思うんですがね。
1点取られれば試合終了の場面ですから。
ただ、コントロールの定まらないピッチャーを替えるという選択はあったとは思いますが、そこは先の投手の配分を考えたのかもしれません。
 
第5戦の継投策は、阪神打線を抑えていた田嶋投手を引っ張るかどうかという話ですが、田嶋投手は明らかに中盤でギアを上げて飛ばしていた上、今期は完投の実績が無く、直近のCSで突如崩れています。
監督としては、7回もいい当たりを打たれていたので、先手を打って替えるというのも十分考慮に入るでしょう。
投入した山崎颯一郎が、前日までベンチ外になっていたいうのはありますが、宇田川は連投でしたし、シーズンでは勝ちパターンの投手でしたしね。
山崎颯一郎、平野という継投で締められれば、使い過ぎの感じがあった中継ぎも休ませられ、次戦以降で余裕が出ますから。
岡田監督も、6月以来の登板となった湯浅のぶっつけ本番投入という勝負手を打っていますから、勝負という意味では、それと同じだと思うんですけどね。
策が成功した岡田監督と、失敗した中嶋監督。
そこには明確な差がありますが、ミスって言葉には、なんだかモヤっとしますね。
 

2023年11月2日木曜日

丹後半島へと その3

前回のあらすじ
 
経ヶ岬の灯台は遠いんですわ~
 
伊根の道の駅を出発し、海沿いを南へ南へと進むと、やがて天橋立の北側に出ます。
天橋立の玄関口と言えば、知恩院のある南側ですが、眺望で言えば、傘松公園のある北側も昇龍観として有名ですね。
ただ、傘松公園には登らず、天橋立の西側へ。
西側からは、大内峠からの眺望が一字観と呼ばれていますが、麓とは言え、じっくりと堪能したのは初めてでした。
 
 
正に一字。
スマホで撮ると、その良さはあんまり解りませんが笑
 
天橋立の次は、淡々と西へ走って行きます。
舞鶴のとれとれセンターでサバを買ってこいとの指令が下っていたからですが、舞鶴まで行ったのなら、田辺城に寄らないわけにはいきません。
とれとれセンターからはすぐの距離で、田辺城のすぐ横に有料駐車場もありますので、お手軽ですね。
久々に見る模擬櫓と城門。
これが細川幽斎が兵500で籠った田辺城ですね。
城門はあくまで復元ではなく模擬の城門ですが。
 
 
天守台から見ると、公園となった城内の様子がよく解ります。
 
 
田辺城で個人的に好きなポイントは、城門の反対側です。
渦郭式になっている本丸から二ノ丸の辺りですが、ここは横矢が掛かるように細かに曲げられており、それがよく解る場所ですね。
ちょっと写真では判りにくいですが、いくつもある横矢掛の石垣沿いに道が通っていて、見学してくれと言わんばかり。
 
 
田辺城には若いころから何度も来ていますが、今回、新たに発見したのがこの比較地図。
城跡の北側の幹線道路の交差点にありました。
当時の堀の様子と、今の道路のどの辺りなのか、非常によく解りますね。
 
 
久々の丹後半島は愉しかったですな。
やはり、半島先端を含めてぐるりと回るのは、何とも言えず達成感があっていいものですね。
 
参考: