2025年5月28日水曜日

安楽死

先日、こんなニュースがありました。
 
 
ヨーロッパの一部の国では認められている安楽死。
各国それぞれ、濫用されないよう厳格な規定がありますが、少し前に、日本人が安楽死を許容されている国に渡って安楽死したという特集もありましたね。
それだけ身近な話題になっているということでしょう。
個人的には、安楽死、尊厳死には賛成です。
よくドラマや歌詞で、望んで生まれてきたわけじゃない、なんて言葉が出てきますが、病気などでどうにもならなくなった場合には、生まれることは自分で決められないんやから、せめて死ぬ時期ぐらいは自分で決めることができてもいいんじゃないか、とは思いますね。
野生の動物を考えた場合、望んで死ぬ動物はほぼいない。
本能的に死ぬことを選ばないですから。
脳の機能を考えた時に、自分で死ぬことを選ぶことができるのは、人間が動物ではなく人間足り得る要素のひとつなんじゃないかとも思いますね。
 
人口動態を見ると、日本もそうですが、世界的にも、第二次大戦後のベビーブーマー世代が寿命を迎える年代となってきています。
大量に病死していく時代が、すぐそこまで迫ってきてるわけですね。
その時代が来る前に、安楽死や尊厳死についての議論が尽くされて欲しいですな。
個人的には、その理由となる病気の中に、認知症も含めて欲しい。
自分が自分である内に、自分の人生の落とし前をつけられるように。
認知症が進行すると、今までの蓄積された人間関係を失うだけではなく、自分の事もできなくなりますから、介護などで生かされているだけの状態になってしまいます。
それはもう、飼育されている動物と同じですからね。
それは避けたいものですね。
 

2025年5月21日水曜日

格付け

先日、こんなニュースが出てきてびっくりしました。
 
 
基軸通貨国のアメリカ国債は、最上位格付けというのが今までの常識でしたが、それが覆りそうです。
色々な経済系の計算でも、安全資産と言えば国債。
その中でもアメリカ国債は最上で、その利率が安全資産の基準として使われたりもします。
それが格下げとは。
年間財政赤字と金利負担の増加傾向がその理由ですが、この部分は簡単に改善できそうにもないので、格付けが早く戻るというのは難しそうです。
ちなみに、Aaaの格付けを持っているのは、北欧諸国やドイツ、スイス、それにカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール。
日本の国債の格付けは現在A1。
最上位のAaaから4段階下です。
また、石破首相が答弁で例に出したギリシャはBa1。
対GDP債務比率などからその答弁になったと思われますが、投資の参考となる格付けには、かなりの差があります。
首相が公に出すコメントとしては、短絡的ですね。
もうちょっと精査して答えてほしいところです。
 

2025年5月14日水曜日

米中妥結

詳細は他のニュースで散々解説されていますから割愛しますが、米中の間の関税が90日間という条件ながら、115%の引き下げに合意しました。
対中のアメリカの関税は30%、対米の中国の関税は10%です。
ただ、強硬に吹っ掛けて、最終的に30%の関税ということであれば、トランプ大統領流のディール成功ということになるんでしょうね。
人によっては、基軸通貨の国の大統領にあるまじき行動などと批判する人もいるようですが、基軸通貨国であろうが発展途上国であろうが、民主国家の国の大統領を決めたのはその国の国民であり、他の国はそれを受け入れるしかありません。
トランプ大統領がどういう行動を取るのか、それを戦略に組み込んで行くしかないわけです。
英国とは早く妥結しました。
中国とも、お互い弱みもありつつなんだかんだ取りあえずの合意に達しました。
残るはEU、日本、そしてアメリカの裏庭とも呼ばれる南米やカナダ。
どういう風に交渉が進んで行くのか、日本の狙いは達せられるのか、引き続き注目ですね。
 

2025年5月4日日曜日

サイトのリニューアル 広島の全スポット終了

サイトのリニューアルですが、広島県で訪問した全てのスポットの作成が終了しました。
 
 
広島県では、お城の数が25城、温泉が3ヶ所、観光地が4ヶ所、寺社が4ヶ所、史跡が5ヶ所、自然が6ヶ所、資料館が5館、これに道路橋梁で愛媛と共通のしまなみ海道が1本あり、合計で53スポットです。
広島県は隣県ではなく、割と神戸からは遠いんですが、訪れたスポット数は多くなっていますね。
栞の記事にも書いていますが、神戸から広島市までほぼ300kmという距離で、これがちょうど良いのかもしれません。
ほどよい旅感が出るんでしょうね。
1泊2日や2泊3日だと、広島県率が高い気がします。
とは言え、瀬戸内海側は万遍無く訪れている感じですが、山側はまだまだ未踏の場所が多いですね。
これからも行く機会は多そうです。
さて、次は中国地方の最後の県、山口へと進んで行きましょう。