このような高関税率は100年以上振りとのこと。
これを受けて、日本を始めとする各国の株式市場には嵐が吹き荒れていますね。
日本の株式市場も乱高下ですが、アメリカも同様で、場中で上下2000ドルの幅が出たりと、パニック状態です。
しばらくは、素人が触ると火傷するような鉄火場状態が続きそうですね。
しかし、今回はトランプ大統領もなかなか方針を曲げないようですな。
1期目は、取り敢えず吹っ掛け、取り引きで有利な条件を引き出すという事が多く、商売人上がりらしいやり方だと感じていましたが、今回は吹っ掛けた後に取り引きで有利な状況を取っていくのかと思いきや、そのまま発動まで来ました。
ただ、交渉希望は50ヶ国以上になっているようで、そこで本格的な「ディール」となるんでしょうか。
この辺りは注目です。
この相互関税というには計算が大ざっぱ過ぎる関税政策には、中国が真っ向から制裁関税を発動して立ち向かい、対中国の関税が104%と、とんでもない数値になりました。
しかも、中国はどこまでも付き合うと宣言もしており、米中のデカップリングが加速度的に進行する可能性があります。
また、日本のニュースにあまり乗ってこないポイントとして、800ドル以下は関税免除という定額免税制度というのがあるんですが、これが中国と香港向けの分が免税されなくなるという方向のようですね。
これの恩恵を受けていたのが、SheinとTemuという廉価商品の多いECサイトで、アメリカ向けがどの程度の割合なのか不明ですが、大きな影響を受けそうです。
いずれにせよ、全世界的なにしばらく混乱は続くでしょうね。
早く落ち着いて欲しいものですが。
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