2019年9月17日火曜日

たんぽぽ城

「たんぽぽ城」と書くと、非常にファンシーな言葉の響きになりますが、実際に存在した城です。
蒲公英城と書き、松原城とも道場河原城とも呼ばれました。
道場河原は、道場河原宿という宿場町の名で、松原は、播磨を中心に勢力を張っていた四職のひとつ赤松氏の庶流で、城主であった松原氏の名から取られています。

では、蒲公英はどこから?
なんでも、松原氏の奥方は鼓が得意で鼓を打つ音からタンポポと名付けられたとか、城の井戸からタンポンと水琴窟のように水音が響いたことからとか、いくつか説があるようですね。
また、たんぽぽの別名が鼓草なので、そこからの名前とも言われています。
この蒲公英城、なんでも宅地開発によって消滅してしまうとか。
城好きとしては、非常に残念です。
ただ、この工事に先立ち、発掘調査が行われ、現地説明会がありました。
記事は消えてしまったのか、ちょっと探し切れなかったのですが、8月の最終週に神戸新聞に載っており、現況を知ることができたんですね。
無くなってしまうなら、是非行きたい!
とは思ったんですが、説明会は8/31。
土曜は基本的に仕事で、更に月末。
仕事休むなんて無理。
月末は色々と月末ならではの作業があるんですよねぇ
なんとも融通が利かない!
とてもとても残念なんですけど、今回は諦めました。
でも、どうもまだ本丸の調査が継続のようなので、もう1度現地説明会があるかも?
またいつか行く時に、城址碑と説明会の資料が置かれているといいな。
 

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