イスラエルとアメリカが共同して、イランに攻撃を仕掛けました。
イランとの交渉妥結の可能性が、まだギリギリ残っている段階だったので、かなりびっくりです。
何より凄いのがその成果。
会合の情報を得た上で爆撃したとされ、政権や革命防衛隊の高官クラスがまとめてやられています。
国のトップであるハメネイ師を始め、国防軍需相、司法機関トップ、革命防衛隊司令官、核プログラム担当顧問、国家安全保障会議員など、早々たるメンバーが命を落としました。
本当か嘘か分かりませんが、イランではイスラエルの情報機関であるモサドの対策部隊があったものの、その隊長がモサドの工作員だったほか、隊員の20名がモサドの工作員だったという話も出ています。
もし本当であれば、筒抜けどころの状態じゃなかったことになりますね。
ベネズエラの時も思いましたが、アメリカもイスラエルも、情報機関の能力は、他の国より頭1つも2つも抜けているようです。
恐ろしい。
それから、高官がまとめてやられて指揮系統や判断に混乱があるのか、イラクはヒステリックに他国へミサイルを撃ちました。
これは非常に悪手。
米軍基地がある国に撃っており、これが基地に着弾すればいいのですが、民間の施設が攻撃され、亡くなった方もいるようです。
中東とひと括りにされがちですが、中東ではシーア派とスンニ派の対立、アラブ人とペルシャ人の対立などが複雑に絡み合っていますから、このイランからのミサイル攻撃は、中東で擁護してくれる国を無くす効果が出てしまうでしょうね。
アメリカやイスラエルに、今のところは国際的に支持は無いのですが、イラクは報復で同じ土壌に立ってしまった。
ただ、政治的には悪手なんですが、軍事的には報復は士気を上げますから、どの層からその指示が出たのか、気になります。
トップ層だと、前回の反撃のように、相手国とギリギリ手打ちできるラインで報復攻撃するような判断をするように思うんですが、どうなんでしょうか。
いずれにせよ、ホルムズ海峡も危ういですし、しばらくは混乱が続きそうです。