ファーウェイ包囲網がどうやら出来上がってきているようです。
最近のニュースを追うと、カナダで拘束されているファーウェイCFOに引き続きアメリカから引き渡し要求があるんですが、それに対して中国はカナダ人を拘束するなど、対抗手段に出ていると見られていますね。
ただ、それよりも気になったのが下の記事。
独政府、5G入札でファーウェイ排除する方法を検討=独紙
https://jp.reuters.com/article/germany-china-huawei-idJPKCN1PB01U?il=0
米に始まり、豪、日、英と排除方針が拡がっていますが、ドイツは比較的中国に寛容で、以前の報道では5Gからファーウェイを排除しないという記事が出てきていました。
ところが、今回は真逆の記事が。
ドイツでも潮目が変わったのかな?
この辺り、まだまだ統一的な方針ではなくて紆余曲折がありそうではあるんですが、何と言ってもファーウェイのCFOの容疑が金融制裁違反ですからね。
SNDリストに入れられてしまうとファーウェイそのものと金融取引が出来なくなってしまう可能性があり、その取引相手にも影響が及ぶ可能性があります。
金融的に脆弱なドイツ銀行を抱えていますから、そういう金融的リスクを考えたものかもしれませんね。
これを受けて、
[FT]ファーウェイ、5Gから排除で人員削減も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40252000R20C19A1000000/
という記事も出ています。
利幅の大きい先進国で商売ができなくなると、ファーウェイも厳しいですね。
今後、どうなっていくのか、行方が気になります。
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