2019年8月8日木曜日

ホワイト国除外から

所謂ホワイト国、今はグループAとなっていますが、そのグループから韓国を外す事が閣議決定されてから6日。
予想通りの韓国の激しい反発がありましたね。
アメリカでは、ECRAという輸出管理法が昨年に成立しており、今回の日本の輸出管理強化は、それを先取りしたものとも言えるのですが、韓国は意図的にそれを無視しているように見えます。
ただ、この輸出管理強化に関しては、軍事転用の恐れが無いとして今日8日に最初に規制された3品目で1件の輸出の許可が例外的に発表され、適切な取引の場合は許可をすることが示されました。
また、ホワイト国から外されたことによって管理強化される品目も細則で公表されていますが、これも大規模な影響は無さそうです。
当初より日本政府が主張していた、管理強化という方針通りの動きですね。
ありとあらゆるところで日本を批判していた韓国ですが、この結果を見て告げ口されていた国は、ちょっとポカンとなったかもしれません(^^;)
あの大騒ぎは何だったのかと・・・
 
ただ、それよりも気になるのは、世界情勢が激しく動いていることです。
日本では、当然のように日韓の報道が多かったんですが、世界では日韓2国間の事は関心が低いはずで、アメリカではFOMCがあり、中国では1ドル7元という歴史的防衛ラインを切り下げる破七の動きがあり、この事が大きく報道されていますね。
この破七によって、アメリカ政府は中国を為替操作国に指定し、新たな関税政策も掛けるようです。
この為替操作国は、関税が課されたりする為、今まで韓国や中国などは、できる限り回避しようという空気が強かったように思いますが、トランプ大統領によって関税強化があちこちで発動した為、ちょっと重みは減っているような印象ですね。
新たな関税が来ても現状から大して変わらない、という雰囲気があるのかもしれません。
また、対する中国も、今までは1ドル7元のラインといのうは相当意識していたはずなんですが、割とあっさり破七を認めたような印象があります。
それほど国内状況が切羽詰まって来ているのでしょうか。
気になる所ですね。
 
日韓でワーワーとなっている間に、世界ではまた状況が1歩進んだような印象があり、今後のニュースに注目したいですね。
 

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