昨日、楽天の三木谷社長が産業競争力会議の民間議員の辞意を撤回するという記事がありました。
この辺りの事情は、
三木谷さん 「医薬品のネット販売全面解禁を!」
政府 「う~ん、やっぱ一部規制するわ・・・」
三木谷さん 「もう民間議員辞めるわ(怒) あと、ケンコーコムと共闘して裁判するで」
という流れがあって、首相が慰留した結果の辞意撤回です。
まぁなんと言うか、ちょっと違和感がありますな。
民間の有能な人間を会議に招聘するのはもちろんいいのですが、様々な議題の中で利害関係者となる議題に関しては参加すべきでないように思います。
傍から見れば、民間議員という立場を利用した、ただのごり押しにしか見えませんし、そういう利害関係者が参加した会議の結論はどうも中立性というのに疑いの目を向けざるを得ない。
しかも反対するだけならまだしも、訴訟をチラつかせるとか、ちょっとやり方があくどい。
ネット通販は非常に便利かつ合理的で、これからもどんどん拡がっていくのは間違いないと思われます。
合理性が無いのなら問題外ですが、そういう機能的な裏付けがあるのだから、もっと正攻法で行ってもらたいですな。
合理的なものには世論の後押しがあるんやから。
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