2016年10月12日水曜日

ヤマハとホンダ

二輪業界的には、かつてHY戦争とまで呼ばれた熾烈な販売合戦があり、とてもそんな話は出ないだろうという先入観があったヤマハとホンダ。
その2社が提携したというニュースが先週ありました。
 
ヤマハ・ホンダが提携 若者の味方「原付バイク」はどこへ消えた?
https://dot.asahi.com/toyo/2016101100041.html?page=1
 
上に詳しい記事が載っていますが、確かに気付けば原付ってほとんど見なくなりましたよね。
自分の世代には、高校行ったら原付の免許取るねん!というやつがたくさんおり、自分も高校時代に原付の免許を取ってバイクデビューした口ですが、20歳ぐらいにはもう周りで3・4人しかバイクに乗ってなかったですね。
その頃にはもうバイクに乗る人も減少傾向で、更にその数年後に電動自転車が出たのが致命的でした。
お手軽な乗り物は見事に主役が交代しましたね。
ま、それに火をつけたのはヤマハPASなんですが・・・
今では、ヤマハ、ブリジストン、パナソニックが電動自転車の御三家になっています。
そして、ちょっと荷物を運んだりする用事には軽自動車。
上下に二分して食われた感じです。
更に、環境規制や安全技術による製造コストの上昇。
そうなると、やっぱりOEM供給になってしまうのはしょうがないですかね。
ホンダは生産量を確保し、ヤマハはコスト低下の恩恵を受ける。
昔々に原付にときめいていた世代としては残念ですが、これも時代の流れでしょう。
個人的には、岡山から神戸まで120km以上を、大型のバンバン走る国道2号線で帰ってきた同級生が開口一番、危ないし寒いし死ぬかと思ったわ!と宣ったのが今でも忘れられません。
あいつの原付は輝いていた!
 

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